表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

インドアーズハダストレス(IHS)

私の名前は春夏秋冬ヒトトセ) 権蔵ゴンゾウ)

歳は81で、趣味はゲームをつくることじゃ。

IHSの開発を担当している。

IHSはとても開発者の間ではなかなか評判がよい。

実をいうと、IHSはもともとはあるゲームのなかのミニゲーム

の一部として開発を進めていたのだが、

あまりに開発が大規模になってしまって、

誰にも手がつけられなくなってしまったんじゃ。

残念なことに。

当初は次世代RPGを作る予定だったんだが、

だんだん私のようにふざけたミニゲーム

などを追加しようとする人間が現れて

開発がうまくいかなくなっていまってね。

結局、次世代がどういうものなのか、

開発者の意見が食い違ってしまったんじゃ。

だから、一部の人間は途中まで完成しかかって

いたゲームを組織を抜けて開発を進めた。

次第にそのメンバーの間で共通の名前というか

プロジェクトができあがった。indoors。

当初の開発者がリーダーになって開発が進んでいる。

最初のうちは数字をつけていたのだが、

進むにつれて自由になっていった。

それが今の状態だ。

私が開発しているのは、

コードネームIHS(IndoorsHadaStress:インドアーズハダストレス)

すなわち、化粧品の部分だ。

Indoorsは現実とほぼ一緒の世界をRPGで再現しようとした。

つまり、化粧品もできるだけ、本物に近づけなければ

ならなかった。だから、化粧品会社、ドラックストアなどにスポンサー

になってもらって、できるだけ現実世界に近づけたゲームにしたかった。

私たちがとくにこだわったのは肌ストレスパラメータの作成について

だった。だから、このコードネームを肌ストレスにしたのだ。

ちなみに、私たちだけでは作成できない部分をIVHSが担当して

くれている訳だ。しかし、結論としていえることは

現実をゲームにすることはとても難しいことであり、

はっきりいって今の人数では何年かかるかもわからない状況なのだ。

それにもう開発プロジェクトもなくなってしまって

もうみんな好き勝手に開発がすすんでいる。

しかも、最近ではニセモノまで現れ始め。

今や、Indoorsがどのようなゲームを開発したかったプロジェクトなのかもわからなく

なってしまった。

しかし、私たちの製作できる部分は完璧を目指したいと思っている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ