さあ、何が釣れるかな?
夕食になりました。今日もお城でご飯なんですが、山猫のお姉様も居ますね。今日は特別な薬膳料理だとか。ニヤニヤしてるし、何か仕掛けて来るかな?
クリスティア貴族は基本解毒の魔具を持っているので形式上ではあるが、毒味をしたカーティスが明らかに顔をしかめた。
「全員、スープは飲むな。神経毒が入ってる」
「え?普通の匂いしかしないよ?」
ディルクが匂いを確認する。カーティスは頷いた。
「だろーな。よく暗殺に使われる無味無臭の毒だ。俺は毒はほぼ慣らしてるからちっと舌が痺れる程度だけど、子供は身体が小さいから死ぬかも」
クラスメート達が全員蒼白になった。毒入りと聞いて食べたい人間は居ないだろう。というか、カーティス凄いな!まさか無味無臭の毒が分かるとか、野生の勘なの?超直感なの?
兄は肩に居たマンドラゴラ君をテーブルに下ろした。
「マンドラゴラ」
「ウム」
マンドラゴラ君が兄のスープに足を浸した。あれやっぱり根っこなんだね。スープは減り、頭の花が赤になった。
「毒ダナ。カミナリフグ草ダ。子供ハ食ベレバ死ヌナ」
あれ?山猫のお姉様真っ青だよ。もしや知らなかったか、他の何かだと思ってたとか?ジェスも顔面蒼白です。国の功労者に毒盛ったとか、まずすぎるよね。しかも私達に何かあったらクリスティアと戦争になりかねないし。
「スープを作ったものを呼べ!」
シェフさんが連れてこられた。ふっくらした豚獣人の人が良さそうなおじさんだ。
「スープに何を入れた?客人が毒入りだと話している」
「ええっ!?い、いつも通りに…あ、でも下働きのミィスがご主人から預かった薬草を使えと…」
「それ、まだあります?」
「た、ただいまお持ちします!!」
シェフのおじさんは意外にも機敏な動作で薬草らしきモノを持ってきた。マンドラゴラ君が薬草?を手に持ち頷いた。
「コレハ薬草デハナイ。カミナリフグ草ノ肝。毒ノ塊ダ」
「この生き物の鑑定は確かなのか?」
アルフィージ様が兄に確認する。兄より先にマンドラゴラ君が答えた。
「オレハ毒ト緑ノ属性ヲ持ツ精霊ダ。毒ヲ間違ウナドアリエナイ」
「一応は鑑定に。だが、毒であるのは間違いないだろう。その下働きの娘を呼べ」
ジェスの命令を聞きながら、私はマイペースにご飯を食べていた。敵に時間を与えないためにも、このまましめるべきだ。肝心の場面でお腹がなったら嫌なので、黙々と食べ続ける。いざとなったら耳飾りが解毒するし問題ない。美味しいけど、塩味は飽きた。明日は自分でなんか作ろう。
「ロザリンド、よく食べられますわね」
「冷めたらおいしくないし。ミルフィ、解毒の魔具貸す?」
「持ってますわ。そういう問題ではないと思いますの」
「娘、他ノ料理ニ毒ハナイ。大丈夫ダ」
マンドラゴラ君の一言で、クラスメート達や先生も恐る恐るご飯を食べ始めた。
「わ、私…知らなくて、滋養にいい薬草だと言われて…」
下働きのお姉さんは鼠の獣人。すっかり怯えている。下手したら大量殺人犯だもんね。あらかた料理を食べた私はナイフとフォークを置いた。
「貴女に薬草とやらを渡したのは誰?」
震える指で山猫のお姉様を指さそうとしたが、彼女は結局しなかった。
「わ、私が1人でやりました」
庇われる程度にお姉様に人望があるのかは知らないが、時間を稼がれるのは避けたい。
「貴女のご主人も陥れられようとしている。死罪は免れるように頑張るから、本当の事を教えて。貴女はこのままじゃ無駄死によ」
「…聖女様、お嬢様を助けて」
鼠のお姉さんは涙を流し、予想通り山猫のお姉様を指さした。聖女ではありませんが善処します。
「私に薬草を渡したのはミケルお嬢様です。滋養のある薬草だと伺いました。これに似たような滋養によい薬草を存じておりまして、私はそれと勘違いしました」
「ああ、ヒカリフグ草かな?確かに似てるよね」
え?そんなんあるの?知らなかったよ。うちでも育てていて後で見ましたが、なんというかフグっぽい草でした。光ってました。乾燥させて使うらしいですが、乾燥後が…いや、乾燥前から気持ち悪い。光輝くフグのお腹から茎が出て、下に根がある。そして、うめき声のように鳴く。はたしてこれは草なのか…兄もわかんないらしいです。
「だが、ミケル=キャトル嬢は薬剤師見習いだ。分からぬはずはない」
蒼白になっている山猫のお姉様ことミケル。三毛猫?まぁ、おかしくはない…かな?あんなにおバカさんなのに薬剤師見習いだったんだ。びっくりです。
「わ、ワタクシは…ワタクシは…」
「我が国の聖女様に毒を盛るなど許しがたい!この愚か者を拘束しろ!」
「え!?な、何故ですの!?ワタクシは…放して!」
私は懐からナイフを取り出し投げつけた。
「はーい、そこまで」
固まる近衛騎士さん達。当ててないよ?私ナイフ投げはわりと得意だよ。
「私、ミケルさんにお話が聞きたいわ。殺されかけたんだから、聞く権利はありますよね?」
ミケルを捕らえるよう指示した銀色狐獣人のお兄さんは明らかに嫌そうな表情をした。
「いえ、聖女様が穢れます。さっさと罪人を牢に入れろ!聖女様もあの女に嫌な思いをさせられたとうかがっています。話す必要などありません」
「私の事は私が決めます。決めつけないでいただけるかしら?」
お前は話させたくないんだろうね。でも、させないよ?にっこりと微笑んだ。約束、したよね?仕掛けてきたら反撃するよって。私のアイコンタクトに頷くジェス。
「ロザリンド嬢の好きにさせよ」
「うむ。ロザリンド嬢は国だけでなく我が恩人でもある。罪人と話したいと言うなら、多少はかまわんだろう」
ジェスだけでなく、王様からも許可いただきました。近衛騎士達も待機することにしたようだ。
絶望しきった表情で捕縛されたミケルは泣き叫んだ。
「惨めなワタクシを見て満足!?確かにワタクシはあんたが嫌いで、あんたはワタクシが欲しいものを全部持ってて、居なくなればいいと思ったわよ!あんたなんか大っ嫌い!!」
「ふふ、どこまで馬鹿なのよ」
「は?」
まぁ、命ごいして媚びるよりも好感度は高いね。嫌いじゃないよ。
「ミィスはどうするの?貴女が巻きこんだせいで死ぬのよ?考えて発言なさい。ミィスは最初、貴女を庇って死ぬ覚悟だったのよ」
「ワタクシはどうしたら…」
「真実を語りなさい、ミケル=キャトル。他に道はない。包み隠さず真実を語り、陛下の慈悲におすがりするしかないわ」
「…わかりました」
ミケルは神妙に頷いた。なかなかいい瞳だね。真っ直ぐだ。
「ワタクシは聖女様とトラブルを2回起こしておりまして、聖女様に仕返しをしたいと思ってしまい、この薬草が下痢と嘔吐を引き起こすビリビリフグ草だと伺ってミィスに頼んで混入させました」
このフグ草シリーズははたしてあと何種類いるんだ。またフグ草か。どんだけ好きなんだ。
「兄様、それって似てる草なの?」
「うん。使うときは乾燥させてるし、よく見ないと見分けがつかないね。生ならわりと見分けがつきやすいけど」
「なるほど。それは薬剤師見習いでも間違うぐらい分かりにくい?」
「うん。かなり難しいよ」
「ミケル嬢の発言には信憑性がありそうですね。では、誰に貰ったのですか?」
「そちらの宮廷医師、キルシュ=コンツ様です」
「嘘をつくな!」
狐のイケメンことキルシュがミケルを怒鳴り付ける。だんだん芋づる式に出てきたかな?どうせなら根こそぎ収穫したいなぁ。
そんな事を考えてたら、微かに聞き慣れた声がした。どうやら欲しいものを持ってきてくれたみたい。
「ラビーシャ、来なさい」
「はぁい!ご主人様、頑張りましたよ!超頑張りましたよ!後で誉めてくださいね」
ラビーシャちゃん、天井から来たよね。ちゃんと普通のルートで来てよ。すっかり忍者が板について…
「首尾は?」
「バッチリです!ウルファネア中の商人さんに確認しましたが、ミケルさんがカミナリフグ草を入手するのは不可能ですね」
「…は?」
「ツテを使いまくりましたから、間違いないですよ。カミナリフグ草は劇薬だからきちんと取り締まりしてますし、裏ルートも確認しましたが、動きはありませんでした」
ラビーシャちゃんには情報操作とカミナリフグ入手ルートの確認を依頼してました。さすが有能過ぎる忍者…ではなくメイド。末恐ろしい人材ですよ。
「なるほど。ではカミナリフグ草を大量に入手したのは?」
「そちらのキルシュ=コンツ様ですね。後は宰相様も注文してますよ。何に使ったんですかねぇ。無味無臭の毒なんて」
「う、嘘だ!でまかせだ!」
うちのラビーシャちゃんに限ってそれはない。彼女はきっちりお仕事する子です。彼女はにっこりと笑って証拠を突きつけた。
「こちら、注文書と在庫・仕入れ管理表の写しになります。仕入れ先からも裏は取ってありますよ」
流石です。仕事は完璧ですね。後で誉めよう。
「で、何に使ったんですかね?しかも私達が来る前からこの毒を定期的に仕入れてますね。兄様、この量は大体何人分ぐらい?」
「最初のころの量だと、大体大人1人を少しずつ弱らせるぐらいかな。最後のやつだと、ここにいる全員を殺せる量だね」
「なるほど、ちなみに症状は?」
「初期は嘔吐と下痢。長期投与で少しずつ進行して、手のしびれや心臓に症状が出るようになる。特徴的な蝶のようなアザが出るね」
「まるで、聖女殿の兄君に治療を受ける前の症状だな。不思議な偶然もあるものだ」
おい、おっさん。偶然なわけあるか!この脳みそ筋肉が!私は呆れた視線をジェスによこした。ジェスが頭痛そうです。頭痛薬を後で差し入れしようかな。
「残念ですが、偶然ではありません」
トサーケンさんが現れた。彼は決心したようだ。
「1番最初が何に仕込まれていたかは分かりませんが、私の薬にカミナリフグ草が混入されていました。混入したのは…」
「ワタクシよ。カミナリフグじゃなく、ビリビリフグ草だと思っていたけど。当初は薬に異物を混入して、トサーケンに陛下の不興をかわせる予定だったの」
「ミケル、どうして…?」
「だって、トサーケンがかまってくれないんだもの!王宮筆頭医師になってから、ろくに話も出来ない!クビになっちゃえばいいと思ったのよ!」
なんか、メロドラマ始まったよ?多分本来の計画だと、トサーケンさんをクビにさせて後がまにキルシュが入り、王様を毒殺するはずが、トサーケンさんがクビにならないからそのまま捨て駒にしちゃえってなったのかな。というか、まずは気がついてよ!異物の混入にさあ!うっかりし過ぎだよ!
「ミケル、僕とそんなに遊びたかったの?」
違うだろ!鈍い!にっぶぅぅい!ちょ!お前!鈍いよ!大丈夫か!?鈍すぎるよ!メロドラマ始まらなかった!ミケル泣いちゃったよ!号泣だよ!?私にあんなにイビられても泣かなかった女がガチ泣きしてるよ!?
「トサーケンさん、ミケルさんは貴方が好きだったんですよ」
「ええ!?」
ええ!?じゃないよ!ガチで気がつかなかったのね…なんてこった。
「ま、まぁそこは後でお2人でどうにかしてください。で、そのビリビリフグ草だと思ってた品をくれてたのが?」
「キルシュ様です。ひっく…親身に相談に乗ってくださいました。何度も何度も…えっく」
なんか可哀想になってきたよ、ミケル…泣きながらも答えました。
「私は知らん!」
キルシュは否定してるけどさ?私がその辺り調べないはずないよね?
「キルシュさんとミケルさんはこっそり会ってて恋人同士なんじゃないかって、色んな人が言ってたよ」
ポッチが挙手していいました。手が足りないんで今回はポッチにも協力してもらいましたが、意外にもポッチは諜報員として優秀で、きちんと情報収集しつつナデナデされるなど、城の方々に可愛がられてました。
「えっと、メイドのラニさん、ムーアさんと騎士の…それから侍従の…何月何日何時に会ってたとかも調べたけど、全部お話しする?」
しん、と場が静まり返った。ポッチは予想外に優秀でした。癒しオーラが他者に警戒を抱かせず、本人が聞き上手気質なのもあると思われる。
「全部お話しするのは後ででいいよ。とりあえず、キルシュさんがミケルさんと密会してたのは確かみたいですね。多数の目撃証言があるようです」
「捏造だ!所詮は子供の言うことだ!」
認めないキルシュ。往生際が悪いな…でもまだあるんだな、これが。
「ではリクエストにお応えして、証拠を出しますね」
立体映像が映し出された。ふはは、私の映像記憶魔具である。私はトサーケンさんに協力依頼した後、もふ丸をこっそり医務室に潜ませた。そこでカミナリフグ草混入の犯人がミケルであることを知り、さらにもふ丸に魔具を使わせ録画させつつ尾行を依頼。
ミケルさんがキルシュに相談するところも、キルシュが宰相に報告するところも、更に皆殺しちゃえ作戦(今回のスープ事件だね)の打ち合わせしてるとこまでバッチリ録画されてました。でかした、もふ丸。さりげなくモフりつつ撫でる私。
はっはっは。宰相とキルシュ真っ青だよ。ばーかばーか。
「実は、私釣りが得意なんですよ。なんでわざわざ、今さらジェラルディン様の息子共々継承権放棄宣言をするなんてお話しが出たんだと思います?」
あっはっは。気がついたな。お前ら私に釣られたんだよ。まぁ、第1王子派にジェンドの存在がバレて変なちょっかい出されたら嫌なのと、うちのアホ英雄は自分がしたくて継承権放棄したんだよ。自分の意思ですから第1王子派のしてることはお門違いですよと示す目的もあったけど。正に一石二鳥!情報流せば王様を暗殺しようと企む馬鹿が釣れると思ってたよ。
「つまり、どういうことだ?」
「この脳みそ筋肉がぁぁ!」
つい、馬鹿息子をシバくノリで王様をシバいた私は多分悪くない。きっと悪くない。
「つーまーりー、私は王様を暗殺しようと企む第1王子派を一網打尽にすべく挑発しまくって今悪事を暴いたんですよ!悪いのは宰相とキルシュ!彼らが主犯です!というわけで、近衛騎士さん達、捕らえてくださいな!」
「くっ!」
「こんな所で死ねぬ!」
宰相はラビーシャちゃんを人質に取ろうとして、返り討ちにあった。ゴメン、ラビーシャちゃんは意外に強いんだよ。見事な踵落としでした。
キルシュはミルフィを人質にしようとしたのでかなり焦りましたが、デキるサボテンことサボさんが…
「サボテンフラーッシュ!!」
「目が!目がぁぁ!」
閃光系列の魔法だったらしく、悶えるキルシュ。バ○ス、と言いたくなりました。
「ナイス、サボさん!」
そしてキルシュは私に関節を極められて泣き叫びました。必殺!腕ひしぎ十字固め!耐えれば折れる恐怖技です!
「ぎゃあああああ!痛い痛い痛い!!」
「私の親友に手を出すなんて、許さん!折ってやる!」
「ぎゃあああああ!」
涙目のディルクとアルディン様に止められました。最愛のマイダーリンと驚きの白様タッグには、さすがの私も勝てませんでした。
「うー、もっとボコボコにしたかったのに…」
「それは公爵令嬢としてどうなんだ」
「頼むから、反撃がこないとも限らないしそういうのはやめて。どうしてもって言うなら俺がやるから」
「女には戦わねばならん時もあるんです!ミルフィを襲うなんて許せません!血祭です!」
「「だからやめなさい」」
止められました。兄達は爆笑してます。
「ロザリィとサボさんのおかげで私に怪我はありませんでしたわ。私のために怒ってくれてありがとう。私は大丈夫ですわ。これ以上痛めつける必要はありません」
「ミルフィがそう言うなら」
被害者が言うなら仕方ない。私は大人しく引き下がりました。とりあえず、主犯は確保。余罪の追求はジェス達に丸投げですね。
まぁ多少問題はありますが、王様と私達の毒殺未遂事件は一応解決いたしました。
「ロザリンド、頑張ッタ褒美ニ名前ヲクレ」
「はい?」
「そういえば、ロザリンドが出かけると騒動が起きて精霊をゲットする法則があったね」
「待って、兄様!そんな法則はないから!」
「コウ、ハク、クーリン」
「あうう…というか、マンドラゴラ君は私より兄様と仲良しなんじゃ?」
「ルーハ親ミタイナモノ。毒ノ属性モナイ。ロザリンドは優シイ。助ケニナリタイ」
「…ではゴラちゃんで」
なんとなく、宝石ではなくマンドラゴラだからゴラちゃんと思って名前をあげました。すると発光するゴラちゃん。
「ゴラちゃん!?」
光がおさまると、変態がいた。
イケメンだが、変態だった。頭に白い花。股間に葉っぱのみの全裸な変態が現れた。
「ぎゃあああああ!?」
「きゃぁぁぁぁぁ!?」
主に女子が大騒ぎである。しかし、この不審者に私は確認せねばなるまい。
「何故裸なんだい、ゴラちゃん」
「む?先程と変わらないだろう。気を使って大事な部分は隠したぞ」
「変わりあるよ!隠しきれてないから!普段のゴラちゃんはいいけど、その姿を人間は変態と呼び忌み嫌います。スイ、土下座でも五体投地でもなんでもするから説明して。納得しなくてもいいから、とにかく服着せて」
「ロザリンド、眼が怖い!やるから真顔はやめて!」
数分後
「無理でした」
「なんで!?」
「意味が分からないの一点ばりでした。頑張ったけどダメでした」
仕方ないので私はゴラちゃんに言いました。
「服を着ないなら、一生無視する。変態として心から私に忌み嫌われます。2度は言わない。つべこべ言わずに服を着ろ」
「…服を着る」
ゴラちゃんは私の本気を感じとり、ちゃんとした服を着ました。
とりあえず、私は叫びたい!
どうしてこうなった!?
一応毒殺事件は決着です。
あまりにも長すぎたんで切ります。ミケル達をどうするかは次できちんと決着となります。
ゴラちゃんはオチとしてぶっこみました。自分でもやらかしたとしか言い様がありません。




