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猿編

桃太郎屋敷 夜


桃太郎「猿君、よく頑張ってくれたね」


猿「またやってやりましょうや、桃太郎さん」


 桃太郎に酒をつぐ猿


猿「私もずっとお側にいますよ。そうだ! これを商売にしましょうや。いいや、黙ってても依頼がくるな! 儲かりますよ!」


桃太郎「それもいいかもな」


 外から無数の人声


猿「なんだ? 外が騒がしいですね」


 近づく無数の足音


?「猿はどこだ!?」

?「鬼を倒す凶暴な猿だ、気を付けろ!」


桃太郎「猿ならここにいるぞ!」


猿「桃太郎さん!?」


 一瞬で桃太郎に縛られる猿 なだれ込む武装集団


?「流石は桃太郎さん。素晴らしいお手並みですな」


猿「桃太郎さん!なぜ!?」


桃太郎「お前は私と似ている。野放しにしておくと危険なのだよ」


猿「なっ? それなら、あんただって」


犬「黙れ小僧!」


猿「犬てめぇ! 同い年だろ!」


桃太郎「猿よ、お前は海に浮かぶ猿達の楽園、猿島に送る。達者でな」



 猿は猿島のボスとなり余生を送った。猿が人間に対して攻撃的で犬と仲が悪いのは、この出来事が原因だという。

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