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すべて誰かのせい×
『皆様、お疲れさまです。
たくさん狩れましたか?
新人の方は、
スマホに写し出された
この数字はなんだろうか?と
思っているのではないですか?
知りたいですか?
知りたいでしょう?
仕方ないですね!
教えちゃいましょうー!』
男は楽しそうに話す。
まるでとても楽しいことがあったかのように。
ポロロン
ふとスマホに写し出されたのは、
たくさんの人の、顔写真だった。
「なんだ…これ…」
「秋川様…あなたは何も悪くないですよ。
それはですね…」
そうテスラが言いかけた時だった。
『あなたが死に導いた人たちです!』
「…?」
突然のことに言葉を失った。