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本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
117/126

蕾消え 小鳥舞い降り 桜満ち 青葉囲みて 小鳥消え行く

蕾消え

小鳥舞い降り

桜満ち

青葉囲みて

小鳥消え行く


つぼみきえ

ことりまいおり

さくらみち

あおばかこみて

ことりきえゆく


ーーーーーー


枯れ枝に蕾が見え始め

桜の季節到来

ときめく熱い眼差し


いつの間にか

二分三分が過ぎ

青葉が下から這い上がる


ソメイヨシノの大きな枝先

上はまだ蕾と五分咲き


満開を待つ間

小鳥の往来が続いた


やがて桜に青葉が目立ち

気付けば花は青葉の中


子が母を囲むように

青葉の中で微笑む桜


青葉台頭して

小鳥の往来が途絶え


葉桜に背を向ける小鳥

人は青葉に挨拶して

紅葉を待つ


ソメイヨシノ

可憐な華


蕾から満開

青葉から紅葉


楽しみが尽きない華


ーーーーーー

みかづきみらい

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投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

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― 新着の感想 ―
冒頭の短歌がとても情緒に富んで、美しいですね。冬を越えた桜の樹に、少しずつ花が咲き、小鳥たちが往来をして、やがて青葉、そして紅葉へと。 消えゆくとしても、またきっと逢える。桜の華は、そう教えてくれて…
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