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悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!  作者: 明。
ロザリンド7歳・贈り人と真実編

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お迎えに行こう!

 今回は短めです。

 朝食を済ませ、皆の今後の予定について確認する。

 ミルフィは今日、シーダ君とデートしてから家に戻り婚約したいとご両親を説得するらしい。


「私達もそろそろ戻らないと陛下が限界じゃないかな」


 アルフィージ様の言葉にカーティスが頷いた。


「アルフィージ、普段すげー働いてるもんな。多分王様今頃涙目だな。アルフィージの仕事量知らねーで安請け合いしたから」


「まぁ、仕事がたまりすぎても面倒だな。ロザリンド嬢、なかなか楽しい休暇だったよ。とても有意義に過ごせた。私は帰るが、アルディンはどうする?せっかくだからお前はまだ遊んでいてもいいぞ」


「俺は兄上の手伝いがしたいです。兄上が大変なときに遊ぶなんてできません」


 まばゆいです。多分アルフィージ様も同じだったんでしょう。目をそらしました。


「…わかった。なら、遠慮なくこき使うとしようか」


「はい!ありがとうございます!俺、頑張りますね!」


「…………うん」


 アルディン様には意地悪言っても通用しません。まぁ、今のはアルフィージ様の照れかくしだけどね。


「ロザリンド嬢はどうするんだ?」


「カナタさん…贈り人に会いに行くつもりです」


「そうか。また何かあったら誘ってくれ。力を貸そう」


「俺も力になるからな!」


「ありがとうございます」


 なんだかんだで優しい王子様達をお城に送り届け、シュシュさんとカナタさんお迎え大作戦会議を行いました。


「すれ違うと面倒だな」


「確実なルートはこっちですが、複数だと…」


 私とシュシュさんは地図を広げ、カナタさんの通るルートを予測しながら作戦を練る。


「何故でしょうか、ディルク様。お嬢様達が狩りの計画をしているようにしか見えません」


「…うん。ロザリンド、カナタさんに怪我をさせたらダメだよ」


「そんなへまはしませんよ」


 へらっと笑う私。


「きっとカナタもびっくりするな!」


「そうだね!ド派手にお出迎えしよう!」


「「普通にしませんか!?」」


 常識人2人の叫びは聞かなかったことにしました。

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