表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わがまま王妃の奮闘記!  作者: 杉野みそら
第十八章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

133/143

オリガの不調

アルバの告白を受けたオリガは喜びの涙を流す。

だがその喜びも束の間、オリガは謎の体調不良で倒れてしまう。

「オリガ!?しっかりしろ!」


 腕の中でぐったりとした身体。呼吸は浅く、冷たい汗が額を濡らしていた。

 さっきまで幸せそうに微笑んでいたのにーーその変わりように、俺の心臓が痛いほど脈打つ。


 まさか、何か病気なのか?それとも、元から調子が悪かったのか!?


「……そんな……まだ言ったばかりだろう、俺は……お前に、愛していると」


 声が震える。焦りが喉を締めつける。何度も名前を呼んでも、返事はなく、まぶたは閉じたまま。


 俺はオリガを抱きかかえ、ソウタのもとへ駆け寄った。


「ソウタ!!城へ戻るんだ、全速力で!!」


 俺の声は焦りを含んでいた。


 ソウタが異常に気付いていななき、俺とオリガを乗せると、城へと向かい走る。


「ルクス!お前は後から来い!」


 ルクスは走ることはできるが、ソウタほど早くは走れない。 


「ヒヒィン」


 背中でルクスの声が聞こえるのを確認し、俺はソウタを城に急がせた。


 ソウタがいななき、四肢(しし)を大地に叩きつける。  

 風が唸りを上げ、木々が後ろへと流れていく。


 腕の中で小さく揺れるオリガの体重は、恐ろしく軽かった。

 その軽さが、彼女を失うかもしれないという悪夢を現実に引き寄せる。


「絶対に離すものか……!オリガ、目を開けろ!!」


(たった今告白したばかりなのに!オリガ!頼む……、目を開けてくれ!)


「また起きて、いつものように笑って、名前を呼んでくれ……!」


(アルバ!私、アルバが大好きよ!)


 脳裏にオリガの微笑みが、俺の名前を呼んでいる姿が浮かぶ。


「……ックソッ……」


 胸を裂くような叫びが、(ひづめ)の音に吸い込まれていった。


ルクスはオリガと同じく箱入り娘なのです。(という設定)


連続してまた短くてすみません汗


最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ