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隠者の弾丸  作者: 桐条 霧兎
第1章 カナレリア
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ハーミット ブレッド

 古くから神々の伝承が残り幾多の信仰、伝説の眠る大陸が存在していた。

 その名は"レムリア大陸"。


 5つの大国と7つの小国が統治する大陸にて、四年に一度の"レムリア会議"が開かれる。

 その会議にて、ある大国の言動が平和だったレムリアを地獄へと誘った。


 "大陸統一案"ー


 5つの大国と7つの小国を1つに纏めあげる馬鹿げた話。

 そんな話に乗る者等居ない、もし統一したのならば幾年も続いた王政と国々の歴史の伝承はどうするのか?

 挙句には誰が大陸全土を支配、又は統治するのか議論となり、その議題は軽く受け流す程度で終わるはずだった。


 レムリア会議が終わって一ヶ月、変化は一瞬で起きる。

 馬鹿げた"大陸統一案"は、密かに4つの大国が動き出したのだ。


 真っ先に狙われる小国は、直ぐ様隣国と手を取り合い対抗する中、たった1つの小国が対抗小国とは程遠い位置、2つの大国に挟まれた場所でピンチに陥る。

 苦肉の策にて、百戦錬磨の傭兵の二人組"隠者の弾丸"(ハーミットブレッド)に破格の金額で依頼する。


 時代は魔法、剣といった武器が主流の中で、時代遅れの異形の弓使いが猛威を振るう。


 "隠者の弾丸"


 異形の自動射出連射機能を取り付けたライフル型ボウガンを手に取り、狙った獲物を必中させる凄腕の傭兵スナイパー。

 その正体は兄妹であり、異常なまでに金に固執する守銭奴であったのだ。


 負け戦、存亡の危機に晒されている小国の奇跡の躍動と、兄妹の異常なまでの金の執着の物語である。


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