第7話 ―体育館=鬼ごっこ―
―にゃあ
―でぇす
―言うこと、無くなったにゃんね。
―そうでぇすね…。
―あ、次回からこれなくなるにゃん!?そしたらにゃん達が次出てくるの…。10話以降になるかもにゃんよっ!?
―嫌でぇすよっ!?もっと速く出してもらえるようにしなきゃでぇーすねぇ、あ、でもこんなこと話してたらカットされ≪カット≫
―賀稲瀬 亮吉―
「っ!はぁはぁはぁっ!……体育館…、広いッ!」
「コケェ~?そんなに広くないコケェ~いや?やっぱり少し広いコケ?」
亮吉と真菜種は体育館を全力で走っていた。
なぜこうなったのかというと…
―「(ガクブルガクブル)みっ…、…みんな…大丈夫……かな…?」
亮吉は体育館の倉庫に隠れていた。跳び箱やマットなど、大きい物が多いので隠れ場所としては最高だ。そこに、震えながら隠れていた。
急にドアが開いた。
「大丈夫じゃないコケェ~?」
「っ!?」
なんと、そこには真菜種がいた。亮吉はいきなりのことでビックリしていた。
「さぁ!逃げるコケェー!一分間、体育館でコケから逃げ切れたら、見逃してやるコケ?やっぱり体育館といえば鬼ごっこコケェ~!どうコケ?やるコケ?」
「っ!…。」
亮吉は迷っていた。
―どうしようか…。ここで、こいつを…信じていいのか?ホントに…だとしても…逃げれる保証が…。
「迷わないでほしいコケ~。早くするコケ。じゃああと、10秒コケェ~!10ゥ~9ゥ~8ィ~!」
「っー!!!うぅ……や…」
「なー、あ、や~?」
亮吉は決断した。
「やっ!……るっ!!!」
大声でいった。
「後悔するなコケェ~?」
冷たく冷静な声だった。怖いくらいだった。
「じゃあスタートコケェ~体育館から出るなコケよ?」
「わかって…る…!」
「10秒まつコケェ~!」
「じゃあ本気だす。」
いきなり亮吉が低い重い声でいった。
「っ!?」
真菜種はいきなりのことでビックリしていた。
―こっ、こんな人だったコケっ!?いや静かでしゃべらなくておっとりした人だったコケ…。なんだったコケっ!?
「じゃあ……はじ…めよ…?」
「なっ!?こけっ!?」
「ゲームすたーと…だよ?」
と言ったとたんに、亮吉は駆け出していった。とりあえず、体育館の端まで行くらしい。
「はぁ。急にスタートコケねぇ…。といううか、コケに端の鬼ごっこを挑むとは…いい度胸コケェ~。」
「っはぁ!はぁっ、……。…どしよ…。」
悩んでいた。
―鶏は、陸上部のエースだ。勝てっこない。そして、銃を使ってダメとは言ってないので、たぶん、銃を使ってくるだろう。端にいた方がいい。こっちには盾しかない。けど…。
「うーん…。うー…」
「そんなに迷うひま、あたえないピヨ~」
パアッン
「っ!?」
カキンッ
亮吉はギリギリのところで、盾で防いだ。
「っ!…。とりあえず…逃げるっ…!」
「そーんなぁ無計画で逃げれる相手だと思われてるコケェ~?あ、残りぃ50秒コケェ~」
この勝負、亮吉のほうが立場が弱いようだ。しかし、最初のスタートに体力を多めに使ってしまったのか、息が少しきれている。
「コケェ~…。少しすばしっこいコケねぇ…。はぁはぁ…。むー少し体力落ちたコケ?」
―落ちてそれか…。
亮吉は真菜種が呟いたことに一人で突っ込んでいた。最近、真菜種がゲームの大会が忙しいので、部活を休んでいた。来週から行くコケェ~と、後輩に言っていたようだが…。
「コケ!コケェ~コケッ!」
パアッン!パアッン!パアッン!
3発の銃声が聞こえた。
「ぬっ…!ぐぬぬぬ…ぬぬ、、、あっ!」
―これは…持久戦だな…。持久戦でしか戦えない…。
体力が減ったといいながらすごいスピード出走続けている、真菜種。真菜種は陸上部だが、その種目は…
「短距離。今すごいスピードで走ってるし…。これで、もしかしたら…。」
「コケ…。速く…。捕まえなきゃコケっ…!」
「ビ…ンゴ…!!」
「コケッ!?っち!すばしっこいコケェ…。あ、あと30秒…っ!」
―捕まった組―
「なぁ~暇なんだけど~。誰のせいだろうなぁ~(チラッ) 暇だよなぁ?金一郎?」
「そうでござるなぁ…スマホも没収されたでござるしな~。(チラッ)」
「なんかさっきからチラチラ見られてる気がするピヨ…」
ここは鬼ごっこで捕まった組。才野 離陸、安井 金一郎、八津利 綿佐里がいる。ルール上、捕まった人は教室から出てはいけないし、スマホを隠した張本人、真菜種はまだいないし、兎に角暇なのだ。
「だってぇ~(チラッ)なぁ(チラッ)」
「そうでござるなぁ(チラッ)離陸ぅ(チラッ)」
「ピヨはスマホがどこにあるか知らないピヨよ。」
「真菜種なんかいってなかったでござるか?」
「そうそう。スマホをどこに隠したとか、どの教室とか…」
「ぴよ。」
「「ん?」」
「教室にあるとは言ってたピヨ。」
「よぉしー探すかぁ~金一郎~!」
「そうでござるなぁ~」
「やる気出しすぎピヨ。でもどこに隠したはしらないピヨよ?」
「ああ、それは、大丈夫だ。俺たちも暇なんだ。探そうぜ?」
「そうでござる。じゃあゲームにするでござる。先に見つけた人に最下位が5ポイントあげる。どうでござる?」
「いいぜ!」「いいピヨ」
「じゃあいくでござる」
「「「Oath to hero≪主人公に宣誓≫」」」
二つ目の試合が始まった。
ピヨピヨ<こんにちはピヨ~
ニワトリ<こんばんはコケェ~
ピヨピヨ<お姉ちゃんは小説に出てきてていいピヨね…。ピヨも出てきたけど最後の少し…。
ニワトリ<す、すまないコケェ…。
サクシャ<ご、ごめんなさい…。その代わり次の話は出てくるようにしましたので…。た、たぶん…。
ピヨピヨ<ならいいピヨ。
ニワトリ<いいコケね…。
????<にゃ…。もうにゃんたちなんぞ滅多にでないにゃんよ…。
????<そうでぇすよ、あとがきに出てくるか出てこないかでぇーすよ…。
サクシャ<…。(ご、ごめんなさい…。)
????<謝ってすむなら警察いらんにゃん。
????<そうでぇすよ。
サクシャ<…。(ほ、ほんとすみません…。)
????<土下座しろにゃん。
サクシャ<こ、怖いぃ!?あ、はいはい。時間ですね~。はい。次の更新は今週の日曜日か、来週の月曜日か火曜日になります。よろしくお願いします!