第一話理不尽やっほーい
※注意この作品は作者の気が向いたら更新する為更新速度は亀同然です。
半最強物、異世界物が苦手な方はお戻り下さい。
第一話理不尽やっほーい
「ガリ〇リ君に、朝見大福餅…他に何か在ったっけ?」
独り言を呟きながら俺は足を家の近くで、最近オープンした『セブン〇レ〇ン』に進めていた。
「はぁ…それにしても、まだこんな寒い季節なのになんで家の家族はアイスなんか欲しがるのか。
しかも「寒いからお前パシリいってきな」って言って金も渡さないで追い出すとか…あ~また自腹じゃないといけないのか」
先程と同じ様にため息を付きながらも歩き続ける俺、序でに気温は5℃。
「でも買っていかなかったら絶対…いや考えるのは止そう。でも金ぐらい渡してくれても…止めようこれ以上考えると涙が出てきそう。」
そして本日何度目かの溜息を付く。
「家のルールは弱肉強食…両親は海外出張、姉は古武術の師範代、弟も姉と同じく古武術の使い手。癒しの存在的な妹の本性は、トリガーハッピー…なにこれいじめ?」
追加でまた溜息を付く。
「溜息は幸せを逃がすって言うけど既に幸せがない場合は如何すれば良いんだ?」
まぁ答えを期待している訳ではないけど…
「もう考えるのは…ん?」
最後の溜息の後から何故かヒュウウウウウと音が聞こえるのは気のせいか?
「気のせいだよな、ハハハ遂に幻聴まで聞こえるように『ヒュウウウウウウウウウウウウウ』なったか…」
流石に気になり俺は音のする方向…つまり上空を見上げる。
見上げた先は黒を塗り潰した様な漆黒の空が存在した。
ただ一点何時もの空には無い物があった…
「隕石?」
それが俺のその世界での最後の言葉になった…