第4話 ―ゲームスタート―
ニワトリ<コケぇーやぁっとゲームスタートコケ
ピヨピヨ<そうピヨねぇ~やっとピヨ
ニワトリ<そういえばこの話の題名長いと思わないかコケ?
ピヨピヨ<『この世界には主人公がいないので、さぁゲームを始めよう』ピヨ。長いピヨくそみたいに長いピヨ
ニワトリ<誰か4文字くらいに省略したの考えてくれないコケかねぇ…。
????<やっとにゃあ達が出てくるのが近いにゃっ!名前は出にゃいけど…。
????<そうでぇ~すねぇ!やっとでぇーすっ!あと1話でぇすっ!
ニワトリ<コケッ!?誰コケッ!?
ピヨピヨ<私達の出番とるなピヨッ!?
「じゃあ、いいわね?『Now enjoy the game?』」
乃乃夏が言った。
「「「yes!」」」
みんな一斉に叫んだ。
「じゃあ始めるピヨ?」
「う…んっ!準備…ダイジョブッ!」
「みんなショルダーせおったコケねぇ?では五分後、4:00にて始めるコケ。」
「わかったわ!もう…逃げて良いのよね?」
「良いピヨ☆」
みんな一斉に駆け出していった。
「さぁ綿佐里ぃ…?準備を始めるコケェ~?」
―才野 離陸―
「っはぁ、はぁ、はぁ…あと2分か…どこにいこうかな…。」
今、離陸がいるのは二階の第一音楽室前。自分達の教室は4階なので、結構走ってきたのだ。
乃乃夏などは5階のプールがあるところにいくと言っていた。
鬼がどこに来るかもわからないので、どこにいってもいいのだが。
「しっかしまぁ、この校舎広いよなぁフツー迷子になるぜ?こりゃ。まぁ?俺様はぁ?迷子になったことないけどぉ?はぁ~!はっはっはぁ!」
1週間前に校舎で迷子になり泣きながら、先輩に職員室まで連れていってもらっていたのは、誰だろうか。
「おっと行けねぇ…もうあと30秒………。あ、…。そだ…。」
―野々村 乃乃夏―
「はぁ…自分からやるとか言ったけど…自信ないわぁ…あの二人シューティングゲーム上手いし…全国一位と二位って…。」
真菜種と綿佐里はあるシューティングゲームの大会で全国大会、一位と二位をとるという、1-2フィニッシュを決めたばかりである。姉妹で1-2はごく稀らしい。
「だとしても、プールフツーに開いてるっておかしいわ、この学校。」
そう、この理恵多恵高校はプールが年中無休で開いているのだ。生徒も自由に入る事ができる。
「ふぅ…もうはじまったころかしらねぇ…」
乃乃夏はプールまでずっと走って来て疲れていたので、床に座った。
ところが、
「……っ!?!?」
―委員長(略今 世羅)―
「…、」
委員長は生徒会室前にいた。
「ここならこれないでしょ…生徒会の仕事でも使用かしら?」
委員長は生徒会室に入りファイルを片付けたりしていた。
「さてと…もう始まっているわよねぇ…10分過ぎたかしら。何人捕まったかわからないわねぇ…。」
そう呟くとなにか物音がした。
「……えっっ!?!?」
―安井 金一郎―
「サササで、ござる!あ、いやこんなに物音たてたらみつかるでござる…。静かに…忍び足でござるっ!もう勝負は始まっているでござるっ!」
金一郎はそう言って、静かに(…?)行動していた。
「もう15分もたつでござるな…離陸や亮吉は大丈夫でござるか…」
「人の心配してる場合なのか?ピヨ?」
「っ!?!?」
―賀稲瀬 亮吉―
「(ガタブルガタブルガタブルガタブル)」
亮吉は体育館の倉庫のものの影に隠れていた。しかし、ずっと震えている。
「み…。みんな…だ…だい…じょうぶ…ぅ…かな…?」
「ん~大丈夫じゃないコケねぇ?」
「……っ…!?」
????<にゃあ~!あとちょっとにゃっ!
????<あと少しでぇ~すっ!やったでぇ~すっ!
ニワトリ<コケッ!?いつ出るコケッ!?
ピヨピヨ<そうピヨッ!ピヨ達知らんピヨッ!
????<にゃぁ~に、あわてるでにゃい。にゃぁ~っはっは
????<次は来週に出る予定でぇ~す、よろしくでぇ~す!
(ニワトリ<コケッ!?宣伝とられたコケッ!?)
(ピヨピヨ<て、手強いピヨ…。)