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UVER SOUL   作者: パパス
3/4

戦闘訓練

昨日は楽しかったな~

昨日の歓迎会で村人達と楽しく食事をして、この村の住人の温かさに触れて、海夢は少し気持ちが楽になった。

癖のある黒髪を撫でながら、海夢はリビングに向かった。


昨日の歓迎会の時に、この世界のお金のことについて聞いた。

この世界のお金は硬貨や紙幣ではなく、電子マネーのようなもので、基本的に魔物を倒すと、どんどん貯まっていくらしい。

なんかRPGみたいだ

ちなみに俺のGSPには600E(エデン)お金が入っているらしい。


俺はテーブルに座ると、試しにGSPのショッピングを開いて買い物をしてみることにした。

武器や薬や家具など、様々なカテゴリーがあるみたいだ。

とりあえず、俺は食品の項目を選んだ。

いろいろな料理の写真が並んでいて、俺はその中から、卵焼きと、白米、「タナマ」という名前のおいしそうな焼き魚を買うことにした。

全部で240Eだ。

俺は次に、GTを起動させて倉庫から先程買った料理を取り出してみた。

GTはボンッという音をたてて、GTから料理が出てきた。

最初に出てきたのは茶碗に盛られた白米で、手に取ってみるとまるで出来立てのような温かさで、卵焼きと焼き魚も同様だった。

俺は料理を食べながら感動した。

なんてすばらしい発明なんだ

めしを食べている時は何もかも忘れることができた。

ただ本能のままにめしを食っていく。

これが生きるということだ!

最も俺は死んでいるんだが・・・


「海夢君!!

迎えに来たぞ~!!

起きているかい!?」 


時刻は9時2分を少し過ぎたころ、ナギルさんが俺を迎えに来てくれた。

ナギルさんは今日も黒のスーツが似合う美しい女性の姿で迎えに来てくれた。

エデンに来て3日目、俺はこの世界で生きていくため(死んでいるけど)戦闘訓練を始める!!

がんばるぞーーー!!


「よし!

これから私がよく訓練しているボーサラの森という所に行くとする!」


そう言ってナギルさんはGSPとGTを取り出して、GSPの何かのアプリを起動させて、数字を打ち込んでいるらしい。


「何やってるんですか?」


「あぁ、言ってなかったかな

君のGSPにもあると思うけど、転移機能っていうのに行きたい場所の座標を打ち込むと、瞬時にその場所に瞬間移動出来るんだよ。君も転移機能を開いて、ボーサラの森の座標を打ち込んでみな。


俺は転移機能を開いて座標を打ち込んでみた。

すると、GSPとGTが何やら光り出した。


「よし!打ち込んだな

じゃあ、忘れ物はないか?

GSPとGTを持ってそのまま5秒間目を閉じてるんだ。

一瞬だからな!!」


俺は光る2つの端末を持ったまま、言われた通り目を閉じた。


ーバシュッ


「もう目を開けていいぞ!」


ナギルさんの声が聞こえたから俺は目を開けてみた。

そこは緑の草木が生い茂る広大な自然に囲まれた美しいジャングルのような場所だった。

樹齢何千年もありそうな木が密集しており、こぼれ日が差し込んでいて、とても神秘的な場所だった。


「きれいな森だろう?」


「すごいっすね!

俺はこんなにきれいな森見たことないですよ」


「私は生前ずっと動物園に飼われていたから、檻の中の景色と私を見に来る人間と、世話をする人間、私の檻の前にいた猿達以外を見たことはなかったんだ。

だから私はこの場所に初めて来た時は感動したな~!

動物園は同じ景色と猿と人間ばかりでつまらなかったってのもあるのかな?」


ナギルさんはニコッと笑い俺の方をみた。


「私は生前より、今の暮らしの方が楽しいよ!

眺めるだけでしかなかった人間達とこういう風にコミュニケーションもとれるしさ!」


生まれてからずっと同じ所に死ぬまで見せ物として暮らすというのはどういう気持ちなんだろうか

本来、動物は野生で育ち、そこで生きるために毎日必死になって生きている。

時には餌を採れずに1日中空腹のまま過ごすこともあるかもしれない。しかし、自由な暮らしができる。

一方、動物園の動物は毎日決まった時間に餌をもらい、檻の中で自由と引き換えにずっと外敵の心配もなしに暮らしていける。

どちらが幸せなのか、俺にはわからなかった。


「ナギルさんは今幸せですか?」


俺はナギルさんに聞いた。

ナギルさんは少し微笑んで答えた。


「私は・・・」


俺はその答えに涙が出そうになった。




俺達は少し歩いて、木が密集していない広い場所に出た。

そこはあまり草も生えてなく、訓練するにはぴったりの場所だと思った。

きっとナギルさんが作った空間なんだなと俺はなんとなく思った。


「それじゃあ訓練を始める前に、お前のGTから戦闘服を取り出してみてくれ!」


俺はGTの倉庫から黒いスーツを一式取り出して草むらの影に隠れてスーツに着替えた。

そして、着ていた服をGTにしまった。

倉庫へしまうには、まずGTの倉庫を開いて、収納を選択してGTが光り始めたら、 GSPがシャッターモードのようになる。

そうしたら収納したい物をGSPで撮るとGTの倉庫にしまわれるという仕組みらしい。

本当に便利だ。


「お待たせしました。

そういえばなんで戦闘服がスーツなんですか?」


ナギルさんは首を横にふった。


「私にもわからないな

ただ、神様の趣味なんじゃないか?」


そうか!趣味ならしょうがない


「他に聞きたいことは?」


「とりあえずは無いです。」


「よし!それじゃあ始めようか!!」


ナギルさんはGTから日本刀のような武器を1本取り出して俺に渡した。


「海夢君は刀を持ったことはあるかい?」


「いえっ!一度も!

以外と重たいんですね」


俺は日本刀を下に向けてビュッと振ってみた。

かなり切れ味が良さそうな刀だ


「この刀でチャンバラするんですか?」


俺はナギルさんに聞いた。


「いや、違うよ。

だいたい武器を持ったこともない素人にいきなり刀を振らせないさ!

君にはまず、自分のソウルを感じてもらう」


「俺の・・・ソウル!?」


「そうだ!

まずは刀を普通に片手で握ってみな!

そう!

ただ持っているだけでいいから!

そうしたら、刀を空気で包み込むようなイメージをしてみてくれ!」


俺は目を瞑ってイメージしてみた。

刀を空気で覆う!!


ーズオッ


「よし!!

いいぞ!!目を開けて刀を見てみな」


俺は自分の右手が握っている刀を持ち上げて見てみた。

刀の周りに薄い青色の空気のようなものが見える。

そして、自分がイメージした通りに刀の周りに纏われているようだった。


「いいか!そのままソウルを維持するんだ!

そしたら、今度は刀からゆっくり右腕、頭、左腕、ずーっと下へ下へとソウルを引っ張っていって体全体をソウルで包み込む!」


ーズズッ


俺の体を青のソウルが包み込む。

力強い生命エネルギーのようなパワーを感じる。


「これが・・・ソウル!?」


「そうだ!!

自分の体を包み込むソウルのエネルギーを感じるだろう?

しかし、初めてのくせによく1回で出来たな~!!」


「いやっ、なんか頭でイメージした通りにソウルをコントロールできたから、すごい簡単でした。」


「ハハハッ!

中々優秀だな~君は!

ソウルは魂の力。

イメージ力がソウルを使うのに一番大切なんだ。

そのうちに君も自分の手足のようにソウルをコントロールできるようになるよ!!」


「そっか~!じゃあがんばらないとな~!」


俺はソウルに夢中だった。


「よし!それじゃあソウルを解除していいよ。

自分の力で解除してみな。」


俺はソウルを纏う前の自分の姿をイメージした。


ーフッ


俺の体と刀を覆っていたソウルがフッと消えた。

そして、ソウルを消したのと同時に疲労が襲ってきた。


「海夢君!!!

君は本当にすごいな!!

ソウルはな、体に纏うより消す方が難しいんだ!

一体どんなイメージをしたんだ?」


ナギルさんは興味深そうに俺に尋ねた。


「えっと、ソウルを纏う前の自分の姿をイメージしたんです。

そしたら、なんか消えました。」


「・・・君は思った以上に才能がありそうだな。

よ~し!!

ちょっと早い気がするが次のステップに行ってみるかな!」


「はい!お願いします!」


早く次の訓練をしたい、俺はソウルの虜になってしまったようだ。



「次は最も重要な防御の訓練をするぞ!」


「防御ですか!?」


うん!と言ってナギルさんは頷いた。


「戦闘で一番重要な技術だ!

この訓練を終えたら、入門編は終了だな!

とりあえず刀は海夢君にあげるから、GTにしまって」


俺はGSPとGTを起動させて刀を収納した。


「よし!準備はいいな!?

それじゃあさっきみたいにソウルを体に纏ってみてくれ!」


今度は一瞬で体にソウルを纏えた。

一度目でコツを掴んだ俺はあまり集中せずにソウルを扱えた。


「お願いします!」


「完全にコツを掴んだな!

いい傾向だ!

今度は私も訓練に参加する。」


ナギルさんもソウルを纏った。


「ソウルで全身を覆っているその状態は言わば完全防御状態だ!しかし、ソウルは使えばもちろんその分消耗する。

全身に纏い続けていれば、今の君のソウルでは、だいたい5分くらいで無くなるな。」


「5分・・・ですか!?

・・・・・少なっ!!

じゃあ、ソウルを増やさなきゃヤバイんじゃないです!?」


俺は自分のソウルの無さに焦った。


「素人はそう思うよな

しかし、考えてみな?

人間だって全力疾走したら、途中でへばるだろ?

だから、大事なのは、ソウルの量よりも、ソウルを必要な時に必要な分だけ必要な箇所に使う。」


「なるほど、理屈はわかります。

でも、魔物の攻撃は生身の体では耐えられないんですよね?

もし、例えばソウルで覆ってない所を攻撃されたらヤバイのでは?」


「うん!

だからこうする。」


ナギルさんは、体を覆っているソウルを出来るだけ体から間隔を開けずに纏った。

俺の場合、ソウルは俺の体から数十センチくらいの間隔で纏っているから、宇宙服を着ているような感じだ。

しかし、ナギルさんのソウルはナギルさんの体からほんの1センチくらいの所で全身を纏っている。


「この状態ならば、さっきよりはソウルの消耗を格段に減らせる。全開でソウルを纏った状態が100だとするならば、今の私の状態は10といったところかな?」


ーフッ


ナギルさんの説明の最中に俺のソウルが尽きた。


ードサッ!!


なんだ・・・

力が・・・入らない!?

まだ2~3分しか経ってないのに・・・

体・・・が・・・

動けな・・・


ーグイッ!!


ナギルさんは俺の頭をナギルさんの細くて白い太ももに乗せて、何やら瓶のような物を取り出して、俺に飲ませた。

すると、先程まで疲労で動けなかった体が嘘のように、俺はナギルさんの太ももの上で完全回復していた。

ちなみに、俺の下半身も元気になっていたみたいだ。

俺はゆっくり立ち上がった。


「すごいだろっ!?

これは、ゴドミタンGというソウル回復薬だ!!

飲めば、一瞬でソウルが回復するぞ!」


ナギルさんはかわいらしい笑顔を俺にむけて、ゴドミタンGとやらの瓶をヒラヒラと揺すりながら、説明してくれた。


「これでよくわかったろ?

ソウルは節約しないとすぐに無くなる。」


「・・・身に染みました」


「わかればよろしい!

ちょっと早いとは思ったけど、ソウルが尽きかけるとどうなるか身をもって知ってくれてよかった。

これが戦争中なら君は死んでたよ。」


確かにそうだ!

俺は少し甘く考えてたのかもしれない。

ちょっとソウルの基礎中の基礎が出来たくらいで浮かれていたんだ。

しっかりしなきゃ!

両手で頬を叩いて気合いを入れた。


「おいおい!!

痛いぞ!!

自称行為は止めるんだ!!」


ナギルさんがアタフタしながら言った。


「気合いを入れたんです

少し自惚れていたんで。」


動物は人間のこういう行為の意味はわからないよな。


「そ・・・それならいいが

あんまり思い詰めるなよ!!!

よ・・・よし!

じゃあ防御訓練を改めて始める!!」


ナギルさんは体から1センチくらいの幅でソウルを纏った。


「これからゆっくりと私が海夢君に攻撃をしかける。

海夢君は私の攻撃をどの箇所で、どのくらいの量のソウルを纏って防ぐか考えながらやってごらん!

それじゃあいくぞ!!」


ーシュッ!!


ナギルさんは俺の左頭に向かってゆっくりと右足を振り抜いた。

ナギルさんの右足は体に纏ったソウルを10だとすれば、およそ30くらいの密度のソウルで纏っている。

スローモーションのような右蹴りを俺は左腕で受け止めることにした。

このまま受け止めれば生身の俺は大ケガか、運が悪ければ死ぬ。

だから、体、10、左腕、30の割合でソウルを纏った。


ーバシンッ!!


左腕でナギルさんの蹴りを受け止めたが、その威力にガードが崩れた。

左腕に激痛が走った。


「いったーーーーーーーーー!!

いたい!いたい!いたいーーー!!!

あたたたたっ!!

腕が折れたーーー!!!」


俺は左腕を押さえながら地面に転がった。


「君と私とでは魂の強さが違う

だから、私と同じくらいの量のソウルを纏っても完全に防御できないよ。

同じ防御力でダメなら次はどのくらいの防御力にする?

さぁ、考えろ

ただし、私はいちいち待たない。」


ーシュッ!!


今度は寝ている俺に対してゆっくりとかかと落としを放った!

痛がってるひまなんかないっ!

右足のかかと、攻撃力、30くらいかな?

俺は体全体の防御力を10から25に、右腕と左腕をバッテンのようにクロスさせ、右腕、左腕の防御力をそれぞれ50くらいになるようにソウルを纏った。


ードガッ!!!!!


地面にめり込みそうなくらいの威力のかかと落としだったが、なんとか俺は防御できた!!


「いいぞ!!

ガード成功だ!!

どんどん行くぞっ!!」


その後も何度か死にそうになりながらも、ナギルさんの防御訓練は無事終了した。


「よし!

そろそろ昼食の時間だな!

昼休憩としようか!」


「待ってましたーーー!!

もうクタクタですよー

めっちゃ腹へったーーー」


ナギルさんはGTから鳥の丸焼きを2つ取り出して、1つを俺に手渡した。

香ばしい鶏肉に甘めのタレがついていて、俺の食欲を刺激した。あっという間に鳥の丸焼きを食べてしまった。


「ご馳走様でーす!」


「フフフッ

あっという間に食べてしまったな。」


「体動かした後ですからね

めっちゃおいしかったです。」


「それは良かった。

少しはソウルも回復したみたいだな

ちょっとGSP見てみなよ 」 


ナギルさんに言われて俺はGSPのステータスを起動した。

うぉっ!!

なんと!!

ソウルが421に上がっていた。


「ナギルさん!!

ソウルが421になってます!!」


俺はナギルさんにGSPの画面をみせた。


「私が訓練しているんだから当たり前だよ!

厳しい訓練だったから、それくらいはあがるさ!」


「あっ!!

それに、ソウルが満タン近くまで回復してる!」


「ソウルはソウルを使わなければ自然と回復していくんだ。

ヤバくなったら少し休むか、ゴドミタンGを飲むのが基本だよ。」


「なるほど、ソウルは自然と回復もするのか」


「午後からまたハードな訓練が待ってるから、ゆっくり休んでおくんだよ。

今12時25分だから、13時になったら開始な。

それじゃあ私は少し散歩に行ってくるから!


そう言ってナギルさんは白蛇の姿になると悠々と出かけて行った。





午後からの訓練は主にソウルを使う訓練ではなく、頭を使う訓練ばかりだった。

右手と左手でそれぞれ違う絵を描く訓練や、フラッシュ暗算、瞑想や、読書等々。

ナギルさん曰く、頭の柔軟性とイメージ力がソウルを扱う上で最も大事だからこういった訓練は最重要訓練らしい。

ちなみに、夜寝る前に頭の中で何でもいいから敵を作り戦う妄想を1時間してから寝ろとのことだ。

まぁ、俺は死ぬ前も、頭の中でファンタジーを妄想していたくらいだ。

楽勝だな!


「よし!

じゃあ最後の訓練はソウルを体以外の場所で操る訓練だ!

よく見てなよ」


ナギルさんは右手を木にむけた。

すると、ボッという音と共に手から巨大な火の玉を放ち、木が火だるまになり、燃え尽きた。

物凄い業火だったが、不思議なことにその木を燃やし尽くすと、一瞬で消えてしまった。


「このように、頭の中でイメージした通りにソウルを自由自在に造り、操れる。

今のは頭の中で巨大な炎の玉をイメージして造り、飛ばしたんだ。

どうだ?ソウルはこんなこともできるんだ!

すばらしい力だろう?

まぁだが、あんまりすごいことをやろうとすると、すぐにソウルは底を尽くんだけどな!」


まるで・・・

まるで魔法じゃないか!!


「お・・・俺にもできるんですか!?」


「あぁ、やれる。

ちょっとやってみなよ!

何でもいいから、頭の中で創造してみな!」


俺は目を閉じてイメージしてみた。

自分の胸の前に回転する1つの直径50センチくらいの球体を思い浮かべ、大木に向かい、ショットガンの弾のように球体をバラバラにして飛ばしてみた。

ドドドドドッ!!

弾はイメージ通り、何十個にも別れて回転しながら銃弾のように木を貫通すると消えた。


次に俺は頭上10メートルくらいのところに雨雲を造り、雨を俺を避けるように降らせ、雷を俺のすぐ隣に落とすようにイメージした。

雷が俺の真横に落ちた。

イメージ通りだ。


その後も、俺は盾を作ったり、スケボーのような乗り物を作って宙に浮かせて乗って走らせてみたり、ツルのような植物を創造して自由自在に動かしたりした。


「よし!そこまで!」


ナギルさんが訓練終了を告げた。


「良く出来たな!!

疲れたろ?」


俺はうなずいた。

GSPのステータスを見てみると、ソウルは残り43になっていた。

さっきまで満タンだったのに。

まぁ、当たり前といえば当たり前か。

RPGの魔法ならマジックポイントだけを消耗するけど、この世界のソウルという魔法のような力はマジックポイントとヒットポイントが同じなので、使いすぎると死ぬらしい。 

使い方を考えないと。


こうして、海夢の戦闘訓練一日目は無事に終了した。




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