第3話 入学式は速やかに
明日葉 晴です。
毎日投稿を目指してる訳ではないのですが、二日連続での投稿になります。
前回のあらすじ
灯ちゃんは天使。私は怖い人認定を受ける。
この学校、百色高校は40人1クラスが基本。それが各学年7組あるから、総生徒数は約840人だ。それなりに大きい。と思う。
入学式式はまだ始まってないが私達が最後だったようで体育館に並んでた椅子が埋まった。
それでもなお余裕がある体育館…デカイな。
「体育館おっきいねぇ」
「血が騒ぐね」
「それは海ちゃんだけだと思うよ…」
こんなに大きければ騒ぎたくもなると思うんだけどな…
「これより入学式を行います。まずは校長より入学の挨拶となります」
校長かー、どんな人だろう。人が上がって来た。優しそうで渋いおじさんって感じだな。
「校長の一色です。新入生の皆さん入学おめでとう。早く学校に慣れて好きなことに打ち込んで下さい。以上」
挨拶短いな。
「校長。ありがとうございました」
司会の人もそれでいいんだ。いつものことなのか?
「続きまして生徒会長より挨拶のはずでしたが、に…所用で現在いないので副会長より挨拶です」
今逃げたって言おうとしなかった?
「会長に変わりまして、副会長の信濃です。新入生の皆さん入学おめでとうございます。皆さんの学校生活がかけがえのないものになるよう願います。くれぐれも会長のように行事から逃げてサボらないようにして下さい」
会長逃げたってはっきり言っちゃったよ。この学校大丈夫か?
「副会長ありがとうございました。続きまして…」
その後は、特に何もなく、順調に式が進行していった。ただ純粋にこの学校の生徒会には不安を抱いたけどね。
三話目を読んで頂きありがとうございます。
スローペースの展開で疲れる人もいるかとは思いますがご容赦下さい。
ラブコメって言ってるのに男キャラほとんど出てないですしね笑
まぁ気長にお付き合い頂けたら幸いです。