叶わない恋
初めて書いた作品です。
よろしくお願いします。
楽しい恋、つらい恋、叶う恋、叶わない恋。
この世界には色々な恋があります。
皆さんはどんな恋をしていますか?
僕は叶わない恋をしています。
もちろんつらいです。
でも楽しいこともあります。
これはそんな僕の恋の物語。
僕が彩と出会ったのは、小学一年生のときだった。
僕たちは小学校で五回同じクラスになった。
一緒にいるうちに僕たちはどんどん仲良くなっていった。
ある日、彩に好きな人ができたから協力してほしいと言われた。
彩の好きな人は僕の知らない男子だった。
それを聞いたとき、僕は自分の気持ちに気づいた。
でも、告白しようとは思わなかった。
だって、彩は僕のこと友達だと思っているし、彩の好きな人はあいつだから。
中学生になって少しのときがたち、彩はあいつに告白した。
「やったよ!おっけーもらえた!」
彩は嬉しそうだった。
僕は笑顔で
「やったじゃん!よかったね。」
と言った。
本当はすごく嫌だった。
何であいつなんだ。僕の方が好きなのに。
でも、彩が選んだ人だから仕方ないか。
そう僕は自分に言いきかせた。
それからというもの、彩は嬉しそうにあいつのことを話してくる。
僕はそのたびに胸が痛んだ。
僕がもっと早く自分の気持ちに気づいていれば。
そう何度も思った。
でももう遅いんだ。
中学校三年生のクリスマス、僕は告白することにした。
だってこのままじゃ諦めきれないから。
「好きだよ。これからもずっと。」
「知ってるよ。これからもずっと友達でいてね。」
彩は僕のことを友達としか思っていなかった。
きっとこれからも恋愛対象としては見てくれない。
僕はそう思った。
だから僕は告白だとは言わなかった。
今の関係が壊れるのも怖かったから。
この気持ちは僕の中にしまっておこうと思う。
ちょっとつらいけど、君には幸せになってほしいから。
次は僕も叶う恋がしたいな。
少しだけそう思った。
読んでくださってありがとうございました。
もしよろしければアドバイスなどしてもらえると嬉しいです。