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壊れた世界  作者: 狂鏡花
1/2

プロローグ

映像が元なのでうまく文で表現できていない部分もありますが、ご了承ください。



赤、赤、赤。


空までもが真っ赤に染まった、血にまみれた世界。


「はっ。」


「小倉 結城さん。寝ないで下さい。」


「え?あ、はい。」


いつの間にかウトウトしてしまっていたらしい。


しかしなんだったのだろう、先程の景色は。


運転手さんも他の人もなんだか……変わっていたような。


体のどこかが千切れていたり、肉がえぐれていたり…………やめよう。


きっと気のせいだ。


というかよく私が寝たのがわかったな。


まさか直接運転手さんが注意するなんて。


しかし寝てはいけないのか。


注意しなければ。







運転手が呟く。


「あなたが寝ると困るんですよ。維持できなくなるから……。


"家"に着いたらたっぷり寝て下さい。」





バスにのる人の様子は様々だ。


隣の席になった子に話しかけている子。


着くのを楽しみにして少し興奮気味な子。


本を読んでいる子。




「このバスの行き先は選ばれた皆さんの"家"です。」




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