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第三十六話/悪戯博士

 フィフティ・フィフティ——半分半分というのはオレがおよそ意地悪というか、今の彼女を本名であるロイ・バレットと言う名で呼ぶことに抵抗があったために名付けた名前なのだが、そんなオレの自罰心は今はあまり関係ない。今話題に上げるべきは、そんなロイ・バレットの姉である。


 彼女の姉は活発な女性だった。

 アニモ・バレットという名の彼女はいつも姉たらんと考え、行動し、常に先陣を切ることでオレ達二人を導いてくれていた。優しい姉であったし、我儘で傲慢ちきなところもあった、とても普通な姉である。


 彼女はあの日、オレが駆けつけると同時にどこかへと行方を眩ませた。オレに妹を任せて、どこかへと。

 だから、そんなアニモそっくりな喋り方をする彼女を、アニモ・バレットその人であると判断して、何かしらの事情によってオレ達の元へと戻って来てくれたのだと思ったのだ——が。


「……ふふふ、騙せちゃってたのかァ。大笑い必至だにゃー」


 フィフティを背負ったままに室内へと入り、後ろ手に扉を閉めながらも彼女は心底楽しそうな嫌らしい笑みを浮かべてそう口にした。

 無論、オレはその言葉に警戒心を一層強めることで応じる。


「取り敢えず、ロイちゃんは返すよ。いや、その前に怪我の治療を優先するべきかな? うん、そうだね。そうしよう。ほら、服脱いでベッドに横になる。結構な傷なんだから早めに処置を施すに越したことはないよ」


 フィフティをベッドの縁に下ろした彼女は、今度はオレの後ろへと回ってぐいぐいと結構な力を込めて押し込み、ベッドへと寝っ転がらせる。割と傷だらけな身体なので押されると痛かったりしたが、弱みを見せて良い相手であるのか否か……見定めなければなるまい。


「ほら脱いで。ありゃあ、痛そう」


 なんて溢しながらもベッドの縁に座らせたフィフティの指先をオレの傷に這わせていく。フィフティは傷に反応して能力を発動するので、特にこれと言って人を選んだりはしないのだが、傷を完璧に処置をするならば時間をかけてゆっくりと縫合した方が傷後も残り難いのだけれど、その手は早く、取り敢えず傷口くっつけとばいいやといった適当さが窺える。

 そんなところも、アニモっぽい。


「ワルツ・ワルツ・ワルツの糸を操る能力(スレッド・スラット)に、スパイス・テイクの相手を(スリー)呪う(ステップ)能力《シグナルス》か……強大無比な能力とは言えない能力ではあるけれど、いかんせん面倒なカード二枚だったと言えるだろうね。よく頑張ったよく頑張った、お姉さんが褒めてしんぜよう」


「……貴女は、アニモ・バレットでは…………」


「うん、無いよ。彼女のことは知っているし、その上で君を騙すために彼女のフリをしたのは事実であって、完璧に騙されてくれたから大満足な悪戯だったのだけれど」


「悪戯ですか……」


 騙されるだろ、あんなの。

 あのタイミングでそれっぽいフリとかされちゃったら、騙されて然るべきだろ。しかも最後に会ったのが数年前とかいうレベルの相手なのだから、尚更に騙されるわ。


「今、元気にしてますか?」


「元気だよ。ただ、君らにあったことを考慮したら仕方がないんだろうけどねぇ〜……ちょっと擦れちゃっててさぁ、一目見てアニモちゃんだとはわからなくなってるかな。グレちゃってるよ、もう眼なんてこんな風に常に睨んでてさ」


 目を細めて眉間に皺を寄せた顔をする彼女。

 彼女曰く、今のアニモがそんな顔らしいがオレの記憶の中のアニモは怒った時でさえもそんな顔はしなかったので、とても信じ難い。というか、想像し辛い。顔を重ねようとしても、靄がかかったように上手く生成出来ずにいる。


「貴女はオレらにどうして接触して来たんですか?」


「んー? まあ、所属している組織の方でさ、君らに接触してちょいとばかり話すことになったのよ。きっと今頃ソウルくんら、あちらさんにも接触しているはずだよ」


「そうですか。で、その組織というの——」


「可哀想に。ソウルくんらの方に行った男はね、まあ碌でも無い男な訳だよ。人の話は聞かない、話し続ける、話し出したら止まらない、自分の中で話を完結させて対外的なコミュニティスキルに欠陥がある男でねぇ……わっはっは、今度会ったら優しくしてあげてネ」


 貴女も大概では、とは口が裂けても言えない。

 そんなことをついポロッと言ってしまった暁には、その言葉を出汁にくどくどといつまで続くかわからないような取り留めのない話が足り流されるタイプの人だろう、この人は。恐らく、今この人が非難している相手も同じであり、結局のところでは同族嫌悪の類いなのではないだろうかと考察する。


 答え合わせはソウルくんらとの再会後だ。


「……えぇと、それで、あなた方の組織というのは?」


「教会直轄機関会立司書管轄官教主創設分隊特別捜査隊書庫寮と言ってね。ま、教会側の人間ではあるとだけ言っておこうかな」


「司書管轄官……国立図書館の司書さんじゃないですか。何でまた」


「あー……うん。まあその通りなんだけど大切な部分はその後の教主創設分隊特別捜査隊書庫寮の方でねぇ。旧帝国立図書館の管理をしていた一介の司書だったのだけれど……わっはっは、やらかしてもーたーってね。国立図書館だけに旧帝国時代だとか、それ以前の資料も倉庫に保管されている訳だ。だからそこをひっくり返して歴史を逆行しながら色々と調べ物をしていたらねぇ、聖典たる輪書はその試し書きみたいなものを見つけてしまってねぇ……ははっ! 書き写したり色々してるのがバレて結構怒られた訳よ! うん、流石に夜中に侵入したりはやり過ぎだったって反省してる。でも仕方ないと思わないかい? 君とて耐えられまい、ケリィ・キセキ直筆の日記だぞ」


 それは、否定しきれないな。凄く、とても読んでみたい。思うままに綴られた思いが、如何様なものであるのかを。


「読んではいけないものだったので?」


「うーん……駄目じゃないんだけどね。確かなのは、教主様も意外に乙女だということに尽きるね」


「乙女……」


「貴重なものだけれど、闇に葬りたい気持ちもわかる類いの日記だよ。男女関係のあれやこれや」


「オゥ……成る程」


「ま、何だ。その恥ずかしい日記を見たりと色々調べていたところ教主様にバレてね、呼び出されたのさ。そしたら司書の仕事はもう良いから世界について調べて良いよ〜って許可が降りてね、特別捜査隊としての地位を頂いたのよ。要するに教主様の私兵であり、蒼教の前身組織である青の卵の時代を調べる調査団ってところかな」


 ふふん、と自慢げにされても何だかよくわからないな。


「でも、教主様は知ってるんじゃないんですか? その時代のこと」


「ああ、知っているだろうね。何たって、あの人は永劫を生きる悪〜い魔女なんだから」


「魔女……?」


 教主様に向かって、いやそれ以前に直属の上司に向かって酷い言い草である。逆に直属の上司故だろうか?

 いや、それ以前に永劫を生きるとは一体どういう意味だ。教主様も能力保有者というのは……まあ、あり得る話か。


「うん、魔女っ子魔女っ子。だがその真相は自分の目で確かめろ! 会うんでしょ? そのために遥々北都なんて目指してるんだからさ」


 平然と言うが、北都へ向けて旅をしていることすらもお見通しらしい。正直なところ、障害を避けるためソウルくんらと別れて西回りのルートを選んだにも関わらず襲われるわ、こうして教会直下組織を名乗る不審人物に捕まるわ、散々だ。これならば、大人しく共に東回りのルートを選べばよかったかもしれない。

 後悔先に立たず、だよ。嫌だ嫌だ。


「えぇと、貴女のことはおおよそわかりました。それで、本題というか今回の接触の訳は何なんですか? 顔合わせを済ませておくってワケじゃ、ないでしょう?」


「せっかちさんだね、君は。急いだって良いことないよ? もうちょい駄弁ろうよ。時間を無駄に過ごそうぜぃ。急がず騒がずダラダラと……魅力的だろう?」怠惰の誘いから一拍置き、その誘いへの答えを出さないオレにつまらなそうな目線を寄越しながらも彼女は話し始めた。「……ま、顔合わせって訳ではないよ、その通りに。墓守りの連中が動き出したからね、人手が欲しい訳だよ。それもヤハウェオブジェクトに見込まれた人間がね。ただの兵隊を大量に集めたところで、能力保有者を一人捕まえるのに出す被害が増えるだけだからサ。南都の他に東都と北都、それに央都も襲撃を受けているよ。西都は……ま、手を出したところで意味がないからね。央都は一番戦力を投入されたけれど——認めたくないものだけれど——やっぱり同時襲撃となると、どうしたって人手不足は否めないからねぇ……何とか防衛出来たのだけれどもね、東都と北都のヤハウェオブジェクトは南都同様に奪い去られてしまったのさ」


「東都と北都の……奪還ですか?」


「いや、央都防衛の人手だね。墓守りは、次は分散させていた戦力を全て投じて央都を攻めるだろう。そうなると、今の央都の戦力ではまず負ける。良くて半壊、ってところかな」


 さも平然と語る彼女の表情に深刻さなんてものは欠片もなく見えてしまい、オレは彼女の話が真実であるのか、その判断を強要される。


 まず、事実として南都は襲撃されている。目標はヤハウェオブジェクトであり、向けられた刺客はアズマジロとグドゥグドァ。


 オレが対峙したアズマジロは相当の武術の使い手であり、力の流れの制御を始めあらゆる面で達人級と表しても遜色は無い存在と言える。だが、ソウルくん曰く最近相方を失ったらしくその分の隙があったために対峙出来たが、そちらへ向けられていたリソースが個人戦での戦闘技能へと向けられたら……オレ一人では足止めも満足にいかないのではないだろうか。


 グドゥグドァの方はあまりオレの知るところではないが、ヴァン・アストライアの舎弟で今はこちら側である以上語るべきところはないだろう。敢えて語るのであれば、前準備が入念に行われていたとはいえあのレベルの高域に渡る別世界とも形容出来る結界を築けるところを見るに、攻撃性や他者への強制能力を極限まで削ることで結界強度、範囲、その他の拘束性に特化させた究極の秘密基地タイプの結界へと昇華させている。癪ではあるが最高のサポーターと言えるだろう、ヴァン・アストライアとグドゥグドァのコンビは。


 環境条件に左右されやすい必殺仕事人タイプのヴァン・アストライアに対して最高最善のエリアを提供したならばどうなるのか……想像したくも無いが、それは正しく間違いもなく最強と言い表すに相応しい存在となり得るだろう。ソウルくんの手前抑えている様子だが、ヴァン・アストライアはより卑劣で下劣な手段を確実に隠し持っている。


 東都はどうなっているのか……東都も同じく襲撃の被害に遭っているのだとしたら、彼女の話に耳を傾けるだけの価値がある。だが、もしも東都が襲撃の目に遭っていないのだとしたら、話は変わるどころか終わってしまう。

 信じるか……? あるいは。


「信用出来ないって顔だ。うん、仕方がないのかもねこれに関しては。しかし、しかしね——これから君達が進むためには何をしたってこの書庫寮の知恵が必要になる。時が来るのは早い。選択するのなら、お早めに〜」


「墓守りの連中は、一体何が目的なんですか? なぜ、ヤハウェオブジェクトを奪って回っているのですか?」


「詳しい話は教主様に訊いてくりゃれ。知ってはいるけどさぁ〜立場上喋れないというかね、協力を約束してくれないのに色々ベラベラ喋って怒られたくないし。でもまあ、一つだけ言えることと言えば、この戦いそれそのものはただの意見の相違に過ぎない——墓守りとは、青の卵の分派だ」


「はぁ⁉︎ それってどういう」


 青の卵は、ケリィ・キセキが率いた如何なる病すらも治す万様薬たる身投げ花を求めて旅をした一団だ。蒼教は旅の終わりにケリィ・キセキを失った青の卵が治安自治組織として変化した組織であり、争いの全てを武力介入により収め、実質的統治組織として各地方へと展開している。


 分派とは、一体どういうことだ? そんな話、聴いた試しがない。しかも意見の相違が戦いの理由だなんて、方向性の違いで解散するバンドじゃないんだぞ。


「う〜む、そんな良い反応されちゃうと口が動いちゃうにゃー。……ごめんね、教主サマ」


 悪びれる風もなく、平然と一瞬前の意見を切り替えた彼女は先程危惧していたベラベラ喋るをそのまま実行に移して見せた。二枚舌も甚だしい、とんでもないスピーカー女だ。


「墓守りが守っている墓とは、それ即ち北都の朝廟なんだよね。観光名所だし、知ってるよね? 英雄ケリィ・キセキを奉る神殿だ。かつて青の卵は万様薬を求めて旅立ち、そしてそれを得るもその真価に気付き封印した。万様薬は最果ての島に咲き誇り、誇らしげに咲く花々へと続く道は"ミディアンの朝廟"により秘匿された。あとは……わかるね?」


 墓守りの連中は、ミディアンの朝廟によって秘匿された万様薬の咲く最果ての島への道を解明しようとしている。


 だが、どうして? 先の話に出た墓守りが蒼教の分派であることを加味するに、意見の相違点はそこだろうか。だが、聖典曰く『万様薬とは人の手を離れた神秘であり、人を人たらしめるものを解き放つことであらゆる病を癒す。しかして、この薬を服用したモノを人と呼んで然るべきか、判断はつかない』と記される通りに、薬は薬でも麻薬などの危険ドラッグの類いであるとされている。なぜそのようなものをこれ程までに大掛かりな騒動を起こしてまで求めるのだ?


「……今、一体何が起こってるんですか? この国では」


 取り敢えず、訊いてみる。

 恐らく口を割ったとしてもそれを噛み砕き、理解するにはオレの頭脳をフルで回転して、どうにか咀嚼しなければならないような事態が巻き起こっているのは最早疑いようのない事実ではあるのだろうが、口火となる火種くらいは求める甘えは許されるだろう。その後こそが地獄なのだから。


「何が……ねぇ。それを言ったら、彼女だ。フィフティちゃん、彼女は一体何者なのかな? 思っていたのと違うから、もう本当に彼女という存在が何が何だかわからないのだけれども」


「貴女にもわからないことがあるんですね」


「揚げ足取らな〜い」気の抜ける間延びした声でそう言った彼女は最後にオレの背中を平手で叩き、治療の終了を告げると脚を大きく振り、勢いをつけて立ち上がる。「深く知るなら、央都のブルーマーガレット中央大聖堂に来るのです。あらゆる事態の中心であり、説明責任がある者が全てを明かしてくれるでしょう」


 そろそろ人が来るね、と窓際から外を眺めてくつくつと喉を鳴らす小さな笑みを零しながらも伝える彼女の姿は、やはり、どこかアニモに似ているように感じられた。アニモでないという言葉が嘘で、本当はアニモなのではないかと疑えるくらいには。


 アニモ・バレット——フィフティの姉であり、あの日起こったことを知っているであろうオレにとって最重要人物の一人。窓際の彼女の言葉を鵜呑みにすると、もうオレの知っているアニモではなくなっているらしいが、果たしてオレは再び相見えることが出来るのだろうか。もう一度、一緒に生きていけるのだろうか。オレの旅は、無駄足に終わらないのだろうか。

 変な話を一方的に詰め込まれたせいか、何だかナイーブな気持ちだ。落ち込んでいる。


「アニモは、今どこにいますか?」


 自分で探そうという意志はあったのだが、オレはなぜかそんな言葉を溢れさせてしまう。また会いたいと、語りたいと心の底から願う気持ちに嘘が吐けずに吐露してしまう。


「わからない……けれど、きっと、央都で会えるだろうね。これだと強制しているみたいになってしまって気が引けるのだけれど、協力の件とこれとはまた別の問題だからさ。色々、考えてみて」


 そう言いながらこちらに向けられた瞳に憐憫の色は無く、ただ純粋なまでの好奇の色で満たされている。オレ、そしてフィフティに向けられる刺すような視線こそがきっとこの女の本性とでも言えるものであり、他者への関心の向け方がオレらとは異なるのだろう。


 何だか、フィフティ共々怖い人に目をつけられてしまった気がするぞぅ。これならワルツみたいな敵対者やらヴァンみたいな憎たらしい奴の方が相手していてだいぶ楽だ。

 ずっと内側を見透かしているような透明性のある瞳で見つめられるのは、気恥ずかしいやら圧倒されたり恐怖するやら。心が忙しい。


「………………」


「……?」


 一瞬、一度の瞬き程の間ではあるが彼女の瞳に曇りが見える。何かオレに言うべきか言わぬべきか、口に発して良いものかどうかを二の足踏んで口をもごつかせた彼女は、ふっと一息大きく吐いて、最後にと頭に付けて話を締め括った。


「忠告をしておくよ。君が今のままを望むのならば、アニモ・バレットに会うべきではない。彼女に会わずともロイちゃんの像は戻せる」


「それってどういう⁉︎」


 声を荒げ、身を起こすと既に窓辺には誰もいはしなかった。ただ心地の良いが潮臭い風が吹き込み、オレ達の頬を撫でている。

 騒ぎが大きくなって、もうすぐそこまで誰かが来ていることだろう。さっさとオレらも退散せねばならん。


「最早、何が何だかわからないな」


 何の気無しにフィフティに声を掛けてみるが、いつも通りに何も反応なんて返してはくれない。ただそこにあるだけの人形であるコイツを、オレは、何が何としても取り返さなければならない。


 アニモ・バレットに会うべきではない、と彼女は言った。


 フィフティは一体何者なのか、と彼女は問うた。


 墓守りとは蒼教の分派組織である、と彼女は語った。


 教会直轄機関会立司書管轄官教主創設分隊特別捜査隊書庫寮の者だ、と彼女は自身を開示した。


 では、彼女自身は誰なのか?


 名乗りもしなければ自らを呼称する言葉も用いなかったあの女は、正しく霧のような存在と言える。オレの進む道を薄いヴェールで覆い隠して、彼女自身には触れられない。ただでさえも周りの見えない暗いナイトなハイウェイを暴走しているというに、その上に霧が立ち込めたら立ち往生する他にないぞこりゃ。


「何て、言ってもいられないのよね」


 脱いだ服をそそくさと着直し、フィフティを背負い、こそこそと息を殺して街を出る。目指すは取り敢えず西都で、その後にはソウルくんとの約束もあるので北都へと向かおうではないか。

 もう笑うしかないなこりゃ。

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