登場人物紹介。①ラ・フォンテーヌ ②モネ。
『ラ・フォンテーヌ』
ハンザ・ツグイ・ナタダ子爵の妻。黒髪に白い肌、ミステリアスな雰囲気漂う美人。夫であるナタダ子爵は非常に優秀な内政家として知られ、特に農政のスペシャリストとして知られる。その為ナタダ子爵は自領にいる事は少なく王都やその周辺でその采配を振るっており、領地の留守を預かるのがラ・フォンテーヌである。
子爵との間に一女モネを授かり、夫の留守をよく守る良妻であり、モネの養育に心を砕く賢母でもある。侍女たちの話題に上がっていたシャンプーを小耳に挟んで心に留めていたところ付き合いのある冒険者イッフォーの髪質が見違えるほど良くなっていたのを見てゲンタを屋敷に招いた。その事がナタダ家、そしてゲンタの運命の歯車をより一層回していく事になるのだった。
かなりの酒豪であり、酒についてもかなり詳しい。
『モネ』
ハンザ・ツグイ・ナタダ子爵とその妻ラ・フォンテーヌとの間に生まれた一人娘。初登場時8歳。将来は母譲りの美しさを持つ事になるだろうと容易に想像出来る美少女である。
幼い頃より聡明さを見せ、母のラ・フォンテーヌの教育方針により様々な師につき学んできた才媛。非常に優秀かつ素直な性格で母がその人物に惚れ込んだゲンタに師父の礼をとる。
優秀だがあくまで屋敷内の学問しかしてこなかったので、ゲンタの行う実際に町衆と触れ合う体験学習に驚きつつもしっかりと学んでいる。
また、ナタダ子爵家には男子がなくそう遠くない日に王家とルーツを同じくするしかるべき家から婿をとる事が予想されており、モネ自身もそうなる事を受け入れ自己研鑽の日々を過ごしている。
並行して新作始めました。
ライトで展開早めを心掛けて書き始めた『ざまあ』な商人モノ、『最強商人キノク』、こちらもよろしくお願いします。