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天使に祝福されたらしい

投稿ペースは超遅いです。それでも良ければどうぞ。

僕はある日・・・


--------天使に祝福された--------



「おめでとう、泡沫うたかた ゆはたくん。きみは、今日からセフィル学院の生徒だ」


「は?」


俺はセフィル学院とかいう学校の校長室にきていた、というより連れてこられたのだ。そして、いきなりここに入学する事になったらしい。


「君は天使の祝福を受けたことにより、この学園に入学する事をゆるされたんだよ」


「いや、許されたというより強制だろこれ・・・」


ここにはさっきも言ったとおり、自分の意思で来た訳ではない。いつも通りに学校に向かってるところを黒ずくめのSPみたいな人たちに拉致されたのだ。


「いやぁ、悪かったと思ってるよ?でも、そうしないとここに来なかったでしょ?」


「来るも、来ないもまず状況を説明してくれ・・・ここはどこだ?それと、なぜ女しか持てない天使の力を俺が持てたのかを詳しく教えてくれ、というか教えろ!!」


そう、さらっと僕は天使の祝福を受けたと言われたが天使の祝福を受けることが出来るのは女だけなのだ。それも、お金持ちのお嬢さまと言われる部類に入る人達ばかり。それなのに男の俺が天使の祝福を受けることが出来たのかが不思議すぎる。というか、誰にも言ってなかったのになぜにバレた!?


「まぁ、まぁ落ち着いて。まず、ここは何処かだけど国に関わることだから僕からは教えられないな。それと、なぜ君に天使が目をつけたか僕には分からないな」


「ちっ・・・」


つかえないやつめ


「今使えないやつとか思ったでしょ」


バレた!?


「まぁ、まずはいろいろ説明しないとね。まず、さっき天使の力って言ったけどそれは間違いだね。天使の祝福さ。手の甲にあらわれたその紋章は 天使のシンデシーだ。それは天使と契約することができるようになったということで、まだ本格的に天使の力を行使する事は出来ない。本当の天使との契約は学校の授業の最初の時間にやってもらう予定だよ。あと天使の階級の話もしないと。天使には階k」


「待て!まだ俺はここに入学するなんて一言も言ってないぞ!」


ながながと説明されそうになったから聞き入ってしまっていた。危ない危ない・・・


「あぁ、それについては君に拒否権は無いよ。国で天使の絆があらわれたものは全員ここで育成、教育しないといけないからね。」


ま、マジかよ・・・


「マジだよ」


なにこいつ!?普通に俺の心の声を読みやがる!?

そんな事を思いながら落胆していると、コンコンと校長室の扉をノックして、1人の女の子が入ってきた。


「リア・テリアレイルです。資料の整理が終わったのでお持ちしま・・・っておとこ!?!?!?」


「おっと・・・」


髪が白くて綺麗な女の子俺を見るなり手に持ってた資料をぶちまけながら転びそうになったので、なんと支えてあげることができた。女の子って軽いんだな・・・だめだ、だめだ。しっかりしないと。


「大丈夫か?」


「ふぇ・・・?って、えぇぇぇぇぇ!?!?」


今度は叫びながら俺から離れていって、壁の隅まで逃げてしまった。そんなに俺の顔は絶望的だろうか?普通ぐらいだとは思うのだが・・・


「リアちゃんには説明してなかったね。彼は今日から転校してくる事になった泡沫 纈くんだ。そうだ、彼は君と同じクラスになる予定だしリアちゃんはクラス委員長で生徒会補佐だ。だから纈くんにこの学園の事を説明しながら連れ回してくれないかい?」


「わ、私がですか!?そんなの無理です!私、男の子にあったのも初めてなのに・・・喋る、なんて・・・ブツブツ」


まて、男の子にあったのもはじめてってそれは本物の箱入り娘!!ということは、本物のお嬢さまじゃないか!たしかに、肌は色白だし髪も銀髪でとても可愛いこだ。って、こんなこと考えちゃダメだ!!とりあえず自己紹介でもした方がいいのか?


「えっと、泡沫 纈です。これからよろしく?」


「ふぇぇ!?あ、えっと・・・リア・・・テリア、レイル・・・です・・・よ、よろしく・・・」


俺が自己紹介すると、すこし驚いた後モジモジしながら今にも消えそうな声で挨拶してきた。とりあえず、可愛かった。


「自己紹介もすんだことだし、リアちゃんお願いできるかな?」


「あ、わかりました・・・」



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