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第二十一部 前世夢 目覚めて見れば 懐かしい 笑顔が並ぶ 古い木造
前世夢
目覚めて見れば
懐かしい
笑顔が並ぶ
古い木造
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今朝の霊夢に懐かしい顔
朱色の着物で踊る先生
先生の周りを踊る弟子
小さな木造家屋
二階の窓に見える
数人の女性たち
外から上を見上げる
一階の狭い通路に入る
弟子たちとすれ違う
懐かしい顔に声をかける
笑顔が返る
先生はいない
踊り仲間と
談笑が続く
先生は他界している
夢矛盾に気付く
あの木造家屋
今じゃない
あれはいつの時代
明治か江戸か
生きた記憶があれば
前世夢になるが
夢がくれたヒント
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三日月未来
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三日月未来