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貴族転生 精霊チートで成り上がれ  作者: みつばの王様
幼少期編
6/18

ドラゴンバスター2

どうも文字数の少なさに絶望している作者です。

なんとか増やしていきたいのですが……難しいです。小説を書いてる方、本当に尊敬します

 ドラゴン……それは前世では神話上の生物である。日本では流行っていたライトノベルでは、主人公がチートでさっくり討伐して、かわいい女の子が嫁になったり、領地をもらってうはうはするためのおいしい存在だが現実は違う。


[鑑定]


 ステータス


 種族 イエロードラゴン



 レベル38


 HP 5000

 MP 2800

 筋力 1000

 魔力 800

 耐久 2000

 俊敏 600

 幸運 20


 パッシブスキル

 竜鱗 Lv5

 硬化 Lv4


 アクティブスキル

 爪技 Lv4

 テイルクラッシュLv3

 竜魔法Lv2


 固有スキル

 なし


 ……俺よりめちゃくちゃ格上だわ。逃げるにしても気づかれてるからやるしかないし、もしかしたらちょっとは効くかもしれないしな


[雷よ唸れ我が敵を滅せ雷滅槍|≪ボルテックス≫]


 精霊魔法は全部適正があるがその中でも雷属性が俺は得意なのだが……


[グギャ?]


[嘘だろ……俺の出せる最高威力なんだけどそれ]


 少しの焦げは見られるが、なんかしたのみたいな顔で見てきやがる。もう怒っちゃったぞ本気出しちゃうんだからね


[魔法がダメなら剣技だ]


 身体強化で一気に加速して相手の懐にはいると、剣技Lv2 斬鉄を発動する。鉄をもバターのように切り裂く一撃がイエロードラゴンの足に当たる


[切れたか?]


 しかし、キーンという金属音ともに弾かれてしまう


[俺、5歳にしては強いと調子に乗ってたかもしれない]


 たとえドラゴンで最弱のイエロードラゴンとはいえBランクモンスター、さすがに鋼の剣とLv2つまり第2階位程度ではその高い防御力を誇る竜鱗を傷つけることすら叶わないようだ


[うわ、あぶねえ]


 おそらくテイルクラッシュであろう攻撃が俺が立っていた地面を抉っている。直撃してたら即死だったな


[てか、こんな化け物オススメするなよ]


 どうやら父さん達は自分達が強すぎてイエロードラゴンが雑魚だと思ってたらしいな……勝てるわけないだろ!


[はぁ?]


 チュドーン、イエロードラゴンのブレスが木々を十数本吹っ飛ばしてしまった。恐るべし竜魔法


[これは戦略的撤退だから]


 逃げることを決意したのはよかったのだが、向こうとしては弱っちい餌が逃げるのを見逃す訳がないわけもなく、ドタドタと嬉しいそうに追いかけてくる


[捕まってたまるか]


[グオ、グォーン]


 えっ……捕まえてあげるよってか? 浜辺でカップルが追いかけっこをしている訳ではないのだ。だんじて捕まる訳にはいかない


[くそ、どこまで逃げればいいんだよ]


 イエロードラゴンはボールを追いかけて遊ぶ犬のような気持ちだったのか、しばらく逃走劇を続けることができていたのだが……運の悪いことに断崖絶壁が目の前に広がっていた


[全く、豪運は本当に仕事しないな、5歳で死ぬとかありえないだろ]


 イエロードラゴンのやつはニヤニヤと笑っているかのようにゆっくり、ゆっくりと近づいてくる


[はぁー、また、転生とかできるのかな?]


 諦めかけたその時……場違いな叫び声が上空から聞こえてくる


[ギャ〜。こ、腰が〜]


[へ?]


[グギャ?]


 ドーン……グシャ、そのまま、上を向いたイエロードラゴンの頭部を押しつぶし一撃であの世に送ってしまった。


[腰がぁ〜いっちゃう、ダメ立てぬぅ〜]


 いきなり降ってきてそいつもまた……ドラゴンだった。やばくない?あんなに苦戦したイエロードラゴンが一撃だよ、敵対したくないな


[あ、あのありがとうございました]


[少年、礼はいいのじゃ。それよりすまんがぎっくり腰に効く薬草を撮ってきて欲しいのじゃ]


 恩人だし、本当に敵対したくないので、早速探しに行く。幸いこの森は薬草が沢山生えているのですぐ見つける事が出来た


[どうぞ]


[ありがとうの、効くのじゃー]


[ところであなたは?]


[うむ、我が名は精霊竜メリキュリオス十二竜王が一柱なのじゃ]


 名持ち|≪ネームド≫だって!大きな都市を何個も潰しているオークキングの 都市崩しバードル や国をひとつ滅ぼして支配下に置いている魂の支配者タナトスと同じ歩く災害がなんでこんな所に?


[どうして、あなたのような方がこんな事になったのですか?]


[実はな、竜王主催の飛行大会の練習をしていたら……急な動きに体がついて行かず腰をやって落ちてきたのじゃ。歳はとりたくないのぉ]


 なるほど、メリキュリオスがもしぎっくり腰にならなければ俺は死んでいただろう。やっぱり豪運を取っといて良かったなぁ


[そうだったんですか、おかげで助かりました]


[気にするな、薬草は儂も助かったからな。ところでお前さんはイエロードラゴンを討伐しに来たのではないか?]


[はい実は、そうだったんですが全然攻撃が効かなくて逃げていたんです]


[では、これはやるのじゃ]


[そんな、いただけませんよ]


[気にするな、儂はグルメ故イエロードラゴン程度は食べん。だから遠慮はいらんぞ]


[ありがとうございます]


 テッテレーン キリクはイエロードラゴンの素材を手に入れた


[疲れておろうから、森の入り口まで送ろうかの]


 メリキュリオスは優しい竜らしく、痛い腰に鞭を打って森の入り口まで護衛してくれた


[お主は我が友である精霊に愛されておる。それに恥じぬ生き方をせよ。また会おう人の子よ……これは餞別じゃ]


 メリキュリオスは透き通るような水晶で出来た笛をくれた


[これで困った時には呼べ、そろそれ精霊眼が目覚める頃じゃろう友は心待ちにしておる。さらばじゃ]


 木々をなぎ倒し、メリキュリオスは飛んで行ってしまった




 満身創痍で家にたどり着くと父さん、母さんと爺やがかけょってくる


[キリク ! 良かった無事だったんだね]


 父さんが俺を抱きしめてくる


[鍛冶屋のヘリックにイエロードラゴンは子供が狩るようなものじゃないって言われてハルトと心配してたの]


 母さんは泣いている。美人が台無しだよ


[申し訳ありません、爺もイエロードラゴンなど一撃で済む相手で危険な物ではないという認識だったのです。]


 うん……知ってた。父さんも、母さんも、爺やも人類最強ステータスに入るもんね。スゴ腕の騎士でもLv30のところを2倍だもんね


[ドラゴンに助けてもらってなんとかね]


[出会ったのが穏健派でよかったよ]


[じゃあ早速、武具を作ってもらいましょう]


[お願いします]


 こんな大変な目にあったんだ。いいものができるといいな……完成は一週間後の出発の日らしいので待ち通しいな。今日は早く寝よう

なんとか、文字数を増やせるようにします。感想、アドバイス大歓迎です。これからもよろしくお願いします。

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