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この世界には主人公がいないので、さぁゲームを始めよう  作者: 真間間々 真弓
第二章 ―理恵多江高校でのゲーム―
9/21

第7話 ―体育館=鬼ごっこ―

―にゃあ

―でぇす

―言うこと、無くなったにゃんね。

―そうでぇすね…。

―あ、次回からこれなくなるにゃん!?そしたらにゃん達が次出てくるの…。10話以降になるかもにゃんよっ!?

―嫌でぇすよっ!?もっと速く出してもらえるようにしなきゃでぇーすねぇ、あ、でもこんなこと話してたらカットされ≪カット≫






―賀稲瀬 亮吉―

「っ!はぁはぁはぁっ!……体育館…、広いッ!」

「コケェ~?そんなに広くないコケェ~いや?やっぱり少し広いコケ?」

亮吉と真菜種は体育館を全力で走っていた。

なぜこうなったのかというと…


―「(ガクブルガクブル)みっ…、…みんな…大丈夫……かな…?」

亮吉は体育館の倉庫に隠れていた。跳び箱やマットなど、大きい物が多いので隠れ場所としては最高だ。そこに、震えながら隠れていた。

急にドアが開いた。

「大丈夫じゃないコケェ~?」

「っ!?」

なんと、そこには真菜種(ハンター)がいた。亮吉はいきなりのことでビックリしていた。

「さぁ!逃げるコケェー!一分間、体育館でコケから逃げ切れたら、見逃してやるコケ?やっぱり体育館といえば鬼ごっこコケェ~!どうコケ?やるコケ?」

「っ!…。」

亮吉は迷っていた。

―どうしようか…。ここで、こいつを…信じていいのか?ホントに…だとしても…逃げれる保証が…。

「迷わないでほしいコケ~。早くするコケ。じゃああと、10秒コケェ~!10ゥ~9ゥ~8ィ~!」

「っー!!!うぅ……や…」

「なー、あ、や~?」

亮吉は決断した。



「やっ!……るっ!!!」



大声でいった。



「後悔するなコケェ~?」



冷たく冷静な声だった。怖いくらいだった。

「じゃあスタートコケェ~体育館から出るなコケよ?」

「わかって…る…!」

「10秒まつコケェ~!」

「じゃあ本気だす。」

いきなり亮吉が低い重い声でいった。

「っ!?」

真菜種はいきなりのことでビックリしていた。

―こっ、こんな人だったコケっ!?いや静かでしゃべらなくておっとりした人だったコケ…。なんだったコケっ!?

「じゃあ……はじ…めよ…?」

「なっ!?こけっ!?」

「ゲームすたーと…だよ?」

と言ったとたんに、亮吉は駆け出していった。とりあえず、体育館の端まで行くらしい。

「はぁ。急にスタートコケねぇ…。といううか、コケに端の鬼ごっこを挑むとは…いい度胸コケェ~。」

「っはぁ!はぁっ、……。…どしよ…。」

悩んでいた。

(まなたね)は、陸上部のエースだ。勝てっこない。そして、銃を使ってダメとは言ってないので、たぶん、銃を使ってくるだろう。端にいた方がいい。こっちには盾しかない。けど…。

「うーん…。うー…」

「そんなに迷うひま、あたえないピヨ~」

パアッン

「っ!?」

カキンッ

亮吉はギリギリのところで、盾で防いだ。

「っ!…。とりあえず…逃げるっ…!」

「そーんなぁ無計画で逃げれる相手だと思われてるコケェ~?あ、残りぃ50秒コケェ~」

この勝負、亮吉のほうが立場が弱いようだ。しかし、最初のスタートに体力を多めに使ってしまったのか、息が少しきれている。

「コケェ~…。少しすばしっこいコケねぇ…。はぁはぁ…。むー少し体力落ちたコケ?」

―落ちてそれか…。

亮吉は真菜種が呟いたことに一人で突っ込んでいた。最近、真菜種がゲームの大会が忙しいので、部活を休んでいた。来週から行くコケェ~と、後輩に言っていたようだが…。

「コケ!コケェ~コケッ!」

パアッン!パアッン!パアッン!

3発の銃声が聞こえた。

「ぬっ…!ぐぬぬぬ…ぬぬ、、、あっ!」

―これは…持久戦だな…。持久戦でしか戦えない…。

体力が減ったといいながらすごいスピード出走続けている、真菜種。真菜種は陸上部だが、その種目は…

「短距離。今すごいスピードで走ってるし…。これで、もしかしたら…。」

「コケ…。速く…。捕まえなきゃコケっ…!」

「ビ…ンゴ…!!」

「コケッ!?っち!すばしっこいコケェ…。あ、あと30秒…っ!」






―捕まった組―

「なぁ~暇なんだけど~。誰のせいだろうなぁ~(チラッ) 暇だよなぁ?金一郎?」

「そうでござるなぁ…スマホも没収されたでござるしな~。(チラッ)」

「なんかさっきからチラチラ見られてる気がするピヨ…」

ここは鬼ごっこで捕まった組。才野 離陸、安井 金一郎、八津利 綿佐里がいる。ルール上、捕まった人は教室から出てはいけないし、スマホを隠した張本人、真菜種はまだいないし、兎に角暇なのだ。

「だってぇ~(チラッ)なぁ(チラッ)」

「そうでござるなぁ(チラッ)離陸ぅ(チラッ)」

「ピヨはスマホがどこにあるか知らないピヨよ。」

「真菜種なんかいってなかったでござるか?」

「そうそう。スマホをどこに隠したとか、どの教室とか…」

「ぴよ。」

「「ん?」」

「教室にあるとは言ってたピヨ。」

「よぉしー探すかぁ~金一郎~!」

「そうでござるなぁ~」

「やる気出しすぎピヨ。でもどこに隠したはしらないピヨよ?」

「ああ、それは、大丈夫だ。俺たちも暇なんだ。探そうぜ?」

「そうでござる。じゃあゲームにするでござる。先に見つけた人に最下位が5ポイントあげる。どうでござる?」

「いいぜ!」「いいピヨ」

「じゃあいくでござる」



「「「Oath to hero≪主人公に宣誓≫」」」



二つ目の試合(ゲーム)が始まった。


ピヨピヨ<こんにちはピヨ~

ニワトリ<こんばんはコケェ~

ピヨピヨ<お姉ちゃんは小説に出てきてていいピヨね…。ピヨも出てきたけど最後の少し…。

ニワトリ<す、すまないコケェ…。

サクシャ<ご、ごめんなさい…。その代わり次の話は出てくるようにしましたので…。た、たぶん…。

ピヨピヨ<ならいいピヨ。

ニワトリ<いいコケね…。

????<にゃ…。もうにゃんたちなんぞ滅多にでないにゃんよ…。

????<そうでぇすよ、あとがきに出てくるか出てこないかでぇーすよ…。

サクシャ<…。(ご、ごめんなさい…。)

????<謝ってすむなら警察いらんにゃん。

????<そうでぇすよ。

サクシャ<…。(ほ、ほんとすみません…。)

????<土下座しろにゃん。

サクシャ<こ、怖いぃ!?あ、はいはい。時間ですね~。はい。次の更新は今週の日曜日か、来週の月曜日か火曜日になります。よろしくお願いします!

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