幕間 小次郎の気持ち
俺の名は伊達小次郎政道、伊達大膳太夫政宗の弟である。
俺は、兄が妬ましい。なぜかというと、その発想力に対するのもが大きい。
小さいころから、母から俺は兄を妬むようなことをいわれてきた。
それに洗脳された俺は、母の言うことを信じ兄をとうざけようとしていた。
しかし兄は、俺に対して信頼して話しかけてくる。
俺に足りないところは、色々と話をしてくれる。
母は、毎日のように兄のことを悪く言いう。
俺は、ある時期から兄と母のことを考えるようになった。
母が嘘を言っているように感じてきたからだ。
兄上と接するにつれ、自分が小さく見えてきた。
兄に、気持ちを伝えたことがあったが兄がいったのは自分がさらに小さくなっていった。
「竺丸、お前がめざすところはどこだ?誰かに言われて限界を感じるとかではないだろう?
歩みを止めない限り、お前の目指すところは限りなく広がる。
俺は、お前の力が俺の力になると思っている。俺にとっては、お前はなくてはならない弟だ!!
居なくてはならない弟なんだ。母上は、俺とお前をさこうと色々なことをお前にいうと思うが、
俺はお前を一番の頼りにしている。俺に、付いてきてくれ・・・」
そう言われて数年、兄上に言われたことは某の心に響いています。
母上と接していても、兄上の考えが正しいと思います。
兄上を助けるために、某は動きますし仙台の街を某に任せていただいたことは、
涙が出るほどうれしゅうござった。
そのおり、「俺は天下を統べるお前には奥州をまかせる仙台はお前の城ぞ」といわれたこと
某は心より忘れたことはありません。
母を最上家へと戻したときは、愕然とした。しかし、のちに兄を虐げることをしたと聞いたときに、某は母を信じれなくなった。母に嫌われながらも某を信じてくれている。俺は、兄上が信じると値する人物と思う。
兄上、某は兄上を守ります・・・。