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異世界孤児が女魔狼王と契約してえっちして戦闘して出世しました  作者: 華咲 美月
第一章 魔狼王との契約

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第十五話 ユウヤに子供ができました

 エルフのフューメルさんは、グレゴール帝国の工作員だった。

 それはまぁ良いとしても、俺は彼女に頼まれてご主人さまになることになった。

 彼女の好みに合っていたようで、要するに恋人になってほしいということだろう。


 フューメルさんも俺の好みにピッタリのエロティックな美女だったので同意した。

 彼女はすぐに俺とラザリンが住んでいる高級な宿屋に引っ越してきた。


 それからは毎日のように、彼女と交尾することになった。

「ご主人さまは私のおっぱいやおしりが大好きなんでしょう?」

 それは否定できない事実だったので俺は頷いた。


 面白くないのはラザリンだった。

 俺と二人暮らしだったところに割り込まれたのだ。

 将来の第一夫人を名乗っている彼女からしたら、鳶に油揚げをさらわれた気分だろう。


 ある日、俺とフューメルさんがソファーの上でイチャイチャしていると、ラザリンが突進してきた。

 俺に唇を押し付けてくる。

 ちゅるるるる~と闇の魔力が凄い勢いで吸われていった。

 俺は魔力量が多くて暴発することがあるので吸われるのは構わない。

 ラザリンて魔力を吸ったりできるのか。

 始めて知った。


 散々魔力を吸い込むと満足げに笑みを浮かべて部屋から去っていった。

「何なんだいまのは?」

「行ってあげたほうが良いわね」

 俺は心配になってラザリンの後を追った。


 彼女は俺と二人で一つの部屋に住んでいる。

 さっきまではフューメルさんの部屋にいたので自室に戻ってきたのだ。

 ベッドの端に腰掛けていた。


「お兄ちゃん、私だってその気になればえっちなこと出来るんだよ」

 ラザリンの身体が黒い光で覆われた。

 俺がびっくりしていると、彼女は変身していた。

 今までは十三歳の身体だったのが、十八歳くらいの身体に成長していたのだ。

「これは一体……」

「私は魔力を吸収すると妖艶な美女に変身できるの。今は十八歳の美少女で限界だけど」

「そ、そうなのか……」


 俺はドギマギとした。

 十八歳の身体になったラザリンはとてもエロティックだった。

 初々しい感じがして、セクシーさでフューメルさんにも負けていなかった。

 俺がラザリン大好きで魅力的に見えてしまうというのもあるだろう。


「お兄ちゃん、フューメルさんにしているようなことを私にもして」

「お、おう……」

 俺は上ずった声を出した。

 この国では十六歳で成人するので結婚できる。

 十八歳の身体なら問題なかった。


 ベッドの上で抱き合ってキスをした。

 熱い恋人同士のキスだった。

 ラザリンが服を脱ぎ去って抱きついてくる。

 俺も理性が溶けて本能に身を委ねた。

 その日、俺とラザリンは始めて結ばれた。

 本物の恋人同士になったのだ。

 今までは男女の関係というよりも、兄妹みたいな感じだったのが明確に男と女の関係になったのだ。

 もう後戻りはできなかった。


 俺とラザリンが交わっているとき、扉が少し開いていた。

 そしてニヤニヤ笑いながらフューメルさんが覗いていることに気づいていなかった。


 ◇◇◇


 三日後の朝、宿の食堂で三人で食事を摂っていた。

 俺とラザリンはムクドリの肉とシメジの入ったクリームスープと、黒パンとレタスとトマトのサラダを食べていた。

 この食堂は日替わりでお勧めメニューが変わるので、飽きが来なくて美味しく食べられる。


 フューメルさんは朝からワインを飲んで、フレンチトーストとベビーリーフとムーンベリーのサラダを食べていた。

 食後のレギュラーコーヒを楽しむ。

 木をくり抜いて作ったククサというマグカップに飲み物を入れるのが一般的だ。

 木の温もりがあって冷めにくく風情があった。


 ラザリンは十三歳の姿に戻っていた。

 闇の魔力を吸収しても成長した姿になれるのは一時間だけらしい。

 交尾するには十分な時間だが、それだけしかできないのか。


 フューメルさんが俺の顔を見て頬を染めながら言った。

「ご主人さま、報告があります。子供ができました」

 俺はびっくりして椅子からずり落ちそうになった。

「えぇ~!? あぁ、でもそういうことになるのか……」

 俺は気持ちを落ち着けた。

 半年くらい毎日交尾していたから妊娠するのは時間の問題だったのだ。


「それで、私はエルファール王国の第一王女ですから、国に帰って国王に報告しないといけないのです」

「第一王女!? グレゴール帝国の工作員なのに?」

 俺は小さな声で問いかけた。

 フューメルさんも声をひそめた。

「エルファール王国はグレゴール帝国の属国だから帝国で働いていたのです」

「そうだったのか……」

「エルファール王国に帰郷するときに、ご主人さまとラザリンちゃんに一緒に来てほしいのです」

「わかった。責任は取るよ、ちゃんとする。ラザリンはどうする?」

「もちろん、私も行くよ」


 三人でエルファール王国に行くことになった。

 国王とかに妊娠の報告をしないといけないんだよなぁ。

 平民で孤児の俺がエルフの姫を妊娠させたのってまずくないのか。

 フューメルさんの話しぶりでは大丈夫そうだけど、いきなり投獄されたりしないのか。


 あれだけ毎日、やりまくって子供ができたのだから、男としては責任を取るしかないだろう。

 国王を怒らせて死刑にならないことを祈るばかりである。


 冒険者ギルドに報告してから、馬車を借りて旅立つことになった。

 出発の前にステータスを確認しておこう。


 貯金 4,700万ゴールド

 冒険者歴 1年3ヶ月

 名前 ユウヤ 17歳 男 誕生日 4月12日

 職業 剣士 副職業 闇魔術師 冒険者ランク B

 LV 10

 HP       240/240

 MP       120/120

 攻撃力     180/180

 防御力     120/120

 知力度     80/80

 敏捷度     80/80

 魅力度     90/90

 幸運度     50/50

 スキル 剣術LV4 闇魔法LV3

 女神ディスティーネの加護

 剣術スキル、火剣、闇魔法、シェイドⅡ、ダークネス


 名前 ラザリン 13歳 女 誕生日 7月3日

 職業 盗賊 副職業 風精霊使い 冒険者ランク B

 LV 10

 HP       100/100

 MP       160/160

 攻撃力      70/70

 防御力      60/60

 知力度      90/90

 敏捷度     140/140

 魅力度     120/120

 幸運度     100/100

 スキル 短剣術LV2 風精霊魔法LV3 薬師術LV2

 風精霊魔法 ウィンド、トルネード 薬師術 HP回復ポーションⅠ、毒消しポーションⅠ


 名前 フューメル 118歳 女 誕生日 12月24日

 職業 騎士 副職業 炎魔法使い 冒険者ランク A

 LV 31

 HP       320/320

 MP       480/480

 攻撃力     270/270

 防御力     180/180

 知力度     220/220

 敏捷度     280/280

 魅力度     360/360

 幸運度     180/180

 スキル 剣術LV7 炎魔法LV6 乗馬術LV4

 炎魔法 ファイアⅢ、フレイムⅢ 乗馬術 早駆けⅠ、曲芸乗りⅠ


 フューメルさんが仲間になってから半年くらい、クエストを積極的にこなしてきたので、冒険者ランクがBランクに上がっていた。

 レベルも上がっている。

 冒険者になって一年三ヶ月でこれだけランクが上がるのは珍しいことであるらしい。

 ギルドの受付嬢のカリンさんから期待の新人なのだと言われた。


 フューメルさんはAランクのままである。

 Aランクより上には特別な功績がない限り上がれないらしい。

 実質的にAランクが最高ランクである。


 貯金は4,700万ゴールドになった。

 郊外に豪邸が建てられる金額である。

 郊外は冒険者ギルドが遠くなって不便なので家は買っていない。

 でも、子供が生まれて家族で暮らすならマイホームはほしいなぁ。

 もっとお金を貯めて王都の中心部にテラスハウスを買おうかな。


 貴族が領地に持っている邸宅をカントリーハウスといい、王都に持っている邸宅をタウンハウスという。

 とは言え、王都は土地が高くて狭いので貴族も集合住宅に住んでいる場合が多いのである。

 貴族が住むような集合住宅をテラスハウスと呼んでいる。

 そういうテラスハウスなら5,000万ゴールドくらいで買えそうである。


 子供が生まれる頃にはマイホームを手に入れておきたい。

 夢のマイホームである。


 俺もとうとう父親になるのか。

 まだ十七歳だから覚悟はそんなにないけど、良い父親になれるように努力しないとなぁ。

 でも、フューメルさんはエルファール王国の王女だから、俺は王族の婿になるのか。

 そんなこと国王に許してもらえるのかなぁ。


 不敬罪で死刑にはしないでほしい。


 色々と不安もあるけど、俺たちはエルファール王国に向けて旅立って行った。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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