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ステータスマイスター  作者: なめこ汁
第一章
63/145

第62話 通告

 息も整ってきたので、休憩を終了し、起き上がる。


「今日はもう疲れた。協会はこんな状況では開いてないだろう。ひとまず家に戻るぞ、いいな?」

「はい」


 これ以上ここに居たら絶対面倒なことになる。そう思い、三人を集めて、神脚で家に戻ることにした。


 家に着いたら、すぐに装備を外して椅子に座る。


「ふぅ……皆、とりあえず座ってくれ」


 言われるまま、皆席に着く。


「何とかなったな」

「そうですね」

「あぁ。それでな、今回の一件で思ったんだけど、またこういう事が起こる可能性もある。だから、今後の方針を決めておこうか」

「方針、ですか……」


 今後の事について話を始める。


「まず、ファラとマリーには伝えておくが、ミリアは昨日から俺の奴隷ではなくなった。というより、奴隷ですらなくなった。今では普通の魔族の女の子だ」

「タカシ、どういうこと」

「流石、タカシ様です!」

「俺の力で、奴隷契約自体を消滅させた」


 スキルの事は言わず、俺の力というだけに留めておこう。


「それで、だ。ミリア。解除が出来ると言う事は……分かるな?」

「あっ……」


 ミリアには先制しておく。


「俺は、お前達を性の対象だけで見ているつもりはない……多分。それは口に出して言っているから、少しは理解してもらえていると思っていた」

「はい……でも、多分って……」

「いや、まぁ、俺にも性欲はあるからね?」

「私がご奉仕しますです」

「ちょっと! マリー!?」


「それはマリーに任せるとして」

「任せるんだ……」

「ファラには理由を聞いたから、良いとして、お前達は何で俺とあの精霊モドキを戦わせたかったんだ? 俺を殺したかったのか?」

「ちがっ! そんなわけないじゃないですか!」

「違いますです」


「でも、俺は行きたくないって言ってたんだけど?」

「タカシさんなら、いつも通り大丈夫だと思ったので……」

「タカシ様なら、と……」


「ただそれだけの為に、お仕置きをちらつかせてまで俺を行かせたかったのか? まぁ、見事に釣られちゃったわけだけれども」

「はい、勇者であるタカシ様なら、と思い……」

「わ、私は! ちらつかせてないですよ!?」


 やっぱりお仕置きされたいだけじゃねーか! 釣られてしまう俺がバカなだけだが……。

 それにしても、まだ勇者勇者言っているな。


「マリー」

「な、なん、でしょう……か」

「俺は、勇者、では、ない。いいか? あまりしつこいと、喋ると死ぬような呪いでも掛けるぞ?」

「ひぃっ!」

「タカシさん、それはあんまりではっ!」

「ミリアもミリアだ。ユニーク共と戦った時、危険だ危険だって止めようとしてくれたのに、今はどうだ? 頼ってくれるのは嬉しい。それにやれる自信はあった。でも、限度があるぞ?」

「うぅ……ごめんなさい……」


 今後の新メンバーの事もあるし、少しだけ主従関係というものを明確にしておくか。


「マリーはお仕置きがされたいだけみたいだし、今日から俺の性奴隷な」

「わ、わかり、ました」

「ファラもなる」

「おお、そうか。分かった。ファラ、こっちおいで」

「ん」


 ファラをいつものポジションに収める。お腹をぷにぷにすると、ほっとする。あぁ、やっぱりこれだなぁ。

 まさかファラまで釣れるとは思わなかった。これは嬉しい。

 ただ、ミリアが問題だな。もう奴隷じゃないし、性奴隷とは何か違うんだよな。


「ファラとマリーは今日から俺の性奴隷なんだけど、ミリアはどうする? 俺の嫁にでもなるか?」

「よめっ!? わ、わた、私は……」

「もう奴隷じゃないから、今なら逃げることだって出来るぞ?」

「いえ、まだ一緒に居たいです。タカシさんと……」


 嫁はスルーかよ……。

 とりあえず、先日の変な人発言の事でも聞いておくか。


「分かった。それで、前に俺の事は変な人だけど離れたくはないって言ってたよな。それってどういう意味なの?」

「それは……。エッチな事をしてこない時は……その、お、お父さんに似てて……頭撫でてくれるのは、す、好きです……」

「エッチな事さえしなければ、俺の事好きなの?」

「はい。それは本当の気持ちです……」


 ミリアの中で俺は父親なのかよ……。

 でもまぁ、娘が恋人に選ぶのは父親似だっていう都市伝説もあるし、そうなると良いなぁ。って都合良すぎか。


「じゃあ、ミリアにだけエッチな事をしないから、俺の嫁な」

「えぇ!? いきなり嫁は無理です!」

「じゃあ、奴隷に戻すか……」

「うぅ……分かりました! す、少しだけ、え、エッチな事していいですから! 奴隷と嫁は、まだ、その……」

「分かった。じゃあ、夜はよろしくな!」

「もう! 結局そうなるんじゃないですかぁ!」


 結局何も変わってないけど、言質は取れた。今後は全力だな。


「それじゃあ、性奴隷達よ! 共に晩飯を作ろうじゃないか」

「わ、私は違いますからね?」

「わかった。ファラは性奴隷」

「が、がんばり、ます、です」


 勇者を封印したことでマリーの喋りが少しおかしくなっているが、良しとしよう。

 そのまま飯を作り、いつも通りに食べる。


 当然いつものように風呂に入り、ミリアにたっぷりお仕置きをして失禁させた後、体を拭いて下着を穿かせた状態で布団を被せ、ベッドに寝かせておく。


「今日は本当に疲れた。まだ体力も回復しきってないし、さっさと魔法の練習をして寝よう」

「ん」

「がんばります」


 マリーは精霊を出したらそれで終わりだし、何を頑張るのか分からないが、やる気を出しているみたいだし、そっとしておこう。

 ファラはあまりMPを使っていなかったので、少し長めの練習になったが、失神ギリギリのところで教えてあげる。


「ファラ、そこまで。そろそろ寝るぞ」

「わかった」

「が、がんばる、です……」


 寝るって言ってるのに、がんばるって何……あぁ、ご奉仕か?


 ファラを疲れさせて寝かせた後、全裸になったマリーが近付いてくる。


「どうした?」

「がんばるの、です」

「ん? 早速お仕置きして欲しいのか?」

「はい!」


 お仕置きなのに、喜ばせるだけでは何も面白くないな……。


「分かったよ。でも、俺は寝るから、好きにしてくれ」

「そんな!? 何もしてくださらないのですか!?」

「俺が寝るまでに満足させてみろ。それがお仕置きだ」

「ひぅっ!? が、がんばるです!」


 目を閉じて眠れるよう脱力したところで、マリーがパンツを脱がせてきた。

 ミリアやファラの奉仕を真剣に見ていただけあって、体の色々な部位を使い、ご奉仕してくれる。

 でも、それじゃ逝けな……じゃない、寝れない。


「はぁはぁ……」


 初めてのご奉仕に疲れたらしい。そのまま跨ってきた。

 一生懸命ご奉仕してくるので、期待して臨戦態勢を整えてあげていたのだが、何度かモゾモゾした後、諦めやがった。


「はぁはぁ……うぅ、痛いです……タカシさまぁ……」


 元の位置に戻り、ぐすぐす泣いてる。

 啜り泣いているかと思ったら、しばらくして声が止んだ。


 寝てる……。

 何なんだよこいつ。バカだと思ったら天然で、マゾかと思ったら、意志弱いし……。


 皆寝ているのを確認して、トイレに行き、落ち着いた後、ゆっくり寝ることにした。

 お仕置きは後日だな。

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