初めてのお茶会大成功
お茶会の後のオリガとアルバ。最初だけアディ視点。
お茶会が行われていた応接室を離れ、場所は変わってオリガ様の自室にて。
「はぁ〜緊張したわ!まだ心臓が音を立てているの!私うまくやれたかしら?アディ??」
「……とてもうまくやれたと思いますよ?」
私はアディ。今初めてのお茶会を終えて部屋に戻り、白い象牙装飾に縁取られた鏡台の前で、オリガ様の真珠の髪飾りを取っているところだ。
「初めてのお茶会にしては、大成功だったんじゃないでしょうか」
まあご令嬢方の手のひら返しっぷりと、あの暴走っぷりには驚いたけど……
「私何も話してない感じがしたのよね。でもお嬢様方楽しそうだからいいのかなと思って」
でしょうね!なんせご令嬢達はオリガ様がなんかするたびに勝手に暴走してましたからね!
「賢明な判断でしたよ。あの方達はオリガ様が何をしても楽しかったはずです」
「そっかぁ〜よかった!じゃあ私の初めてのお茶会は成功したのね!アルバにも今夜教えてあげよう!」
「うん、私もカミラ達に教えてあげよ」
って思ったけど、貴族の方達の方が噂の広まり方が速そうね。
果たしてどんな風に広まるのやら……
「ふふ〜ん♪今夜アルバに会える〜♪」
いやあんたら今朝会ったばかりやないか!
でもーー
「ふふっ、なんともオリガ様らしい」
オリガ様は噂がどう広まろうと関係ないみたいだ。オリガ様に見えているのはアルバ様、ただお一人だけ。
* * *
お茶会での噂話は当然のようにアルバにも届いた。
「そうか、オリガが……」
「ええ、お茶会のあとも大変評判がよろしかったようですよ」
(噂はとにかく……うまく行ったようで安心した)
「オリガに会いたいな……」
「……アルバ様、仲睦まじいのは大変よろしいことですが、今はこの書類に目を通してください」
「ああ……」
アルバはヤマトの視線の先にある山積みの書類を見て深く息をついた。
「よし、早く片付けよう!一刻も早くオリガに会いたいからな!!」
アルバはそう言うと、目にも止まらぬ速さで書類をさばいていった。
アルバとオリガは相変わらずですね。可愛い。
最後まで読んで頂きありがとうございました。




