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君は一号×
「おはようございます。秋川様。」
目を開けるとそこには
笑顔の緑髪の男がいた。
気分がすぐれない時に無駄にはつらつとした
笑顔は逆に疲れる。
「…」
「今から行きますよ。
エントランスに。」
「エントランス…?」
「ええ、そこで今回のゲームの説明があります。
そこにはたくさんの人が集まっています。
夢を叶えるために。」
「俺と同じ…」
「たくさんお友だちできるといいですね、、、
ふふふ、、、」
「別に、だれかと仲良くなんかしたくもない。
おれはただ、金を手に入れ誰とも関わらない世界にいきる。
それだけだ。」
「うーん、まぁ…
とりあえず私が友達第一号ということで
よろしくお願いしますね!」
話を聞いていなかったのか、こいつは。
「おまえは、友達でもなんでもないよ。」
「あら、ツンデレですねー
友達いないあなたの貴重な一人だというのに。」
バカにしてくる奴だ。
「まぁ、それは置いておいて、
いきましょうか?」
「あぁ…」
エントランス、
何が待っているのか
不安になりながら俺は向かった。