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第十九部 悪いやつ 魔法のノート 言霊で 退治促し 奇跡の嵐
悪いやつ
魔法のノート
言霊で
退治促し
奇跡の嵐
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昔昔の落書き
ノートに
小説を書いてみた
短編小説の
主人公を自分に
架空のビル
架空の会社
何気なく
何度も書き直し
書いてみた
普通の落書き
会社の名前が入った
金色のプレート
想像に任せて書いた
主人公の周りに
色々肉付けして
駅の近くの
ガラス張りのビルに
通う会社員
落書きノートの中で
奇跡の種が成長した
時間が流れ
忘れた頃
まさかが起きた
そんな馬鹿な
新しい会社は
駅の近くの
ガラス張りのビル
外された古い
金色のプレートが
目の前にある
ノートに書いていたことが
現実化された瞬間
落書きノートが
魔法のノートになって
鳥肌を感じた
潜在意識を知るのは
それからもっと先のこと
言霊の不思議な力
文字の不思議な力
目に見えない千倍の力
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三日月未来
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三日月未来