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③ お仕事を探しに行きます。

保護者も付き添って?冒険者ギルドに来ています。

両親は、拠点のブルーンの町へ帰りがてら出来る仕事がないか探すようです。


初めてのギルド支部なので三人でキョロキョロしていたら、「もしかしてアラン・ウェルズか?」と声をかけられました。父がギクッとして振り返ります。「…えっマーシー?」

「ああ…やっぱりアランだ。17,8年ぶりか?ひょっとしなくてもそちらは聖女様…あっいや、リーシャ・シュワルツ伯爵令嬢?」

「ああ。元だがな…で、おまえこんなところで何しているんだ?」  …父様顔色悪いです…

「いや、ちょっとした依頼で。ってそちらのお嬢さんはまさか二人の娘か?その恰好、ひょっとして冒険者か?いくつだ?」

「いやお前には関係ないだろ。そんな事よりなんでこの国にいるんだ」

「ああ、昔のこと心配してるのか?ちょっとどこかで落ち着いて話そうか。俺もちょっと聞きたいことあるし。」


という事で、ギルドの一角の飲食コーナー(飲酒は夕方からだそうです)でお茶しながら話をしました。

念のため、(ろう)音防止結界を張っておきます。

マーシーさんは父の騎士仲間だったそうで、当時王城の警備を担当していたそうです。

父と母がいなくなってすぐ、平民だった勇者パティーの二人が職場や食堂等(メイド兼調理担当メンバーは食堂のおかみさんでした)あちこちで、

「魔法使いに『卑しい平民の分際で!』と酷い嫌がらせを受ける度に聖女様が庇ってくださった」と話して回ったために噂が広がり、聖女を擁護する国民の声が大きくなったとか。

もともと三男の父に関心がなかったウェルズ家と、母の魔力を妬んでいた次女贔屓(ひいき)で嫡男のいるのシュワルツ家、捜索は暫くして立ち消えになってしまったそうです。


面白かった、とマーシーさんが話してくれたのは、

第二王子が魔法使いと婚約者したいと二人揃って国王陛下に謁見したとき、

謁見の間に巡らせてある魔法無効の結界に触れた魔法使いの変身魔法が解け、年齢をかなり偽っていたことが発覚。

王子の真実の愛?もすぐに何処かに飛んでいってしまい大騒ぎになったとか。

そんなこんなで15年以上たって父と母のことを探している人は皆無だそう。


「で、なんで此処にいるんだ?」  一通り話を聞いた父が尋ねました。

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