表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本日の和歌とエッセイ  作者: みかづきみらい
115/122

雫落ち 濡れた蕾が キラキラと 光りを湛え もう直ぐ開花

雫落ち

濡れた蕾が

キラキラと

光りを湛え

もう直ぐ開花


しずくおち

ぬれたつぼみが

キラキラと

ひかりをたたえ

もうすぐかいか


ーーーーーーー


近くの河津桜は満開

桃色の鮮やかな葉が微笑んでいる


窓辺で開花を待つ染井吉野

秋に落ちた赤い枯葉を残し

なにもない枝が佇む姿に哀愁が漂う


三寒四温の季節の洗礼に

冷たい雨の雫が

どんよりとした雲から落ちて

雨の煙幕が桜の木を包み込んでいる


小鳥たちは影を潜めて隠れん坊


染井吉野の蕾が雫を纏い

綺羅星の如く輝くさまは

宝石のように美しい


桜は開花の前に

予行練習をしているようだ


今週か来週かと気にすることもなく

マイペースで準備する桜さん

ありがとう


ーーーーーー

三日月未来

みかづきみらい

 お読みいただき、ありがとうございます!

ブックマーク、評価を頂けると嬉しいです。

投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
とても美しい歌ですね。雨の雫に煌めくつぼみが、開花を待つ姿に希望を感じます。 エッセイの部分も情緒に溢れていて、桜との対話が心に残りました。読ませていただき、ありがとうございます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ