what is your wish ? 3
勇者・・・
勇者よ・・・
目覚めなさい・・・
がばっ
キョロ (゜ρ゜≡゜ρ゜) キョロ
知らない天井・・・
周りを見渡すとなにやら石造りの祠の中で、祭壇のようなところに寝かされているようだ。
(どうしますか?)
→変な夢だな・・二度寝する
・とりあえず外にいってみる
二度寝中
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勇者・・・
勇者よ・・・
二度寝するとは何事じゃ・・・
・あんた誰?
→無視する
こりゃ!!
無視するでない!!
→あんた誰?
・無視する
わしはこの国の王様じゃ!
お主を儀式によって異世界より召還したのじゃ。
ここはお主が住んでいたのとは別世界。
現在魔王が誕生し、魔物の脅威にさらされておる。
さらには先日、姫が魔王にさらわれ人質にされておるのじゃ。
魔王の力が強大すぎてこのままではこの国、ひいては世界が魔王の手に
落ちてしまいそうなのじゃ。
そこでわしは、遥か昔に魔王を倒したといわれる異世界の勇者を召還する術を
さがし、やっとのことでお主を召還することに成功したと言うわけじゃ。
現在わしはお城から神官の通信魔法を使ってお主に話しかけておる!
勇者よ!まずはわしの城まで来て欲しい!
そして、魔王を倒し!世界を救って欲しいのじゃ!!!
・わかりました
→嫌だ
な、なんと!!断ると申すのか!?
そ、そんな・・・
古文書には断られる場合があるなどとは書いてなかったのだが・・
そこをなんとか!!
・他力本願豚野郎
→メリットは?
む、確かに・・・
では世界を救ってくれたら何でも褒美のものを一つさずけよう!
→一つだけ?
・嫌だ
クッ
(足元をみおって・・・)
わ、わかった!みっつ!!みっつじゃ!!
→渋々引き受ける
・嫌だ
よ、よかった・・
まずはわが城へ来て欲しい。
その祠をでて北へまっすぐじゃ。
途中魔物に襲われるかもしれんが
異世界の勇者なら大丈夫じゃろう。
!?
→魔物ってどんなの?
・やっぱりやめる
・むかえにこさせる
魔物とは・・・
まー、よくRPGにでてくるあれじゃ。
基本設定はドラ○エじゃ。
!?
→魔王倒したら帰れるの?
・やっぱりやめる
・著作権。。。
古文書には勇者は役目を終えると元の世界に戻っていったと書いてある。
ここに勇者を異世界へ帰す呪文が書いてあるのじゃが、魔王の魔力が消えないと
この呪文は効力を発揮できないようじゃ・・・
勇者よ!まずは城へ!まっておるぞ~・・・
王様の声は聞こえなくなった!
‐移動中‐
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‐街道‐
祠をでると草原と街道が見える。
北はどっちかわからないが
お城が見えるのでお城に向かって歩いていく・・・
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デレッ♪
!?
スライムが現れた!スライムは驚き戸惑っている
→たたかう
・じゅもん
・どうぐ
・まもる
・さくせん
・にげる
勇者の攻撃!
・
・
スライムに1のダメージ
・
・
スライムは泣いてしまった。
スライムは泣いている。
スライム「ピーッ、ピッピッピエ~ン」
(どうしますか?)
・あれ?なんか予想と違う
・こうげきする
→はなしかける
スライム「ピ?ピーッ、ピッピッ?(え?ぼくの言葉わかるの?)」
スライム「ピキー!ピッピ!(すごい!僕は悪いスライムじゃないよ!いじめないで!)」
(どうしますか?)
・いじめる
→こうげきをやめる
・肉まんにしやろうか!!
スライム「ピキー!ピッピ!(よかった!ありがとう!)」
スライム「ピキー!ピッピ!ピッピ?(僕、お城にいく途中だったんだ!よかったらつれてってくれない?)」
(どうしますか?)
→連れて行く
・油断させて攻撃
・放置する
スライム「ピキー!ピッピ!ピ!(ありがとう!僕の名前はスラりんだよ!よろしくね!)」
スラりんが旅の仲間に加わった!
テテテテテーン♪
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‐お城‐
王様「お~!勇者よ!よくぞきた!さぁ!さっそく魔王討伐を・・・ん?なんじゃそのスライムは?」
王様「な!なんと魔物と話じゃと!?異世界の者は魔物と話ができるのか・・・して、その魔物は何故ここにいるのじゃ?」
スラりん「※訳 実は友達の魔王君がお姫様にさらわれちゃったんだ・・だから王様に言って助けてもらおうと思ったんだけど、お城の兵士さんが僕を町に入れてくれなくて・・」
王様「なに!?姫が魔王をさらった!?そんなばかげた話があるわけなかろう・・」
スラりん「※訳 本当だもん!!僕見たみたもん!!」
王様「姫は内気で清楚で可愛くて、愛しさと切なさと心強さを秘めた最高の姫だ!わしの娘がそんなことをするはずがない!魔王はこの世の支配をたくらんでいるのじゃろ?その為に姫をさらったに決まっておる!!」
スラりん「※訳 魔王君はそんなことしないよ!とっても強いけど命を大切にする優しい人なんだ!魔物にも悪いやつがいて人間を襲ったりするけど、それは人間も一緒でしょ?魔王君は魔物たちの王様だから、悪いことする魔物をこらしめたりもしてくれてるんだよ!」
王様「な、なんと・・そんな話ははじめてきいたが・・。し、しかし姫は魔王をさらう力なぞないはずじゃ・・・大臣が魔王に姫がさらわれていくところを見ておるし、いったいどうなっておるのか・・」
神官「王様!恐れながら申し上げます。この魔物の言うことを無視するのは簡単ですが、まずは勇者様に調査をお願いするのが懸命かと・・」
王様「おー!神官よ!なるほどのー!では、勇者よ!まずは事実関係を調査するのじゃ!」
スラりん「※訳 僕も協力するよ!」
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‐城下町‐
スラりん「※訳 わぁ!人間の町はにぎやかだね~」
スラりん「※訳 あ!あの果物おしそうだね~」
スラりん「※訳 あ!あの人に話を聞いてみようよ!」
男「ん?わぁっ!?す、スライム!?」
男「え?何?通訳いんの?」
男「お姫様がさらわれた?あー、知ってるぜ?魔王にさらわれたんだろ?でもおかしいんだよな~・・・」
男「なにがって?お姫様がさらわれたって騒がれた前日にお姫様が大臣と空をとんでいくのをみたんだよ」
男「え?空なんか飛べるはずないって?ばかいえ!大臣様は元賢者様だぞ?魔法で空を飛ぶくらいわけないって!」
男「そんでな、大臣は帰ってきたけど、その時にはお姫様は一緒じゃなかったんだよ」
男「でも大臣はその日はどこにもいってないってことになってるみたいだし、お姫様もその日は前日まで城にいたそうなんだよね~・・俺の見間違いだったのかな~」
・
・
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・
・
メイド「え?大臣様が姫様がさらわれた日どこにいたかって?さぁ~昼間はみてないわね~・・」
・
・
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・
・
男2「われらの姫様をさらうとは!!魔物め!!魔王め!!絶対許せないぜ!!」
・
・
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・
・
スラりん「※訳 う~ん・・色んな人に話を聞いたけど、大臣さんとお姫様はどっかにいってたかもしれないんだね」
スラりん「※訳 そうだ!勇者さん!一緒に魔王城にきてくれない?魔物達にも話を聞いてみたいんだ!」
(どうしますか?)
・嫌だ
・そろそろめんどくさい
→いってみる
スラりん「※訳 ありがとう!じゃあ魔王城へいくね!さぁ、僕に捕まって!」
テロリロ♪
スラりんはルー○を唱えた!
※ルー○:一度いったことのある場所へ瞬時に移動する呪文
ドヒューンッ
スラりん「※訳 ついたよ!ここが魔王城さ!」
湖の湖畔に佇む美しい城がみえる。
スラりん「※訳 さぁ!なかに入って!悪い魔物はいないから大丈夫だよ!」
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‐魔王城‐
スラりん「※訳 こんにちは!魔大臣さん!」
魔大臣「※訳 おう!これはスラりんどの!魔王様の居場所はわかったかの!?」
スラりん「※訳 それはまだ・・」
スラりん「※訳 そんなことより、お城に攻め入るのはやめて!もしかしたら魔王君はお姫様にさらわれたんじゃないかもしれないんだ!」
魔大臣「※訳 な!?なにをいっておる!人間の姫が魔王様をさらったのをみておったのはスラりん殿じゃろう!?すぐにでも魔王様を取り戻さねば!」
スラりん「※訳 でも人間の王様は魔王様が姫をさらったっていってるんだよ?今は事実がわかるまでまって欲しいんだ!」
魔大臣「※訳 人間の言うことなど信じられん!!既に進軍の準備は整っておる!邪魔をするならスラりんどのとて容赦しませんぞ!」
スラりん「※訳 そ、そんな!やめてよ!魔大臣!」
魔大臣「※訳 ええい!衛兵!スラりんを地下牢に閉じ込めておけ!」
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‐魔王城地下牢‐
ガチャン
スラりん「※訳 勇者君、まきこんじゃってごめんね・・」
スラりん「※訳 困った・・これからどうしよう・・」
??「※訳 おお!?スラりん殿ではないですか!!」
スラりん「※訳 ええ!?もしかして隊長!?」
隊長 「※訳 ええそうです!お久しぶりです。」
スラりん「※訳 どうして隊長が地下牢に!?」
隊長 「※訳 魔大臣に人間への侵攻をやめるようにと進言したところ牢屋に・・」
隊長 「※訳 なんと!スラりん殿もですか!?何やらおかしいですな・・」
スラりん「※訳 もしかしたら、魔大臣は何か隠してるのかもしれない・・」
隊長 「※訳 なにやら、魔大臣は深夜城外に出ていると言ううわさがあります。後をつけられれば・・」
スラりん「※訳 よし!ここを脱出して大臣の後をつけよう!今なら僕らが牢にいるから油断してるはずだよ!」
隊長 「※訳 ですがいったいどうやって・・」
スラりん「※訳 みてて!」
スラりんは不思議な笛を吹いた!
パ~ファ~♪
・
・
??
ザザッ
なんと、スライムの群れが現れた!
スラきち「※訳 親分!お待たせしました!」
スラりん「※訳 みんな!ありがとう!まずはここからだして欲しいんだ!」
スラぼう「※訳 まかせてください!」
スラきち「※訳 いくぜみんな!!」
みんな「「「スラ・ブレイク!!!」」」
ドガドガッドドドドドド!!!
なんと!スライム達の連続体当たりで牢の扉がふっとんだ!
スラりん「※訳 よし!みんなありがとう!僕達はこれから大臣を追う!」
スラりん「※訳 何かあった時のために隊長と一緒に待機していて!」
隊長 「※訳 私も!ご一緒します!」
スラりん「※訳 魔王軍最強の第一部隊の隊長にはいざと言う時に魔王様にかわって全軍を指揮する権限があるよね?だから、今はみんなと城で待機してもらったほうがいいと思うんだ!」
隊長 「※訳 ぬう・・確かに!わかりました!」
スラりん「※訳 ありがとう!じゃあ勇者君!魔大臣を尾行しよう!」
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・
・
‐迷いの森‐
魔大臣「・・・」キョロキョロ
・
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・
‐迷いの森最深部‐
スラりん「※訳 こんな森の中にお家があるよ?」
魔大臣「・・・」キョロキョロ
バタンッ
スラりん「※訳 中に入っちゃった!どうする?」
→盗み聞きだ!!
・突入だ!!
・牛乳に相談だ!!
壁に耳をたてる・・
???「クックック・・明日にはお前達の国は戦争になる」
???「お互い消耗しきったところで、侵略すれば・・・」
???「お前達の国は私のものになるのだ!!!!」
???「卑怯な!あなたのたくらみなど、お父様が見破ってくださるわ!」
???「姫よ・・残念ながら、国王は魔王を倒す為、異世界から勇者を召還したぞ?」
姫「なんですって!?そんな・・・」
???「いや!きっと隊長が気付いて戦争をとめるはずだ!」
???「魔王よ・・残念ながら、隊長は牢に閉じ込めてある」
魔王「クソっ」
魔王「人間の姫君がこんなにも心優しく暖かい人だと知っていたら・・もっと早くに人間と和解することができたのに・・」
姫「魔王様・・」ポッ//*^^*//
スラりん「※訳 魔王君とお姫様の声だ!!どうする!?」
→突入だ!!
・続きはWEBで!!
・牛乳に相談だ!!
スラりん「スラ・ストライク!!」
ドガンッ!!!
扉を突き破って中に入った
・
・
Now Loading…
・
・
‐魔大臣の別荘‐
???「なんだ!?」
スラりん「※訳 あれ?魔大臣がいない??」
魔王「スラりん!?」
スラりん「※訳 魔王君!とお姫様!」
魔王と姫は体を縛られイスに固定されている。
青年「スラりんだと!?牢に入れたはずなのに!!」
スラりん「※訳 ??この人は・・・??」
→そいつが魔大臣だ!
・そいつは変態だ!
・そいつは隊長だ!
スラりん「※訳 え?」
青年「クックックッ」
ボワンッ
魔大臣「よくわかったな・・」
スラりん「モシャ○!?」
※モシャ○:変身呪文
姫「そしてその方は!大臣でもあります!」
スラりん「※訳 なんだって?」
ボワンッ
大臣「そういうことだ!クックック」
魔王「やつはそれぞれの国の大臣になりすまし、我々を油断させて力を奪い、ココに閉じ込めた!」
姫「そしてお互い憎みあうようにデマを流し、戦争をさせて、消耗したところで世界を自分のものにしようとしたのです!」
スラりん「※訳 な、なんてことを・・・」
ボワンッ
青年「説明ありがとう、人質諸君!さー、と言うわけでこのことがばれてはまずいんでね・・消えてもらおうか!!」
青年「ライ○イン!!!」
※ライ○イン:雷撃呪文 勇者にしか使えない
ピシャーン!!!
天空から激しいいなずまが降り注ぐ!!
スラりん「※訳 あぶない!!」
ドンッ
スラりんは勇者を突き飛ばした!!
・
・
スラりんに80のダメージ!
・
・
ミス!勇者にダメージを与えられない
・
・
スラりん「※訳 な なぜ勇者にしか使えない雷撃呪文を・・・」
スラりん「※訳 勇者君逃げて・・・」
青年「ほう・・ただのスライムではないのか?まだ息があるとは・・」
青年「冥土の土産に教えてやろう・・・俺はな」
青年「勇者なんだよ」
!?
元勇者「まー、正確には元勇者かな?今はそこのLV.1が勇者みたいだからな!クックック」
魔王「ばかな・・・勇者は先代の魔王を倒して自分の世界に帰ったのでは!?」
元勇者「確かに古文書ではそう書いてあるよ?まー、俺が書いたんだけどね」
!?
魔王「なんだと!?古文書がかかれたのは遥か昔!貴様が生きているはずはない!!」
元勇者「俺はもう人間じゃあないのかもね。むこうの世界でも人間扱いされていなかったけど」
元勇者「時の砂ってあるでしょ?あれを使ってね。呪文作っちゃってさ。時間の流れをある程度かえることができるんだ。だからこれでもかなりのおじいちゃんなんだぜ?」
元勇者「せっかくあの嫌な世界から抜け出せたのに、魔王倒したらさっさと帰そうとするんだもんな~。ショックだったよ。魔王もさ、なんか全然抵抗しなくて簡単に倒しちゃったし。」
元勇者「だからさ~、帰ったふりしてこの世界をまわってたんだよ。遊び人としてね。その時にモシャスも覚えたよ。まぁ、遊びすぎたら悟り開いて賢者になっちゃったけどね。」
元勇者「その頃からかな?この世界にも自分の居場所がないことに気付いたんだ。」
元勇者「居場所がないならつくろう。この世界を俺のものにしよう!そう思ったのさ」
姫「かわいそうな方・・」
元勇者「ふんっ お前らはこれからそのかわいそうなやつに支配されるんだ」
元勇者「まずは、邪魔な勇者とスラりんを始末しないとな・・」
スラりん「※訳 勇者君!僕はもう逃げられない・・君だけでも逃げるんだ!」
元勇者「逃がさんよ!!」
ダダッ
元勇者「魔人斬り」
元勇者は魔人のごとく斬りかかった
スラりん「※訳 勇者君!!危ない!!」
ダダッ
スラりんは勇者を守っている
ズバン!!
・
・
スラりんに180のダメージ!
・
・
スラりん「※訳 う、うぅ」
カランッ・・
なにかが床に落ちている
→拾う
・無視
テロリン♪
勇者は不思議な笛を手に入れた!
・
・
スラりんは勇者をかばっている
・
・
元勇者「なに!?スライムごときがまだ生きている!?」
元勇者「それに・・、何故人間をかばう!?そんなLV1の使えないやつを!」
スラりん「※訳 に、人間なんて関係ない・・勇者君は友達だから・・・」
元勇者「チッ、くらえ!!メ○ミ!!」
※メ○ミ:中級火球呪文
・
・
スラりんは勇者をかばっている
・
・
スラりんに80のダメージ
・
・
スラりん「※訳 ぐ、ぐわぁぁ!ゆ、勇者君!早く逃げるんだ・・」
→たたかう
・にげる
スラりん「※訳 ゆ、勇者君!?」
勇者は元勇者の前に立ちはだかった!
・たたかう
・じゅもん
→どうぐ
・まもる
・さくせん
・にげる
どうぐをつかう
・ゆにくろのとらんくす
・りんご
・ナイフ
・ランプ
→不思議な笛
勇者は不思議な笛を吹いた
パ~ファ~♪
・
・
??
ザザッ
なんと、まものの群れが現れた!
隊長「※訳 スラりんどの!!」
スラきち「※訳 よくも親分を!!」
スラぼう「※訳 いくぞ!みんな!!」
スライム「「「※訳 おう!!」」」
な なんと スライムたちが…!
スライムたちが どんどん がったいしていく!
なんと スライムたちは合体してキングスライムになった!
キング「ベホ○ミ」
※ベホ○ミ:中級回復呪文
スラりんのHPが回復した!
隊長「※訳 いくぞ!!せいけんづき!!」
隊長は腰を深く落とし、せいけんづきをくりだした
・
・
ドガンッ
ミス 元勇者はヒラリとみをかわした
・
・
キング「※訳 くらえ!!」
キングスライムははげしいほのおを吐き出した
・
・
元勇者の後ろから追い風がふく!!
はげしいおのおが追い風にのってキングスライムに跳ね返った
※追い風:原作とことなり、炎などを跳ね返す風がふく
・
・
キング「※訳 うわぁ!!」
・
・
キングスライムに80のダメージ
隊長「※訳 つ、つよい・・」
元勇者「ふん!雑魚が・・」
元勇者「イオ○ズン!!」
スラりんたちのまわりで激しい爆発が巻き起こる!
ドガーン!!
・
・
キングスライムに120のダメージ
隊長に120のダメージ
スラりんに120のダメージ
スラりんは勇者をかばっている
スラりんに120のダメージ
パーティーは瀕死におちいっている・・・
元勇者「しぶといやつらだ・・まだ息があるのか・・」
元勇者「ならば・・まとめて生まれる前までもどしてやろう!!」
元勇者は時の砂を取り出し、口に含むとスラりん達に吹き付けた
あぶない!!
スラりんの仁王立ち!!
スラりんは元勇者の前にたちはだかり、全ての攻撃を一身にうけている
魔王「スラりん!!やめるのだ!!時の砂の効力でスラりんの時間が・・戻って・・」
スラりんの時間がさかのぼっていく!
スラりんはどんどん縮んでいく・・・
魔王「もと勇者!!やめるのだ!!それ以上時間を戻すと・・・」
元勇者「やだね。このまま生まれる前まで戻してや・・・!?なんだ!?」
スラりんはまばゆい光に包まれた!!!
・
・
元勇者「クッ・・何が起こったのだ!?」
魔王「も、戻ってしまった・・だ、大魔王様・・・」
!?
デレッ♪
なんと大魔王が現れた!
元勇者「こ、こいつは!!先代の魔王!?」
魔王「そ、そうだ・・しかも、この大魔王様はお前が倒した大魔王様の本当のお姿だ。」
元勇者「どういうことだ!?」
大魔王「ほう、勇者か・・久しいな」
大魔王「まさか、またこの姿に戻ることになろうとは・・」
元勇者「お前は・・スラりんなのか!?」
大魔王「・・・」
大魔王「スラりんか・・残念ながらスラりんはもうおらん。」
大魔王「スラりんはな、わしの親友じゃった。」
大魔王「だが、ある時、心無い人間に殺されてしもうた・・」
姫「・・・・」
大魔王「怒り狂っていたわしにスラりんはこういった」
・
・
‐遥か昔、魔王城‐
大魔王「スラりん!!人間め・・・!!」
スラりん「ダメだよ?人間を恨まないで?僕は人間が好きだよ。」
大魔王「なぜだ!?人間にこんなことをされてまで!?」
スラりん「僕達はこんなみかけだから人間を怖がらせちゃうんだ」
スラりん「お互いを知らないから怖がる。だから攻撃する。」
スラりん「仕方なかったんだよ、今はまだね・・」
スラりん「いつか、人間と魔物が仲良く暮らせる日がくると良いな・・・」
・
・
大魔王「そういってスラりんは息をひきとった」
大魔王「わしには」
大魔王「人間が許せなかった!!」
大魔王「だが、スラりんの最後の願い叶えるために一番邪魔なのはわしじゃった」
大魔王「必要なのはスラりんと、その意思を実行できるもの!」
大魔王「わしは魔力と生命力をを限界まで使い、次の魔王を生み出した」
大魔王「そして、勇者との戦いが訪れた。」
・
・
‐遥か昔、魔王城‐
元勇者「お前が魔王か!悪いが死んでもらうぜ?」
大魔王「勇者よ・・わしにはもうお前を倒す力は残されていない」
大魔王「だが、わしを倒せば魔物共は統制をうしないさらに暴れるかも知れんぞ?」
元勇者「そんなことは知らんよ。俺はお前を倒せればそれでいい!!」
大魔王「・・・」
元勇者「くらえー!!!!!」
・
・
大魔王「そして、勇者との戦いに負けた私は最後の力でスラりんのなきがらにたどり着き」
大魔王「わしの魂そのものをスラりんに宿し生き返らせたのじゃ」
大魔王「そう、スラりんはスラりん。だが、スラりんはわしの魂でできておった」
大魔王「だからの・・見ておったぞ・・元勇者よ・・貴様だけは・・許さん!!!!」
ゾクッ
大魔王からすさまじいさっきが放たれる!!
姫はおどろきすくみあがっている
隊長はおどろきすくみあがっている
キングはおどろきすくみあがっている
魔王はへいきだった
元勇者はへいきだった
元勇者「ふん!!昔より俺は更に強いんだぜ?もう一回・・倒してやるよ!!!」
元勇者「メラ○ーマ」
※メラ○ーマ:最大火炎呪文
元勇者「ベギラ○ン」
※ベギラ○ン:極大閃熱呪文
・
・
巨大な火の玉と閃熱が大魔王を襲う!!
大魔王に500のダメージ
・
・
元勇者「まだまだ!!」
元勇者「ジゴ○パーク」
元勇者「ギガ○ラッシュ」
元勇者は 地獄からいかずちを呼び寄せた!
元勇者の剣は光を帯びた!
元勇者はギガスラッシュを放った!
・
・
大魔王に500のダメージ
・
・
元勇者「ふん!!これで終わりだ!!!」
元勇者「マダ○テ!!!」
元勇者は全ての魔力を解き放った!!
・
・
大魔王に999のダメージ
・
・
姫「そんな・・なんて強さ・・勝てるわけがないわ・・」
魔王「・・・」
元勇者「ふん、あっけない」
元勇者は時の砂を使った!
元勇者のHPとMPが全回復した
魔王「なんと!時の砂で回復!?そんなことまでできるのか・・だが」
!?
大魔王「終わったか?では次はわしの番じゃな」
元勇者「なに!?」
大魔王「左手からメラ○ーマ、右手からベギ○ゴン・・」
元勇者「ど、同時に二つの最強呪文!?」
大魔王「合成!閃熱大炎!!!」
閃熱を帯びた大火球が元勇者におそいかかる!
元勇者「や、やばい!」
元勇者「マホカ○タぁぁ!!」
※マホカ○タ:全ての呪文を跳ね返す
元勇者の前に光のたてが現れた!
大魔王「いて○くはどう」
※いて○くはどう:全ての呪文の効果をかき消す
大魔王のゆびさきから いてつくはどうが ほとばしる!!
元勇者の光のたてがかきけされた!
元勇者「ぐ、ぐわぁ!!」
元勇者「くっ、と、時の砂!!」
元勇者のHPとMPが全回復した
大魔王「左手からマヒ○ド、右手からバギク○ス・・」
※マヒ○ド:最強氷結呪文
※バギク○ス:最強真空呪文
元勇者「!?」
大魔王「合成!氷刃嵐舞!!!」
無数の氷の刃が元勇者に襲い掛かる
元勇者「ぐ、ぐわぁぁ!!」
元勇者「くっ、と、時の砂!!」
元勇者のHPとMPが全回復した
元勇者「くそ!!こうなったら!!」
元勇者「ドラゴ○ム」
※ドラゴ○ム:ドラゴンに変身する呪文
元勇者はドラゴンに変身した!
元勇者「ぐぉぉぉぉ!!」
元勇者はしゃくねつのいきをはいた!
大魔王「左手からフバ○ハ、右手からフバ○ハ・・」
大魔王「合成!バイバ○ハ!!!」
※フバ○ハ:光の幕をつくり、炎や吹雪から身を守る
しゃくねつのいきは威力が倍になってはねかえった!!!
元勇者「!?」
・
・
ミス 元勇者にはこうかがないようだ
・
・
大魔王「ならば・・」
大魔王「左手からドラゴ○ム、右手からドラゴ○ム・・」
大魔王「合成!双竜変化!!!」
大魔王は双頭のドラゴンに変身した!
元勇者「!?」
大魔王は二つの口からつめたくかがやくいきをはきだした!
元勇者「ぐわぁぁぁ!」
元勇者「くっ、と、時の砂!!」
元勇者のHPとMPが全回復した
元勇者は元の姿に戻った。
大魔王は元の姿に戻った
元勇者「くそ!時の砂がもうなくなる!!」
大魔王「安心しろ、二度と戻れないように跡形もなく消し去ってやろう」
大魔王「左手からメラ○ーマ、右手からマヒ○ド・・」
大魔王「合成!極大消滅呪文メドロ○ア!!!」
両手でスパークさせたエネルギーを大魔王が弓のようにひきしぼる
元勇者「あ・・あれは!まずい!!くそ!・・おい!勇者!助けてくれ!同じ世界の人間じゃないか!」
(どうしますか)
→見殺し
・助ける
・無視
(まって・・)
(勇者君・・彼を助けてあげてよ・・)
(彼は誰かに認めて欲しかったんだ、自分の居場所が欲しいだけなんだよ)
(お願い・・)
不思議な笛からスラりんの声が聞こえる
(どうしますか)
→助ける
・無視
・見殺し
大魔王「・・・そうか」
大魔王(スラりんそれがお前の・・変わらないな・・)
大魔王「元勇者よ・・ここはお前のいるべき場所ではない」
大魔王「自分の居場所へ帰るが良い。」
元勇者「ゆ、許してくれるのか・・?」
大魔王「お前は許せん・・だが、これがスラりんの意思なのだ。」
元勇者「・・・最後にあまった時の砂。お前にやるよ・・」
大魔王「わかった。では元の世界に帰るがよい!」
大魔王「左手からルー○、右手からルー○・・・」
大魔王「合成!オクルー○!!!」
元勇者「・・・すまなかったな・・」
元勇者は光に包まれ、元の世界にもどっていった。
大魔王「さてと・・」
大魔王「いてつく○どう」
大魔王のゆびさきから いてつくはどうが ほとばしる!!
魔王と姫にかかっていた魔法の効力がきれた!
魔王「よかった。これで動けます」
魔王は縄を引きちぎって姫を助け出した。
姫「ありがとうございます、魔王様」
魔王「大魔王・・いや、父上。お久しぶりです。」
大魔王「魔王よ、久しいな、すまないが、所詮わしは一時の幻。もう別れねばならん」
大魔王「今この世界に必要なのは、強大な力ではなく、小さくても暖かい心なのだ」
魔王「わたしはあなたの力が恐ろしかった・・だが、あなたはご自分でおっしゃるより、ずっと暖かい心をお持ちです。」
姫「わたしもそう思います。」
大魔王「そうか・・ふふ、悪くない気分だな」
大魔王「皆の者!そして勇者よ!スラりんを頼んだぞ!」
!?
大魔王「サンズ・オ○・タイム!!」
大魔王は時の砂を自分にふりかけ時の砂の呪文を唱えた!
・
・
スラりん「ピキー!?」
こうして勇者はまったく活躍することなく世界は平和に戻った。
‐お城‐
国王「勇者よ。よくやった。」
・・なんでも褒美をとらせよう
さあ、あなたなら何を願う??