仰ぎ見た 富士の頂き 夢で見た 天使の梯子 岩壁に雪
三日月未来です
本文は430文字です
仰ぎ見た
富士の頂き
夢で見た
天使の梯子
岩壁に雪
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未明の夢は富士山と墓
今年になって初めての夢
道路の下に墓がある
宅地の下に墓がある
どちらも新しい墓
道路側を選び
煙草を墓に置く
カフェにいた
大きなガラス窓がある
窓越しに富士山が見える
別の日
同じカフェにいた
ベージュ色の燻んだブラインドが
右側の窓に下がっている
左窓には青空
布ブラインドが阻み
富士が見えない
勝手にブラインドを上げてみた
富士を見ようと顔輝かせ
前屈みになって見る
富士の裾野が広がっている
頂きが雲に隠れて見えない
頂きを見ようと
懸命に努力していたら
雲から天使の梯子
次第にガスは消え
雪を覆った富士の岩場が現れた
北岳の北壁のような崖
富士にあったかは知らない
崖といえば
井上靖の氷壁に登場する
前穂高岳東壁が有名
どちらも写真で見ただけの岩壁
富士山の荒々しい崖の上に
雪が降り積もっている
青空と富士のコントラストが美しい
初夢の意味は知らない
今年初めての夢が富士と墓
うたた寝状態で目覚め
富士山の頂きが脳裏に甦る
夢日記始めようか
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三日月未来