第二話次の日
初投稿からはや1ヶ月が経ちました
次の日学校に行ったらなぜかクラスの女子全員が集まってきた。「ねぇ祐太君昨日の夕方誰かと会わなかった?」そう質問してきたのは隣の席の女の子だった。「いや会ってないけど」「嘘!絶対いたよ!」この子しつこいなそう思っていた。するとチャイムが鳴ると同時に先生が入ってきた。そしていつも通り授業が始まった。
昼休みになった瞬間教室を出て屋上に向かった。「うわぁ風気持ちいい〜」俺はそう言いながらフェンスにもたれかかる。空を見上げると雲一つ無い快晴だった。少し目を閉じていると突然声をかけられた。「何やってんの?」俺はびっくりしながら目を開ける。そこには昨日一緒にカフェ行った沙織がいた。
「別に何もしてないよ」俺は動揺しながらもそう答えた。「ふーん」なんか納得していない様子だった。「なんでここに来たんだよ」俺はまた同じことを聞いた。「まあまあいいじゃん。それよりさ、今日放課後暇?」いきなり何を言っているのか分からなかった。「特に用事はないけど……」俺は素直に答えた。「なら良かった。じゃあ駅前集合ね」そういうと彼女は屋上から出ていった。
午後の授業が終わり放課後になる。「よし行くか」俺は鞄を持ち立ち上がった。しかし周りには誰もいなかった。「あれ?みんなもう帰っちゃったかな?」とりあえず待ち合わせの場所まで向かうことにした。そこにはすでに沙織の姿があった。「ごめん遅れた」俺は謝りながら彼女の元へ向かった。「全然大丈夫だよ。じゃあ行こっか」沙織はそう言って歩き出した。
俺たちは電車に乗り目的地に着いた。そこは最近できたショッピングモールだった。「ここに何かあるの?」俺は聞いた。「まあいろいろあるよ。でもまずは服見に行こうよ」沙織はそう言うとエスカレーターの方に向かって歩いていく。俺もそれに付いていき2階に上がる。
2階に上がってすぐの洋服屋に入り服を見て回った。「あ、これ可愛い」沙織はハンガーにかけられたワンピースを手に取り試着室に入っていった。「どう?似合う?」そう言ってカーテンから顔を出した。「うん、よく似合ってるよ」正直可愛かったので素直に褒めた。「ほんと?ありがと」そう言って彼女は嬉しそうに笑っていた。
それから2人でいろんな店を見て回った。「あ〜楽しかった〜」沙織は満足そうな表情をしていた。「そろそろ帰るか」時刻はすでに5時半を回っていた。「そうだね」そう言って沙織は俺の腕を掴んできた。「あんまりくっつきすぎるなよ。クラスの奴らに見られたら面倒だからな」「はいはいわかってますよ」そう言って腕から手を離した。
家に着き玄関のドアを開けた瞬間、沙織が抱きついてきた。「ちょっ急に抱きつくなって」「いいじゃん別に誰も見てないんだから」「いいから離せよ」俺は面倒ごとを避けるよに沙織の顔を押した。「ぶー祐太のケチ!!じゃあね祐太」そう言って彼女は帰って行った。
内容薄くてごめん