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悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!  作者: 明。
ロザリンド7歳・日常と騒動編

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ジャスパーの死

 珍しくシリアス展開です。ウルファネアの誰かさん視点となります。

 ジュティエスとジャスパーはユグドラシル休止を打開するため、クリスティアのエルフ村に立ち寄った。その途中、森で巨大な蛇モンスターにジャスパーは喰われ、追いかけたが蛇は飛んで逃げ、見失った。恐らくは助からない。


 ジュティエスは泣きじゃくり、護衛の報告も同様だった。間違いはないだろう。

 更に、呪いの気配が消えていた。ジャスパーは死んだのだろう。都合よい駒だったが、仕方ない。


 ジャスパーの葬式は静かに行われた。あれの死を本当に悼むものはどれだけいただろうな。

 呪いの子。居るだけで無意識に呪いを撒き散らす。母はあれをクリスティアにやると告げたら、晴れやかに微笑んだ。


 母に疎まれ、父に捨てられた哀れな子供。


 親も愛されない、見向きもされない悲しい子供。



 そう、私のように。せめて私は悼んでやろうと、夜空を見上げた。


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