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手紙のこと  作者: ひろゆき


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 序  想  ~ ことのは ~

 現実と向き合う。

 それはある意味、きれいごとや身勝手。無責任な言葉なんだと、なってしまう可能性もありますが、今回はそんなことが伝わればいいな、と思っています。

              序



 正直、どう書けばいいのか、どうすれば、自分の気持ちが伝わるか、自信がありません。

 けれど、こうして君に手紙を書くことにしまう。

 きっと、僕がバカだったんです。君の気持ちも何も聞こうともせず、本当にごめんなさい。

 許してください。とは言えないのは分かっています。けれど、もし、もし、君さえよければ、こうして手紙のやりとりでかまいません。

 続けてはくれないでしょうか……。

 返事を待っています。



 こう書こうと、脳裏に浮かんだ瞬間、ペン先が宙に浮き、手が止まってしまった。

 書けなかった。

 自分にできるのは笑うだけ。ピエロのように笑うだけ。

 笑うことしかできない。

 笑わなければいけない。

 




 手を伸ばしても、決して届きはしない。

 月はその姿をじっと眺めているだけで、何も語りかけてなんてくれない。

 無慈悲な月明かりに照らされる下、花は潰される。


 花は枯れるもの。花びらは散っていくもの。

 違う。

 花は潰されてしまう。

 何を語っても、誰も耳を傾けてくれない。

 花の声は誰にも届かない。

 誰も聞いてはくれなかった。

 花は潰される。

 書けない手紙。それが何を意味しているのか。なぜ、そんなことを手紙にしたのか。なぜ、こんな内容を書いたのか、この先どうなるのか、興味を抱いてもらえると嬉しいです。今後もよろしくお願いします。

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