運転なき自動車２

　4章では、手動運転が事実上禁止される未来予測について書いた。これは、運転すきの人から見たら、恐怖や反発も大きいが、安全性と身体の負担減の面で大いに賛成したいと思っている。
　
　5章は現場に残された人は、資格や業務内容・求められるスキルの未来予測について、触れた。今までと違うのは、ただの製造・運転技術だけではなく、IT処理能力がないと、生き残れない厳しい世界であること。これは、政府の政策マニュアルも難航が予想される。それでも、時代が進むにつれて、課題が出ては、問題解決が繰り返された。これからも、それは可能であるとみている。

　6章はAI導入の現場変化について。メンテナンスの終焉やサブスクリプション型支払いなど、今までない形のミス処理などについて取り上げた。更に、整備士がコードを読み取って故障の処理をする。これは、自動車に限らず、その他でもかなりのジャンルに採用されることが、予想される。そうなると、コードが2040年代は超重要になっていく。

　7章は、自動運転のトークについて、著作したが、2025年の常識がまるで、通用しない変化と超高難易度なコードの読み取り失敗・０．０１ミリレベル単位（見えない部分も含む）のズレすら、クレームになる。法律の文言ですら、定めきれない部分すら現れるだろう。

　このように、失敗のない理想と障壁の現実という、二律背反の社会をどう生き抜くかが、この時代の命運を握っている。皆様には、自動運転の期待と喜びが、デメリット・リスクを超えるメリットとなって、楽しみにしてほしい。