第2話 親友は華やかに
本日二話目の投稿です。
こんな日は滅多に無いんだからねっ!
新人が調子乗んなとか思う人もいるかとは思いますが気にしません。
私の道を行きます。
前回のあらすじ
私は走った。たどり着いた先で天使が微笑んでいた…
という訳でとりあえず私は自分の席に着席。周りが若干ざわざわしてる。
「初日からギリギリとか不良?」
「見た目ちょっと怖いかも?」
「俺ちょっと好みかも」
あ、私の評価最初から下がってる。最後は誉め言葉っぽいから素直に聞いておこう。悪い気はしないしね。
「海ちゃん寝坊?」
後ろから天使の声が聞こえる…私の親友、河辺灯ちゃんだ。
「目覚まし時計が壊れててねー」
「壊したんじゃなくて?」
親友、目を背けてたことをはっきり言うじゃないか…
「壊れてた」
「そう…なんだ」
「そうなの。ところで同じクラスになれて良かったね!」
「知り合いが誰もいないと不安だもんね。海ちゃんが同じクラスで安心したよぉ」
天使に心の拠にされる私、罪だわ…因みに灯ちゃんが天使というのは比喩だけど、過大評価ではない。ふわふわの髪の毛に、くりっとした目、守りたくなる華奢な体躯、何より全身から溢れるオーラが凄い。そりゃもう凄い。
私が男なら惚れるね。
実際に男共がさっきからチラチラこっち見てる。親友はやらんぞ。一睨みしたら顔を青くして背けられた。失礼な。
「海ちゃん怖い顔してどうしたの?」
「虫がいたから払ったんだよ」
「虫は嫌だなぁ」
さすが天使。素直だね。
「それにしても先生遅いねー」
「道に迷ったのかも?」
「先生がそれはないでしょ」
ガラッ
「すまん。遅れた。道に迷ってな」
マジかこの教師…
「まぁ、式には全然間に合うからいいか。というわけで移動するから右の列から廊下に出て。左半分は2列め目を作ってくれ」
ぞろぞろと移動を始めた私達、いよいよ高校生活の幕が上がると言っても過言ではないはず…!
二話目まで読んで頂きありがとうございます♪ヽ(´▽`)/
稚拙ながら頑張ってみました!
これからも試行錯誤しながら頑張って行こうとは思います。