表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/53

あらすじ

 修平はある日突然、クラスメイトの美月に付き合ってほしいと言われる。

 何事かと狼狽する修平だったが、美月にしつこく交際を迫るクラスメイト、加太対策の為だと説明を受ける。

 特に断る理由もなく、修平は軽い気持ちで引き受ける。

 だが、それによって近所かつ幼馴染であった、亜矢との関係に少しずつひびが入っていった。

 また、修平は加太が犯人と思われる嫌がらせを受けるようになる。

 そして、悪化していく加太の嫌がらせに、一度は嘘の付き合いをなかった事にしよう、そう言い出す美月であったが、修平に今後も加太に怯えて誰とも付き合わないつもりか、と言われて思いなおす。

 だが、亜矢との関係は悪化する一方だった。それに拍車をかける美月の言動。彼女は亜矢が修平を好きな事を見抜いており、彼女なりの牽制だった。

 そして、ついには美月は亜矢に対して、最初は偽りの恋人同士だった事と、今は本気で修平の事が好きである事を告げる。

 時、同じくして修平は加太と相対していた。もう、美月に対してストーカー行為をやめるよう説得する。

 だが、すでに修平憎しで狂気に陥っていた加太はナイフで、修平を殺そうとする。

 その窮地をすくったのは修平の友人だった。

 彼は加太からナイフを取り上げ、二度とこんな事がないようにと痛めつけた。

 その日の夕刻、修平は家を訪ねてきた亜矢に、美月との付き合いはフリだったと、彼女からそう聞かされたと告げる。だが、今は本気なのだと。

 亜矢は自分の気持ちを告白する。そして、修平は亜矢の気持ちを知っているんだと思い込んでいたとも。

 泣きながら去っていく亜矢に対して、初めて彼女に対する愛おしさを感じる修平。

 その翌日、美月とデートだった。待ち合わせに場所に先につく修平、そして美月を見つける。その背後にいる加太の姿も。

 警告を発する間もなく、美月は道路に突き出される。

 そして、彼女に迫るトラック。

 それが、修平達が背負う十字架のはじまりだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ