うまく行かないけれど・・・
カ「やっぱりなかなか学校に行く気になれないし、
どうしたらいいのかな」
ミ「まあ、ムリに行く必要もないんじゃない?
自由に生きたらいいのよ」
カ「友情とか愛とか全部うそっぱちなのかな。
いくら探してみたところで誰とも仲良くなれないし。
本当のところ、人と仲良くなるのが怖くて
ちょっと距離をとったりしちゃうんだ」
ミ「それなら私と仲良くしてみよう。
そこからわかることもあるはず」
ミリーは私を優しくハグすると頭をなでてきました。
カ「人生迷子になっっちゃったよぉ」
ミ「悩みすぎて壊れる前に、
私があなたを守ってあげる」
カ「ありがとう」
ミ「夢の中くらい、笑ったらどう?
あなたをもっと笑わせたいな」
カ「退屈な現実が続くのに耐えられない。
自分なりに努力してるのに」
ミ「そういえば、あなたが絵の練習をしてるときに
絵の具がかかったこともあるわね。
せっかく描いた絵に大して反応がなかったのに
ヘコむのもわかるわ」
カ「私をほめてくれる人なんかどこにもいないんだ」
ミ「作品を作ったときに自分の中にみなぎってた
エネルギーを忘れないで。
とにかく上手くいかない日常から
ヒントを探し続けるの」
カ「どうしても進む気力が湧かないんだ。
また夢で逢えたら思い切り甘えていいかな?」
ミ「もちろんに決まってるじゃない」