㉕ ダンスを踊ります
沢山の方にアクセス頂きありがとうございます。
今日はいよいよ王太子殿下とエリザベス様のご婚約パーティーです。
私は伯爵邸で、アルフレッド様から贈られたドレスを着付けて頂き
髪型を整えて頂き、初めてお化粧を他人によって施して貰いました。
イヤリングなどのアクセサリーも、ドレスに合わせてアルフレッド様とご両親から贈られた気品ある物です。
エントランスに降りていくとアルフレッド様が出迎えてくださいました。
「とてもよく似合ってる。綺麗だ。月並みだが他の男の目には触れさせたくない。」
「私も、アルフレッド様が素敵すぎて、他のご令嬢方が近づいて来るでしょうから、心配で目がはなせません。」
「二人ともじゃれ合うのは良いがそろそろ出ないと遅れてしまうよ。」
「もうこのまま二人だけでここに居たい。」
「婚約した、と公の場で発表しないと安心出来ないのでは無かったか?」
「忘れるところでした。では、仕方ありませんが出かけるとしましょう。」
差し出されたアルフレッド様の手を取とり、馬車に乗り込みます。
馬車の中では、参加の手順、マナー、王族方への挨拶など確認します。
慣れない貴族の生活に不安な気持ちが募ります。だんだん緊張で胃が痛くなってきそうです。
馬車が王城のロータリーに停まりました。
先に降りたアルフレッド様にエスコートされて王城の大ホールへと向かいます。
途中ですれ違う貴族たちの視線や囁き声が気になります。
貴族の入室が完了すると、壇上に王族方がご入来されました。
宰相が王太子殿下のご婚約成立の発表をされ、続いてドラゴン討伐の叙勲の授与がありました。
そして王太子殿下から、ご婚約成立についてのお言葉。最後に
「私事ではあるが、友人のアルフレッド・グレイン伯爵令息が今回、
子爵位を叙爵された冒険者のアラン殿とリーシャ殿のご息女と婚約を結ばれた。謹んでお祝い申し上げる。おめでとう。」
挨拶を終えた王太子殿下とエリザベス様がダンスを披露されました。
「リリアンナ、不安な時は俺を頼って。今までも、これからもずっと君を守っていきたい。何よりも大切にするから俺の傍から離れないで。」
「ありがとう。私も何があっても貴方の支えになりたい。
ずっと一緒にいたい。これまでも、これからもよろしくお願いします。」
おたがいの手を取り合い、そして初めてのダンスを踊ります。
❁❁❁ ❁❁❁ ❁❁❁ ❁❁❁ ❁❁❁
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
お読みいただける事が励みとなり
何とか最後まで纏めることが出来ました。
(@^^)/~~~




