度数1泣き酒
妄想全開で初めて書いたのですが
色々不備があると思います
生温く足蹴にしてください
1898年ある国で謎の失踪事件がおきた
地元警察や市民達は必死に捜索したが
ついに見つからなかったという
それから12年後の1910年
失踪した場所から失踪者が発見された
失踪者の少年は12年の歳月が経過したのにもかかわらず12年前と変わらない姿をしており記憶もハッキリしていたようだ
戻ってきた少年の名はレイリー・マルサル
今後、世界で重要な役割を背負う人物である
だがそんなことはどうでもよい
ある会社で女性社員が最大の危機に襲われていた
女性社員
「部長…マジですか…」
部長
「…マジだよシマ君」
部長のネクタイに目をそらしながら真実を受けいれたくない女性社員『シマ ユキコ(28)』
シマ
「な、何で!?私なにかしたでしょうか!?ノルマ以上に仕事をしてますし!社員達とも不仲ではありません!…はっ!わかった!エイプリルフールですね!」
気が動転しつつ現実逃避しようとプラス思考になったシマに、ため息をはきながら部長は説明をしはじめる
部長
「この間、お得意様をぶっ飛ばして入院させたでしょ
それでお得意様から君を解雇しないと契約切られちゃうんだよ
あと今は9月だから」
シマ
「アレはあのエロオヤジが尻と胸をさわって揉んだから反撃しただけですよ!私は被害者です!」
部長
「だからってヒジでアゴ砕いちゃダメでしょ、後ろから胸揉まれてヒジで一撃、倒れる前に髪をつかんで腹に一撃、そのまま髪をつかんだまま壁に顔面強打、…さすがに『ウワァ…』ってなったよ」
シマは硬直している
汗が滝のように流れ思考を停止し『解雇』を考えないようにしていた
だが
部長
「シマ君」
シマ
「………はい」
部長
「クビです」
30分後
身辺整理を終え会社を後にするシマ
その目に生気はない
シマ
(30間近でリストラ?社員冷たくない?一声もかけられなかったよ)
モヤモヤと考え事をしていると、公衆電話が目についた
今時珍しいなぁと考えていたシマは思い付いたように電話をかける
電話相手(女)
「はいこちらW社です」
シマ
「ソコの本部長は不倫している」
即座に受話器を戻しダッシュで逃げるシマ
その顔は無邪気な子供そのものだった
その後自宅付近の酒屋
シマ
「おやじさーん!おやじさーん?いるー?」
おやじさん
「おーう、お?シマちゃんじゃねーか、どうした」
酒屋から出てきたのは大柄な中年男性
シマの事は子供の頃からみてきた
シマ
「イヤね、ちょっとつらいことがあってね気晴らしにお酒でも飲もうかとおもって」
おやじさん
「…そうかぁつれぇ事か、酒屋としてはあまりやけ酒みてぇな買い方しる奴はあまり買わせないんだが、シマちゃんにならいい酒だすよ!」
シマ
「おやじさん愛してる!」
おやじさんに抱きつき愛情表現し
おやじさんはシマを笑ながらゆっくり下ろして店の奥に入っていく
しばらくしておやじさんが一升瓶を持って出てくる
おやじさん
「これ持ってきな!少し前に物珍しさで買ったんだけど俺じゃ飲まないで保存しといちまうだけだからなぁ」
おやじさんが持ってきた酒には黒ラベルに白文字で【神のおろし】と書かれている酒である
シマ
「ありがとうおやじさん、なんかすごい名前のお酒ね」
それ飲んでつらいこと忘れなっとおやじさんに言われアパート【はりさけ荘】へ帰宅する
明日からどうしようかそう考えながら散らかった部屋の真ん中に座り小さなテーブルをおく
おやじさんからもらった酒【神のおろし】をあけてコップにそそぐ
シマ
「綺麗…味は」
無色透明で香りは嗅いだことのない花の香りがほのかに感じる
そしてその味は
シマ
「…」
言葉もなかった
自然に涙があふれて、号泣していた
知らないうちに眠りつき
シマ ユキコの1日が終わる
同時刻、月付近の宇宙空間
???1
「ここが地球か」
???2
「侵略者みたいなセリフですね」
???1
「うるさいな、似たようなもんだろ?」
???2
「予定通り地球時間で明日の午後1時に降下して仕事にあたります」
???1
「ああ、うん」
???2
「いい星だと良いですね」
???1
「他よりも先に事を進めなければ、敵勢にも会いたくないしな」
つづく
どうでしたでしょうか
1話というよりアニメで言うところのAパートみたいな事をイメージしてるのでもう少しあってもいいんじゃないかと思うくらいに書いてます
シマの容姿なんですが
2話の始めに書く予定なのでお待ちください
漢字の不備が多くあると思います
だんだんと直して行きたいと思います
見てくれてありがとうございました
では2話で