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第24話

~出歩いて…落っこちて・第24章~










さて前回、新しく僕達のパーティに加わった人工精霊のウィンディーネさん。

キマイラとの戦闘のドサクサで僕が契約してしまったが為、彼女は僕に括られる存在となった。


しかも、微妙に契約が不完全だった所為で、常に顕在しっぱなしというおまけ付きである。

普通ならば、魔力を吸い取られて搾りカスみたいになってしまうところを、僕は持ち前の大魔力のお陰で大丈夫だった。

……ご都合主義だと笑いたければ笑えばいいさ、コッチも訳わかんないんだもん。


恐らく…ココに来てスキル悪運EXが発動してくれたのではないかと、僕は睨んでいる。

でもなぁ~どうせならあの時キマイラにやられるちょい前に、発動して欲しかったわ。

任意での発動が出来ないと言うのは何とも不便なものである……結果的には助かったから良いけどさ。

ちなみに、彼女と紅とは何故か仲が良い、僕を助けてくれたから好感が持てるんだそうだ。



まぁその事はとりあえず置いておく事にしよう。



――――――問題は彼女…人工精霊のウィンディの事だ。

何故彼女はこんなボロボロな地下の施設に閉じ込められていたのか?


こう言っちゃ悪いけど、人工精霊なんて高値で売れそうな気がするんだよね。

普通なら売られていてもおかしく無いと思うんだ。


何せこの主無き錬金術師の屋敷は、何十年も前に運営が立ちゆかなくなって廃棄されたらしいからね。

金目のものは殆ど無いと、リアからは聞いてたんだけど…でも、どうもソレは地上の屋敷だけだったらしい。


何故なら、この地下施設の方には、廃棄されてから誰かが来たかの様な形跡が全く無かった。

という事は、地下の方はこれまで手つかずであった事が容易に想像できる。


恐らくは上に置いておけない様な危険なモノや、失敗作を地下に保管していたのではないだろうか?

表に出す事が憚られるから、地下の秘密の部屋に隠すなんてよくある話だと思うしね。

まぁ…閉じ込められていたご本人に聞いても良く解らないそうだから真相はどうだか判んないんだけどね!


「しっかし、随分と広いねこの地下施設」

『元は天然の洞窟だったモノを、研究用の施設へ改築したんだそうです』

「洞窟?これがか?面影が全然残ってねぇぞ?」


さて、彼女はずーっと昔に、この地下施設に容器に入れられて保管されていた事は解った。

そういう訳で先ほどから、現在彼女にこの地下施設の案内をして貰っております。


『何世代もかけて少しずつ、変えていったんだそうです。研究で出来た新技術も導入して』

「つまり、この施設自体が、錬金術師の研究成果な訳だ」

『その通りです。ちなみに私が作られたのも、このくらいに施設が出来てからでした。』

「ふへぇそうなんだ?」

「そう言えば話し変えっけど、この施設どん位大きさなんだ?」

『およそ…7~8kmくらいだったかと記録しています』


うわぁ、ソレはまた随分と大規模な施設だったのね。

それだけでかければ、経営難になった時に維持するのも大変そうだわ。

それだけ凄い施設なんだから、お宝の一つや二つ落ちて無いかな?


『あ、ソレはムリですよ?』

「え?何で?……というかこころ読んだ?」

『まぁ…つながってますし…イヤでしたら読まれない様にと念じれば大丈夫です』


さいで。というか“つながってます”のところで頬を染めんで下さい。

ちょい恥ずかしいです。


『まぁなんて言いましょうか…ココは所謂危険物保管庫だったんですよね。だから置いてあるものは使えないモノばかりで、百害あって一利無しですから、持ち出さない事をお勧めします』

「やっぱりそうなんだ。地下にある錬金術の研究施設だしね…ちなみにどんなのがあったのか解る?」

『えっと…たしか“生物を不死生物に変える粉”とかがありましたね』


ソレなんてグールパウダー?


『あとは“一日中引きこもりたくなる薬”とか“異性に関心が持てなくなる薬”とか…』

「?ソレのどこが危険なんだ?」

『前者は一生人前に出ようとしません。なので餓死します。』

「ウゲ…最悪だなソレ」

『後者は文字通りで、男性は女性に興味が出無くなり逆もしかりです…問題は』

「あーーー!ちょい待ち、大体予想が付いたから、そこから先は良いよ」


なんてこったい!確かに危険すぎるモノだそりゃ!!

紅が俺にも教えろぉーって騒いでるけど、良い子は知らなくていいんだよ!うん。


***


「そう言えばさ。ウィンディはパーティーに登録しないのか?かなめ」


今だ続く地下施設の通路を歩いていると、紅が突然そんな事を言った。

ふむ、そう言えばココまで色々とゴタゴタしてたから、すっかり忘れてたね。

あのキマイラを倒せる程の精霊だし、きっと相当強いんだろうなぁ…。


ちなみにウィンディの方は意味が良く解っていないので、首をかしげている。

なので、一応サーチ仲間登録の事について説明する事にした。






――――――――結果はあっさりとOKしてくれた。

というか是非お願いしますと迫られたので怖かった。


「じゃ、じゃあ…やるよ?」

『お、お願いします』


な、なんだか緊張するなぁ…。


「………サーチ」


僕がスペルを言うとサーチの魔法が発動し、目の前に魔力で出来た球体が出現する。

ココからCTスキャンの如く、微弱な魔力波を対象に照射して、解析するのだ。

さてさて、彼女のステータスはどんなのかな?


HP(体力)………………………20000/20000(暫定的なモノ)     

MP(精神力)…………………∞/∞

LV(現在のレベル) ……………LV(無し)      

EXP(現在の経験値) …………0/0

STR(力の強さ)…………………(無し)

INT(知性) ………………………(無し)

DEX(器用さ)……………………(無し)

AGL(素早さ)……………………(無し)

CON(耐久力)……………………(無し)

ATK(物理攻撃力)………………(無し)

MAG(魔力) ………………… …(無し)

HIT(命中率)……………………(無し)

AVD(回避力)……………………(無し)    

RDM(物理防御力) ……………(無し)

RST(魔法防御力)………………(無し)        

LUC(幸運)………………………(無し) 

CP(技及び魔法の装備容量)…(無し)


※1精霊なので、基本的には契約者の魔力に依存する。故にLV・ステータス等は存在しない。

※2契約者に括られている所為で、分類的には外せない装備品(呪われている?)扱い。




――――――――( ´◦△◦)………ポカーン。


ハッ!あまりにも衝撃的すぎて意識が変な所に行ってた!!

ええと、この説明の感じだと……パーティーに登録不可って事なのかな?

というか装備品扱い――しかも呪われ系――コレ本人に言うの辛いんですけど?


『あ、あのかなめ様、どうかなさったのですか?先ほどからお顔の色がすぐれませんが?』

「い、いやダイジョーブだよウィンディ…」


い、いえない!こんな事いえないよぅ…ど、どうしよう?

嘘でも付いたほうがいいのかなぁ?でもばれた時が可哀そうだし…良し。


「えと…ね?落ちついて来てほしいんだけど…」

『は、はい』


ギョクン…と唾を飲み込む僕…というか何故ココまで近況しているのだろう?まぁ良いけど…。

と、とりあえずオブラートに包んで事情を説明する事にしようウン。


「なんか、すでに僕に括られているから…登録が出来ないんだ…」

『そうなんですかぁ…残念です』


なんか色々と足りてないけど、口から出たのはこの言葉だけでした。

う、ウソじゃない…むしろ本当の事なんだけど…うう、何だろうこの感じ?

なんかウィンディが酷くガックシとしている姿が、僕にすごい罪悪感を覚えさせる。


し、仕方ないじゃん!これ以上どうやってオブラートに包めと?

素直に貴方はモノ扱いデス…だなんて言えるわけ無いじゃん!!


しかも表示は“呪い?”の装備品扱いなんだよ?

可愛そ過ぎて僕の口からはいえないよ…。


「ま、仕方ねぇさウィンディ。そう言う事もあるんだろう。なぁかなめ?」

「う、うんそうだね」

『まぁいいです。かなめ様に括られているのだからパーティーに居るのと変わりないです』


ちょっと残念そうだけど、前向きな発言をするウィンディさん…。

うう、ゴメン…なんかホントすいません(泣)


「そう…だね。うん、すでにウィンディは仲間だもんね」

「そう言う訳だな。改めてよろしくだぜ」

『はい!よろしくお願いしますね?かなめ様、紅様』



――――――うう、何だかウィンディの笑顔が痛いです…ハイ。



***



さて、ウィンディがサーチ仲間登録が出来ないという事が判明したので、歩を進める事にした僕達。

とりあえず、あのサーチの時に出た表示の事は、僕の胸の内にしまいこんでおく事にした。

別にサーチ仲間登録出来ないからって仲間じゃ無いって訳じゃないモンね!うん!

……………というか、そう思わないと精神的になんか罪悪感が酷いんですよ。


まぁそれはもう良いと言う事にしましょう。こればっかりはどうしようもないからね。

さて、しばらく歩いていると、たまたま僕の後ろを歩いていた紅が僕の後ろ姿を見て声を出した。


「かなめ、お前の服…背中が凄い事になってるぜ?」

「そだね」


仕方ないじゃん…キマイラにやられちゃったんだしさ。

実は今僕の背中は、キマイラに受けた爪後の所為で、服に大きな穴があいている状態なのだ。

お気に入りだったローブも、無残に切り裂かれて今じゃボロ布状態だ。


『どれどれ…うわぁ、コレは酷いです』

「だろ?これは酷いぜ…」

「しかたないよ。ココじゃ着替えなんて手に入らないしさ?上に戻るまでこのままさ。」

「でも…なぁ?」

『ええ、コレはちょっと酷すぎますよ。肩甲骨が丸見え……うふ』

「ウィンディ?」

『は!い、いいえ何でもないです!ハイ!!』


な、なんかすごい寒気が一瞬来たんだけど…何なんだろ?


『と、とりあえずそのままでは風邪をひくかもしれませんので、着替えを調達しましょう!』

「でも、こんなところにそんなモノあるの?」

『大丈夫です!私の記憶が正確ならば、この先に試作品の装備品倉庫がある筈ですから!』


へぇーそんなんもあるんだ…………あれ?


「ねぇウィンディ?」

『何でしょうか?』

「この地下施設って危険なモノを置いておく為の施設だよね?」

『ええ…そうですね』

「もしかしてその装備品って危険なモノなんじゃないの?」

『……………ダイジョーブです……多分』


多分って…やっぱり。


「まぁ良いじゃねぇか。見るだけみてくればよ?」

「でも紅さんや?流石に危険な装備品とかは欲しく無いんだけど?」

「大丈夫なんじゃねぇの?そんなに危険な代物だったら、とっくに壊されてっだろ?な、ウィンディ?」

『え?――は、はい!そうです。確かにあまりに危険なモノは廃棄されたか、もしくは分解されてしまっているので、置いてあるのはそれほど危険ではないモノばかりの筈です!』

「…………それほど危険じゃ無いって事は…少しは危険なんだ?」


そう言うと顔をそむけるウィンディ……まぁ良いか、確かにこのままだと正直寒いしね。


「はぁ…解ったよ。案内頼む」

『解りました』


さてさて、蛇が出るか鬼がでるのか……どっちもヤダなぁ。

そんな事を考えつつ、ウィンディについて行った。


………………………


……………………


…………………


『着きました!ココです!』

「おお、ここかぁ」

「確かに“ちょい危険装備倉庫”って書いてあるな」


僕たちの目の前には、何故か近未来的な自動扉っぽい出入り口がある。

ウィンディが扉の横のスイッチを ピ ポ パ と押すとプシューという音と共に開いた。

魔力が感知出来た事から、どうやら小型の魔導機で動いているらしい。


中に入ると、普通に天井に届くくらいの大きな棚が整列し、いかにも倉庫って感じ。

しかも奥の方が見えないくらいだからかなり広い場所の様だ。


おまけに本当に色々あるらしく、置いてあるモノは魔力を纏わせているのが殆どである。

その魔力もピンキリ…禍々しいモノから、神聖な感じのモノまで千差万別っていうのもスゴイ。


『それじゃあ、私についてきて下さいね?ここら辺の棚はジャンクばかりですが、

厄介な効果が付与されている場合があるので、迂闊に御手に取られない様に気をつけてください』

「「わ、わかった」」



あまりにも危険な感じを受けるので、僕たちは素直に彼女に従って、後をついて行く事にした。

しばらく奥の方に進むと、とある棚の前で彼女は立ち止った。


明らかに置いてあるモノの力が強いモノばかりの棚である。

彼女はフワッと浮かび上がり、上の棚を物色して幾つかのモノを持って降りてきた。



『ええと、まずはこれなんてどうです?』


そう言って彼女が持ち出してきたのは、耳の無い猫だか狸だか分らない着ぐるみ…しかも蒼い。

おまけに、ソレは所謂海賊版の着ぐるみであり、お隣の国の某ランドで歩き廻っているヤツと同じだった。

イメージつかない人は、両目の間がみょーに離れている蒼狸の着ぐるみだと考えてくれれば良い。


「ゴメン…コレはムリ…ビジュアル的に」

『そうですかぁ…まぁこれは“外せなくなる”程度の呪いが付いている程度だったのですけど仕方ないですね』

「いや…それ結構洒落にならないくらい危険だとおもうよ」


羞恥プレイなんて目じゃ無いね…この着ぐるみは。

でも良くある呪われ系装備とか着てる人ってお風呂とかトイレどうすんだろう?

まさか着たまま……想像したら最悪の生活だねウン。


「他には何があるの?」

『ええと…コレとかはどうですか?』


次に取り出したのは………リクルートスーツ?


『ええと、昔居た“伝説のきぎょーせんし”という人達が身に付けた装備だそうです。なんでもこれを着れば24時間働けるのだそうで…』

「いやまぁ確かに、その通りだけどさぁ…肝心の呪いは?」

『ええと、着たら最後ワーカーホリックにかかる呪いです。強靭な精神力が無い人はずっと働き続けて…最後には過労死するという恐ろしい呪いですハイ』


うん見た目は高級スーツだけど、コレも洒落にならない呪いだね。

という訳で―――――


「却下」


―――――流石に過労死で最後は迎えたくない…というか何故リクルートスーツがこの世界に?


『じゃあ、こちらなんてどうですか?これは特に呪いの類は憑いていないモノです』

「ふ~ん、どれどれ?」


次に彼女が持ってきたのは、何故か和風の赤揃えという赤い鎧…

しかも額当てと胴の部分に、金の刺繍で6個の丸が描かれている。


『これの機能はただ一つ!死んだ持ち主を安全にあの世へ―――――』

「ああ解った…うん、死後も安心な装備なのは解ったよ――――でも却下」


性能高そうだけど、なんとなく本能が拒絶するんだ。

着たら最後……熱血漢になるって!!


「おいかなめ、俺も探してみたけど、これなんてどうだ?」

「ん?紅?」


彼女が手に持っていたのは……………首輪?


「どうだ?良い皮で出来てるぜ?」

「いや…その、気持ちは嬉しいんだけど、僕人間だしそう言うのはちょっと…」

『おお、むしろ裸なのを逆手にとって、首輪だけにするとは!流石です紅さん!』


どっちにしろ却下!身体を覆えるヤツにしてください!!


「ちぇっ…せっかく探したのによぉ…」

『でもその首輪、付けた相手を絶対服従させる効果ついてるヤツですよ?』


…………聞かなかった事にしよう…ウン。


***


その後も色々と出るわでるわ―――――――


『これはどうです?』

「何故に体操服?しかも短パン短く無いッ?!はみ出ちゃうよ(何が!?)」


とか


「これもよさそうだぜ?」

「これなんて闘剣士?というかむしろ裸に近いでしょコレ?」


とか


『これなんてかなめ様が来たら似合いそうなんですけど…』

「執事服とかマジですか?………でもちょっと良いカモ」


とか


「この鎧なんてどうだ?V字型の角飾りがカッコイイだろ!!」

「……なんか、赤い一つ目に追いかけられそうだね」


とか


『これは賢い方にしか見えない衣です』

「じゃあ人類の9割は見えないね?却下」


とか


「これなんてどうだ?上下がくっ付いた服なんて珍しいぜ?」

「ソレはツナギっていう服だよ?でも着たら最後お尻が心配だから止めておくよ」


だとか…なかなか良いモノが見つからない。

というか後半の服は絶対に来たくないです!色んな意味で!!


探してくれている2人には悪いけど、まともなヤツなんて無いんじゃないだろうか?

いい加減2人も鬱憤がたまってきたようで、不機嫌そうな表情で僕を見ている。


『もう…わがままな人ですねぇ。かなめ様は』


――――いや、何で僕が悪いって感じになってるんですかウィンディさん?


「だよなぁ?俺達がこんなに頑張って探してやってんのに、文句垂れて着ようともしないもんな」


――――いやいやいや紅さん?!ソレの殆どには呪いが掛かってるんですよ?!


『いい加減決めて貰えませんか?先に進みませんし?』

「そうだぞかなめ?俺達はルアリスの弟に薬を持って帰らねぇといけねぇんだろ?もたもたしてらんねぇよ」

「そうだけど…でもさぁ、呪われるのはホント勘弁してほしいよ」


幾ら性能が良くても、僕はリスクになるものは欲しくは無いんですけど?

真面目な話、ココにあるヤツは質が悪い事に、性能だけは一級品みたいなんだよね。

確かに見た目とか、軽いバッドステータスや呪いを我慢すればいいんだろうけど…やっぱムリっす。


「たく、なんがそんなに気にいらねぇんだかなめ?性能は良いヤツばかりだろ?」

「だって…呪われるのは嫌だし…」

「だったらさぁ?装備品についた呪いの解呪とか何とかすれば良いんじゃねぇのか?」


――――――――あ。


『おお!その手がありましたね!』

「あのソレ僕のセリ「だろ?やっぱりウィンディは良い奴だな!」――いやちょっと」

『でも解呪なんて出来るんですか?』

「ええと…それは「確かかなめが覚えてる回復魔法の効果の一つに解呪が付いてたぜ?」あの…」

『それなら、私がその回復魔法の術式から解呪だけを抜き出して増幅、強力な奴を使えば…』

「どんな呪われた装備でも解呪可能って訳だ!」

「――――――うぅ…もう良いっス」


何故だか知らないけど…僕を抜きに2人で盛り上がっちゃってるよ。

クスン、哀しいなぁなんか…。


「じゃ、まぁ」

『そう言う訳で…』

「え…え?なに、何なの?」


無視されてやや落ち込んでいた僕に、2人は良い笑顔を向けながら―――――


「『呪いは関係無しにカッコイイヤツ探してきます(るぜ)!!!』」


―――――――といい、倉庫の奥に向かって走って行ってしまいました。


「ちょっ!あ―――――いっちゃった」


呆然と2人の後ろ姿を見るしかなかった僕。

だ、大丈夫なのかな?!



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