第1話 登校は軽やかに
はじめまして!明日葉 晴といいます!
初めての投稿になりますので、できれば暖かい目で、せめて生暖かい目で見て頂けたら嬉しいです!
自分のペースでゆっくりやってくつもりなのでどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
人生って一度きりしかない。
限りある時間を目一杯大切にするんだ。
そうして過去を振り返った時、楽しかったことや嬉しかったことは、より輝いて見えて、辛かったことや悲しかったことは、必要だったって思える。
言うのは簡単だって?
いいじゃないか。簡単に言ったって。
言わなきゃ何も始まらない。言葉には力があるんだから。
だから私は大声で言うよ。
人生は楽しいって!
私、江東 海は急いでいる。
なぜって?
学校に、しかも入学式に遅刻しそう。以上。
一体なにがいけなかったのだろう。
今日の為に準備は万端だったはず。昨日のうちに用意はしていたし、確認もした。5回も。
自己紹介のシミュレーションもバッチリだ。学園もののマンガで予習もした。夜中まで。あ、これか。
いやいや、これはいつものことだから関係ないはず。
だとしたら、日頃の行いだろうか。
もしかして、昨日ママのアイスを食べたのがママにバレて…
そういえば、ママ、起こしてくれなかったな。あわてて出ても、やたらニコニコして、行ってらっしゃいって言っただけだし。
バレてるな。確実に。帰ったら謝ろう。
にしても、今日に限って目覚まし時計壊れなくてもいいじゃないか。なんで部屋の隅でバラバラになってるんだ。
まぁいいや。起こったことはしょうがない。急ごう。あと4分。間に合う。
「次の角を右っと、あっ!」
人影!?
「よっっとぉ!」
「うおっ!!」
華麗に回避。掛声に女子力ないなぁ。いらないけど。
避けた人は声からして男の人かな。
確かめないよ?急いでるからそんな暇ないよ?ぶつかれば漫画みたいな展開になるかもしんないけどそれで遅刻しちゃぁねぇ。
校門見えた!あと2分!あ、教室わかんない。
ピロン
このタイミングでメッセージ?灯ちゃんからだ。
『海ちゃんの教室はA組で番号は4番だよ』
ナイスタイミング!場所は…
ピロン
『ちなみに玄関から左奥だよ』
エスパーか!でもありがとう!マジ天使!本当はもっと早くに連絡欲しかった!
1ーA、1ーA…あった!間に合った!
キーン、コーン、カーン、コーン
ガラッ
チャイムと同時に入った私は注目の的でした。
ほとんどの人が誰コイツみたいな顔してるなか、私の席であろう場所の後ろの席で、笑って手を振ってる親友がいました。
短くはありますが、初投稿以上です!
ここまで読んで頂きありがとうございます♪ヽ(´▽`)/