第三話
そして俺は急いでご飯をかけこんだ。
自己紹介でも言ったとおり俺の異能はなににでも変えられる(笑)
なので今回は
「異能発動! 食欲全快!!」
この異能を使えばいつもの二倍の早さで食べることができる。
…腹こわしそうだからいつもならあんまり使いそうにない異能だが、急いでたから使ってみた。
そして登校。 俺の学校もさらりと紹介しよう。
俺の学校は近所のごくごく普通の高校、「梅ノ川高校」。
家から徒歩十分、走って五分、道草食いながら歩いて二十分かかる短い道のりだ。
えっ? ここでもたもたしてて良いのかって?
…もうついてるついてる(笑)
異能:瞬間移動を使ったからな。
この異能なら行きたい場所にすぐいける。
昔、この異能を使い始めた頃に間違えて土足のままクラスの中に移動したことがあってな(笑)
それからはかなり気を付けているんだ…
さてと… クラスの前についたぜ。
ここが俺のクラス、三年二くMっ
「熱うううううっっっ!!!」香「あ、ゴメン、火弾当たっちゃた?」
彰「お前… せっかく読者に学校紹介してたのに…」
大「おおい、香織、バトルの途中なんだから逃げるな… って彰、おはよう。
…どうした? 真っ黒けだぞ?」
彰「おまえ等のせいだろ…殺されるところだった…」
俺は異能:完全回復を使って火傷を治した。
まぁ反射的にこれは発動できるんだけど…
空「おーい皆ぁ、続きするのぉ?」
彰「けが人だして空子はまだやる気かぁ!?」
透「だって… 避けなかったのはアキラじゃん…」
彰「ぐっ……」
ちなみにこいつらは俺の幼なじみ。
家が近所で、さらに皆同じ誕生日なんだ。すごいだろ? 生まれたときから皆一緒なんだ。
大「そういえば彰、旅行の話なんだけど…」
彰「そうそう!なぁ、東京でおきた軍団Ωの事件知ってるか!?」
大「まさか東京に行こうと?」
彰「当たりっ!」
香「奇遇だね♪他の四人も同じこと考えてたんだ~!」
は? こいつら警察でもかなわなかった軍団Ωを甘くみてね?マジウケるww勝てっこないじゃんww
って大抵の人は思うだろう。 しかしこいつらは違う。
学校、そして世界でもトップの異能を持ち、警察のお偉いさん達を五秒で倒したと噂されるグループ、「仲良し五人組」本人たちなんだから…
ちなみに香織にもともとフレアボールは使えないのですが、物を操る能力で火を変化させてるんです!(灼熱の溶岩などさらに熱いものを使うと名前は ファイアボール とか ヒートボール などに変わります(笑))