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自閉症の特性 メルトダウンについて

 父に言われたのですが小さいころの私は叱られると泣きじゃくるのではなくパニックの発作をおこしていたようです。

(ですから父は私に怒鳴ることは絶対にしません。必ずさとすように叱ってくれます)

 過呼吸を起こしてしまったり自分を傷つける行為を繰り返していました。


 今でも私は自分で自分を追い込むようなことがあるとこれらの発作を起こします。

 このことはメルトダウンと言われていて感情があふれてしまって制御ができなくなることです。


 最近起こしたメルトダウンについてです。


 私は仕事で小さなミス(本当に小さいことは自分でもわかっています)を起こすとその時に心臓がバクバク言い出します。

 その時は人目があるので何とか理性で保っています。

 そして家に帰るとそのミスを思いだし自戒の念に駆られてしまいます。

 そうして体を揺らし(ストレスからです)、そのことを必死に忘れようとしたり自分のミスは大したものじゃないと言い聞かせることで落ち着こうとします。

 しかしそれがうまくいかなくてメルトダウンを起こしました。


 その時はただひたすらに奇声を上げながら体中をバタバタさせて暴れながら泣きます。

 18歳がそれをするのです。自分でも自分が普通という枠の中に納まっていないことは重々わかってます。

 けれど自分ではどうにもならないのです。


 そうすることで自分の中にたまってしまう感情を何とか処理しようとしているのかもしれません。


 このメルトダウンはなにによって起こるか自分でもよくわかっていない節があります。

 突然何の前触れもなく起こります。

 例えば〇〇のお店の予定だったけど**のお店にしようといわれただけで起こすこともあります。(ストレスが溜まっていると多い気がします)


 けれど自分が何か失敗をしたときにおこるということは分かっています。

 その理由は私の自閉症の特徴が二つほどかかわっています。


 一つは物事を極端にしかとらえることができないことです。

 正しい行いかそれとも悪い行いかでしか私の心は物事をとらえることができません。


 けれど世の中にはそんな風にきれいにすっぱり分かれることなんてむしろないですよね。

 例えば信号無視、悪いことです。でも車がほとんど通らない道でそれをやったところでそれは誰に迷惑をかけていることでもないことで大して悪いことではないです。


 私の理性はそれをわかっています。けれど私の心はそれは悪いことなんだからしてはいけないと断定します。

 これはとてもつらいです。信号無視ぐらいだったらまだ取り立てて困ることはありません。私が自分で守ればいいことなんですから。


 けれど例えば学校生活で友達がほかの友達に宿題を見せてもらっていたとします。

 これは悪いことに分類されます。そうして私はその友達(両方)のことが嫌いになってしまうのです。

 私はそんなことを友達に注意するのはおかしいことだというのを知っていますので注意することはしません。

 けれど私の心はその友達に対する不信感や気持ち悪さ(悪いことが平気でできるそのありように)を抱きます。


 けれど理性の私はその程度でと言っているので表面上はその友達と仲良くしますが、心の中ではその友達に対するよくわからない暗い感情がうごめいています。


 この状態で私は友達と関係を続けないといけないのはとてもつらいです。


 少し話がそれましたね。

 こんな風に大したことでもないことを絶対的な悪に分類してしまいます。

 これが一つの私がメルトダウンを起こしやすい原因です。

 それにより私は些細な失敗を絶対的に悪いことに心が認定してしまうのです。


 もう一つの原因は私自身の心のキャパシティーというべきが感情の細分化というべきかがわからないんですがそこに理由があります。


 私は自分で自分の感情がよくわからないことが多いです。

 感情の分け方がプラスかマイナスかぐらいしかないかもしれません。


 他の楽しい、悲しい、悔しいや嬉しいといった言葉を知っているのですが自分の感情がその言葉のどれに当てはまるかよくわかっていないのです。


 自分の感情に適切な言語がつけられないというのは、とてもしんどいです。

 そうして私は自分の感情を適切に処理しないまま自分の中にためていきます。

 これをしてしまうと感情の行き場がなくなると言えばいいんでしょうか、訳の分からない感情に心が支配されるので常に情緒が不安定です。


 これらの二つのことがメルトダウンを引き起こす原因になっています。


 感情が常に行き場を失っているところに強い罪悪感が流れ込んでくるとそれだけで私の心は耐えきれず暴走を起こしてメルトダウンという緊急ボタンを押します。


 このメルトダウンを起こすことで感情を外に出しているのです。


 このメルトダウンはそういうといいことのように思えますが実際はとてもつらいです。

 私はメルトダウンを起こしている最中は壁にずっと頭を打ち続けます。

 そうしてないと自分がよくわからなくなるためです。

 痛みという感覚で何とか正気を保とうとしているのです。


 メルトダウンは訳の分からない状態で自分なんか死ねばいいぐらいのことを思うぐらいのつらい状態なんです。


 今回はそんなメルトダウンの話をさせていただきました。

 乱文でその上落ちもないような書き方ですみません。

 今も書いていて泣きそうになってます。理由がよくわからないんですけどね…

 こんな風にこれから私の心のことを物語というクッションを介すことなく書いていきたいと思います。


 なんだこれ意味わかんないという方はそっとプラウザを閉じてください。

 ここまで読んでくださりありがとうございます。


 意味わかんないけど自閉症や精神障害を知りたいって方ありがとうございます。物語(眠って〜と俺の〜)のほうですと自分として書いてないおかげで冷静に書けているのでもしかしたら何か伝えられるかもしれません。


 この話はほぼ独白です。伝わるように書いてはいるつもりですがどうしてもうまくいきません。

 それでも読むよ、という方ありがとうございます。

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