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妄想論

アニメランキングとなろうランキング

作者: とびうお君

 アニメなどの評価をするサイトを見ているとなろうと違う部分に気が付いた。前からわかってるが、ジャンルがすごくばらける。前からこれは書いてるので目新しいことじゃない。で何故?になる。今までは選んでる人が違うからでしょ?となってた。いわゆる層が違うからになる。


 これは間違いないんだけど、もっと突っ込んで新しい考えに至った。そもそもこれ比較するのが間違いなんじゃないか?と思えてきた。以前書いたなろうはファンが支持するランキングだという視点に近い。根本的な部分が違うのにそれをただの人気ランキングとして互いに序列だけを見てしまっている。


 コンセプトと言うか目的が根本的に異なっている。どこが?


 えーっとうまく言いにくいんだけど、なろうは選ぶことが重要になってると書いた。でもアニメ評価ランキングってすでに見た結果を評価することが多い。当然評価サイトも評価数を加味するサイトも多い。当たり前だろう。だから選ぶことが絡んでくるけどなろうほどじゃない。


 最初から選ぶことが極端にランキングに絡んでくるなろうのランキングと、そういったものとちょっと違う意味のアニメ評価ランキングでは序列の意味が全く違う。


 なんでこんなのばかりが人気なの?それは選ぶことが関わっていて、どうしてこんな作品ばかりしか最初から選ばないの?ここに行きつく。結果として高評価したものよりそっちが大きい。そうなってくると選ぶ人が特定のジャンルに目的をもってサイトに来てるからになる。アニメも実際はこういうのがある。


 ただアニメはその比較として実写を出すなら逆に実写でアニメでは多いが実写では少ないってのもあるからイーブンな関係がある。ただ漫画だとそれがすべてになる。その傾向の中で考えると重苦しい登場人物に悩みが多い内容はアニメには少ない傾向は一応ある。ノーストレスになる。


 ただこれは、なろうも重なっていてこの点の選別は無視される。きららと違うとあれほど言ったじゃないか?それはきららアニメがアニメのすべてですか?となると、アニメは原作漫画の宣伝の意味が多いのでそこまでアニメ全体ではノーストレスに純粋じゃない。なろう程度で十分。だからこの部分は相殺される。違いにはならない。


 ある意味なろうに比べるとなんでもありな無目的なアニメとジャンル的に偏る目的もった読者が訪れるなろうでは、最終的なランキングにも大きな差ができる。


 なろうの特徴的な部分は目的を持った読者にとっての序列にすぎない。根本的にこの部分が違うアニメの評価と大きく違って当たり前になる。そもそも全く意味合いが違う。なろうのランキングを見て違和感を持つ人間はその正体が多分わかってない。そもそも根本的に最初の段階で全く受け手の態度が違うんだ。


 ただしこれは多数派に限っての場合になる。以前から少数精鋭ランキングを進めるのは、多数派にとってのランキングと変えるのは選ぶ人じゃなくて探す人のためのランキングもあったほうがいいからだ。選ぶ=目的を持った読者はその目的に沿った形のランキングにしかなりようがない。


 これをアニメの評価ランキングと比較するのはスポーツで言えば全くルールの違うスポーツで争うようなものだ。意味がないとわかる。


 それらの違いを考えると、自然とアニメサイトの評価は希少性のある作品の評価が高くなる傾向がある。多くの人の支持があるとかじゃない。最初からなろうの場合目的があって特定のジャンルに集中するからなろうで言えば不人気のジャンルの作品が高く評価されやすいなんて奇妙なことは発生しない。


 それは逆に言えば、アニメのような評価の高い作品が見たいなら少数精鋭ランキングが望ましいとなる。


 そもそも根本的に全く意味が違うんだってのが分かってもらえるかな。そうなるとランキング批判のエッセイが大半ゴミだとわかるのだが…。多数派の選ぶ動機や判断にけちつけてるだけのしょーもないものになるとなる。


 最初から変わったものに評価が集まりやすいなんてのを語る以前の問題とわかるか?となる。以前の私の見方はそもそもおかしかったとなる。確かに事実そうなんだけど、意味を考えると同じようなファンタジックな作品を評価してても全く違うものだとわかる。ランキングと言う結果の前に、スタートの時点の選ぶ部分で全く違う受け手の傾向があるのにそこを無視して結果についてあーだこーだいっても多分意味がない。


 アニメもなんらかの偏った目的をもって偏った目的以外を排除するような見方をしたら多分同じものばかりになる。アニメの実写に比べると軽い傾向は多分似たようなものを生む部分になってると見ている。ただし、最初に書いたけど実写もアニメに比べると偏った排除するようなものがあるのでお互いさまになってあまり重要じゃないだけ。


 実写は映像的な問題もあるがファンタジックな話がアニメ漫画に比べると極端に少ないのでジャンル的に偏るのがすぐわかるから。ただそれが映像的な問題だけじゃなくて、そういった内容を排除するような目的が受け手にある部分もあるだろうなとは見ている。


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