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第1話 ニートの俺が世界を救う!?

主人公の羽田康晃はとある日のしょうもないことから異世界転生という大きな出来事に!?

ではどうぞ!

康晃「はあ、、、今回のメインキャラも天井してゲットしたよ、、、俺もう競技でないのに。」

先月プロゲーマーを引退した羽田康晃は元々プロとして活動していた「モンスターズ・クエスト」にまた課金をしていた。今の康晃は完全にニートである。

遥香「ご飯できたよー!」

康晃「今行くー!」

康晃には2年前の高校の卒業式に付き合い始めた彼女と同棲している。ニートなのにかなり贅沢であると自分でも思いながら部屋を出ようとしたとき、

康晃「うっ!?」

ドアの近くにあったタンスに思い切り足の小指をぶつけてあまりの痛さに気を失っていた、、、

???「そろそろ起きてもらえませんか?」

まぶたを閉じていてもわかる明るさと初めて聞く彼女ではない女性の声に目を覚ましたとき、康晃は飛び起きた。

康晃「ここどこー!」

自分の部屋で足の小指をぶつけたはずの康晃は現実世界には存在しないようなとても神秘的な空間にいた。

康晃「あと、あんた誰?」

???「申し遅れました。私は地球人を任されている女神です。今回はあなたに大切で特別なお願いをしたくて上の空間に呼ばせていただきました。あ、現実世界ではあなた目線では時が止まっているので現実世界にもし戻ったら先程のシーンに戻るので安心してください。」

康晃「意味わからんけど、とにかくお願いってなんですか?」

ゲームで培ってきた状況把握でとにかくおかしいことが起きていることを理解した康晃はその女神のお願いを聞いた。

女神「話が早いんですね。これからあなたには3つ選択肢を与えます。これらのどれを選んでいただいてもなにも文句は言いませんし現実世界にも影響はありません。」

康晃「それで?お願いって?」

正直、康晃はお願いが気になり過ぎて早く知りたかった。

女神「では選択肢を表示させていただきますね。」

康晃の前には女神が言った通り3つの選択肢が表示された。

康晃「なるほど、魔王か勇者か現実世界に戻るかか、、、」

康晃に表示された選択肢には「魔王」「勇者」「羽田康晃」と表示されていた。

女神「詳しく説明させていただきますね。まずこの「魔王」は異世界に転生していただき、20年後に世界征服をしていただきたいのです。まあ、能力的に20年より早くは無理でしょうけど。理由は勇者が暴走してこの世界が終わってしまうのでそれを止めて欲しいのです。そして「勇者」は同じく異世界に転生していただき、こちらも20年後に魔王を殺して世界を救ってください。しかし、魔王を選択するときの従来の勇者のように暴走しないようにお願いします。そして最後に「羽田康晃」は貴方様の名前である通り、現実世界に戻ります。つまりなにもないということですね。さて、どれを選びますか?」

康晃は選択肢が表示されたときに女神から説明を受ける前からどれにするか決めていたため即答した。

康晃「勇者で。やっぱ楽しそうだし。」

女神「了解しました。ご協力ありがとうございます。勇者の転生について詳しく説明させていただきます。こちらの転生は従来のよく地球で放送されている転生とは少し異なり、貴方様は異世界と現実世界を行き来することが可能となっております。そして現実世界に戻り生活する際は異世界の時間が、異世界にいる際には元実世界の時間が貴方様目線では止まることになっています。」

康晃「じゃあめちゃくちゃ得じゃね?異世界と現実世界を自由に行き来できるんでしょ?」

女神「残念ですがこちらは制限があります。それは異世界に転生を選択しているので現実世界に戻ることができるのは1年に1度となっています。そしてその現実世界で生活できるのは1時間となっています。」

康晃「そんなにうまい話はないか、、、」

康晃は少し残念がった。

女神「そして異世界でのルールなのですが、基本的に異世界での人生は軽いことは現実世界に影響されません。ですが、唯一現実世界に影響する行為があります。」

康晃「、、、それは?、、、」

康晃は少し緊張して聞いた。

女神「死です。あなたは異世界で死ぬと現実世界でも存在が抹消されます。」

康晃「じゃあもし死んだらもうそこで終わりってことか?」

少し康晃は自分の選択が怖くなってきた。

女神「いいえ、実は異世界に転生してその世界で死ぬともう一度だけチャンスがもらえます。言ってしまうと転生は2回できます。しかし、選択肢は魔王か勇者のみとなります。」

康晃「異世界ではもう一度チャンスがあっても現実世界では一度切りか、」 

康晃はたとえ異世界でも簡単に命は捨てきれないなと思った。

康晃「まあ、それでも俺やってみるわ。戦略は得意だし。」

康晃にはプロゲーマーとしての判断力があったため少し自信があった。

女神「ありがとうございます。では最後に現実世界で1時間の猶予を与えますのでそこで同居者などに説明をしてください。そちらが完了したら特別に能力選択をさせてあげましょう。」

康晃「なるほど、遥香にも説明しないとな、、、」

正直康晃は信じてもらえなさそうだと思った。が、それでも康晃の中では決心がついていた。その間に康晃は気を失っていた。そして目が覚めると自分の部屋に来ていた。

遥香「おーい!ご飯できたって!」

気を失う前に聞いた彼女の声が聞こえる。

そして食事中に康晃は非現実的なことを彼女に話した。

遥香「まあそれが本当ならいいんじゃない?でも1年に一度の時間は私に使ってよね。」

遥香は意外とあっさり承諾した。

康晃は自分を好きになる人はやっぱりおかしいと思った。

康晃(まあ、反対されても困るからこれはこれでいいか。)

康晃「じゃあまた1年後に」

遥香「絶対頑張って帰ってきてね。その時は異世界の話聞かせせてよ。」

康晃は少しの寂しさを抑えて心で女神を呼んだ

女神「呼んだ?(オ◯ルスキー感)、こんなに早く相手が納得される方は初めてです。まあ私からしても楽なのでいいですが。では異世界での貴方様の設定をさせて頂きます。」

康晃(よし、とにかく頑張ろう。さようなら、また現実世界で。てか、どんな親から産まれるとか決まってるのかなあ!)

康晃「、、、親に話してねえーーーーー!!」

まず第一話を読んていただきありがとうございます!今回の作品が自分の初めての作品となります!もしかすると誤字などあるかもしれませんがよろしくお願いします、、、。

次回「第2話 ニートの俺が最強に!?」

乞うご期待です!

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