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3話 職業選択という名の博打

「職業…何があるんですか?」

「ほい、これ一覧ね」

「いや多すぎィ!」

目の前にモニターが出て来て、それに沢山の職業が映し出された。

パッと見でもかなりの数があることが分かる。

スクロールしたら1番下まで行くのに3秒はかかった。

……この中から選ぶの?


「何にする〜?一応ランダムで選ぶ事も出来るけど…どうする?」

「やりたいような職業も無いし…ならランダムでお願いします!」

「了解。ならこのボタンを押してね」

その後、急に地面の中からガチャガチャが現れた


「それじゃあポチッとな!」

ボタンを押した瞬間、ギューンと言う唸り声が本体から聞こえた。

これ大丈夫かな?


「これ大丈夫なんですか?」

「大丈夫大丈夫。職業の数が多すぎるからどうしてもこうなるの。あともう少し言葉柔らかくしても大丈夫だよ?気にしないから」

「ああ。あの多さを見たら納得したよ…」

「ちなみにランダムで選んだらもう選択し直せないからね。あとランダムでしか出ない職業もあるよ?」

「それ言うの遅くない?」

「あはは…ごめんごめん。まあスイ君は気にしないでしょ?」

「まあ確かにそうだけど…」

そうやって話していると、ガチャから電子レンジみたいな音が聞こえた


「あ、終わったみたいだよ」

「何々…奇術師?」

ガチャには奇術師と書いてあった


「奇術師…さっき言ったレア職業が出たね」

「レアって事は強かったりするの?」

「いや…レア職業はデメリットがあったり、ステータスが尖ってたりするから一概には言えないかな…と言うかこの職業…最弱って言われてるよ」

「奇術師のデメリットって何かあるの?」

「んっと…【攻撃系統魔法使用不可能】【武器装備制限】の2つだね」

「うわあ…結構酷い」

まるで攻撃するなと言わんばかり……


「でもレア職業はユニークなスキルを覚えたり、ステータスアップの成長率が高かったりするよ?」

「えっと…職業は決めたからもうステータスで確認出来るのかな?『ステータス表示』!」


すると僕の目の前に板状の物が現れ、ステータスが表示された



ーーーーーーーーーーーー


スイ 奇術師Lv1


HP150

MP300


STR(筋力)10

DEF(防御力)11

DEX(器用さ)40

COM(体力)12

AGI(素早さ)50

MIND(魔力)30

INT(賢さ)10


ーーーーーーーーーーーー



確かにかなりの偏り…というか別の職業を見てないから高いのか低いのか良く分からない


「へぇ…面白いステータスだね。正直かなり苦労しそうだけど…」

楓もこう言うぐらいの酷さらしい。まあDEXとAGIが他より高いから、これを生かして戦うのが良さそうだな。活かし方分かんないけど


「んー。まあ何とかなるでしょ!」

「やっぱり君面白いね。ここに連れて来て良かったよ」

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