表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/11

予定の変更が苦手です

 タイトルの通り私は予定の変更が起こるとパニックを起こすことがあります。


 自分のことなんですがよくわかってないのでそこについてあまり詳しく話すことはできないんですがどうやら自閉症の人は想像力が弱いためにそうなるらしいです。


 確かにこのこと言葉はしっくりくるものがあります。

 私は何か行動を起こすときに頭の中でかなり入念にシュミレーションをしてから行動を起こしています。

 その時に自分の頭の中で考えていなかったことが起こると途端にどうしていいかわからなくなる感覚はあります。


 そんな私はそのことからくるこだわりというものがあります。

 そのこだわりはおそらく違うことをするという不安をなくすための行動のように思えます。

 これは感覚過敏もかかわっているのでうまく話せるか自信がないんですがとりあえず書いていきたいと思います(感覚過敏についてはまた別の場所で)。


 私は常に台所の明かりがついていないと不安を感じます。

 なんでと言われても説明できないのでごようしゃください。


 それから私はあるお店にいくと必ずフライドチキンを頼むというこだわりを持っています。

 これははじめはおいしいからしていたことなんですがいつの間にかこだわりになっておりそれをしないと強い不安を感じます。

 おそらくですが頼むのが当たり前になってしまい頼まない状態を想像できないせいだと思います。

 もちろん注文しなくてもただそのフライドチキンがテーブルの上にのらないだけだというのは理解していますが私の心はそれを拒みます。


 私のこだわりは周りから見るととても奇妙に映るというのは知っています。


 昔のことですが私は祖父と買い物に行って細かいおつりが出ました。祖父はお財布が重くなるのが嫌な人なのでいつも募金箱があるとそこに入れていました。

 ある日私はそれを任されて以来私はそのお店では募金箱にお金を入れるという行為がこだわりになりました。

 そうしていたある日店員さんに笑われました。今にして思えば悪意あるものではなく小さい子がいつも可愛いぐらいのものだったというのは分かっています。けれど当時の私はとてもショックを受けました。

 このこだわりはおかしなものなんだと思いそれ以来やめました。(ちなみにそのお店に行くことすら拒むようになりました)


 こんな風に周りの人からは少し変わった行動に思われることはこの時身に沁みました。


 けれどやめられないんですよね。

 ちょっとしたことがこだわりになっているなと感じていることは多くあります。

 その行動をしているときは強迫性障害とは違い安心感を感じています。

 けれどその行動は私の心の平穏は保ってくれますが生活と周りの人との関係は保ってくれません。

 その行動をしないといけないことは時間を使い、そしてお金もかかることが多いです。

 それにより相手の時間を削ってしまったりするのです。

 これによりよく人間関係がこじれることがあります。


 私は自閉症だと親しい人には言っているのですがその人たちがその行動にイライしているというのがわかることがあります。

 ですのでそういう時に謝るとしょうがないことだってわかってるから気にしないでとはいってもらえるのは本当にありがたいことなんです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ