表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/9

第二話ここはどこだ!なにぃ?異世界だと!?

第二話ここはどこだ!なにぃ?異世界だと!?






 「おい…きろ……おき…」

 「後5年寝かせてくれ」


 「起きんかああああああああああ!!」


 「耳元で叫ぶな五月蝿い!!!」

 

条件反射で裏拳を放ってしまったが手応えが無い。何故だ?

 そう思い目を(しぶしぶ)開けると其処には白いひげを膝まで生やした白髪の老人が立っていた。


 「何をする!危うく当たる所じゃったぞ。まぁおぬし程度の力量じゃと不意打ちでもわしに当てる事は不可能じゃが」


 「すっげー馬鹿にされている気がするけど「気ではなくしておるのじゃが」…」


 「まぁそんな些細なことはどうでもええんじゃ。御主をここに呼び出したのは他の誰でもない、このわしじゃ」

 

そう淡々と言われても…呼ばれた?


 「おい爺、ここは何処だ?」

 

すると爺は何かを悩むような顔をすると


 「死後の世界じゃ」


 「…つまり何か?俺は死んだのか?いつ?何処で?どうやって」


 「ちょ、そんなに近づくでない!お主の姉なら大歓迎じゃがお主の顔のドアップなぞいらん!」


 おお!つい興奮して爺に顔近づけすぎていたようだ。ってか爺何で家の姉知ってるんだ?しかもここが死後の世界って…


 「とりあえず順を追って話そうかの。質問は話が終わってからにしてくれ…まずお主の事じゃが、お主はセ〇ンイレ〇ンに向かう途中宇宙そらより飛来してきた1cmの隕石に頭を貫かれ、その後隕石落ちた衝撃、ショックウェーブで体を木っ端微塵にされた。それでお主の向こう側での体は完璧に、それこそ世界の法則を捻じ曲げて生き返す事も不可能な程のレベルで焼失した。ふぅ何か質問は在るか?」


遺伝子単位って…でもまぁこの話の信憑性は兎も角としてこの爺が嘘ついている訳でも無さそうだし。とりあえず今一番気になることは


 「あんたは誰だ。」


 「わし?わしはお主等人間の言う『神』という存在より人間の監視を命じられた唯の老いぼれじゃ」


 「だから姉貴のことも知っていたのか」


 「お主の姉だけでなくこの星に住む人間の事なら手に取るようにわかる。もちろんお主の過去や知られたくない事、世界の創造まですべて知っておる」


 「へぇ…で、ここからが本題なんだが…俺はどうなる」

 

爺の正体がわかった今次に気になるのが、俺という存在がどう扱われるのか


 「お主には悪いことをした。元々あの1cmの隕石はわれら監視側の者が遊び気分で落とした物で世界に干渉するはずの無い物だったのじゃ。」


つまり何か?俺は監視側の奴の遊びの所為で死んだのかよ…なんて理不尽なorz


 「勿論その者は既に消去したのじゃが、死んでしまったおぬしの事を放置する訳にも行かなくての、それでどうするか決めるためにここに呼んだのじゃ。」


 「つまり殺した責任を取るためにここに俺を呼んだんだな?」


 「そうじゃ。まぁそれでじゃがお主には異世界へ行ってもらう事にした。拒否権は持ち合せておらんからの」


 「理不尽だ…はぁ、それで俺は異世界で生まれ変わるのか?」


 「いや、お主にはそのまま行ってもらう。こちらでの肉体のままじゃが向こうで生き延びる為に一つだけ力を授けようと思う」

 

わぁーい王道来たよこれ


 「それでその力って?」

 

早く早く


 「うむその力とは…お主の想像した及び記憶の中にあるすべての銃を召喚出来る力じゃ。ただし一度に召喚出来る銃の数は三つまでが限度じゃが」


 「……………………」


 「………」


 「……何その微妙な能力…」


 「微妙と言わないでくれこれがわしの限界なのじゃ。序でに行っておくと召喚した銃はお主の記憶通りになる。例えばアー〇ード〇アのコジマキャノンを召喚しても大きさはネクストの持つものと同じ大きさになる上、発射する為のコジマ粒子も持ち合せておらんから召喚しても唯のでかい鉄の塊になってしまうのじゃ」

 

…つまり銃の大きさ変更は不可能。もし特殊能力や外部からのエネルギー供給の必要な銃とかは使用不可能。例ヘル〇ン〇のジャッカル。多分召喚しても糞重い鈍器にしかならないと思う…アーカー○並みの筋肉付いてないとあれは使えそうにない。勿論俺はあそこまで化け物じゃない。

 

 「爺…それ以外ないのか?」


 「無い…頼むこれで我慢してくれ、この能力でも使い方次第では強い筈なのじゃ」


 「まぁ能力貰えるだけでも有難いと思っとくよ。ってか無いんなら仕方ないし」


大体さっきも言ったように能力貰える側が文句言っても意味無いし、俺はそんな恩知らずじゃない。まぁ向こうが俺を殺したんだけど…


 「すまん…それではそろそろ時間の様じゃ」


 「急に足元に穴が開いて落ちるとかそんなべたな展開じゃないよな」


 「はっはっはその通りじゃ」


途端、先程まであった筈の地面に立っている感覚がなくなった


 「あ」


 「いってこ~い」


 「クゾジジイイイイイイイイイイイイイイいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」


重力に従い俺は足元に開いた大穴に落ちていった

 

 「元気での若者よ…」


落ちながら爺の呟いた事を聞き取って俺は闇に包まれた…







※主人公の能力の説明

本編に書かれている通りエネルギー供給の必要な銃(例初代ガン〇ムのビームライフルの類)や特殊能力の必要な銃(例ヘ〇シ〇グのジャッカル)は使用不可能。

現実に存在する銃の大概は使用可能。大まかな使用可能銃一覧↓

ハンドガン

サブマシンガン

アサルトライフル

スナイパーライフル

対戦車砲

迫撃砲

対空砲

特殊能力不必要な銃

列車砲

レールガン(物にもよります)

超技術火器(外部エネルギー供給不必要なもののみ)


一度に出せる銃は合計三丁、消すのも自由。弾薬の召喚は無制限。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ