表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/43

chapter 7 デッドライン=ファイアウォール side:M 前編

「で、なんであんなに簡単に犯人が狙う場所がわかったわけ?」

 警察から、今回事件が起きるとハンサム達が推測した場所…………地下鉄の管理システムのところへ移動している間、ハンサムに聞いてみた。いくら警察とはいっても、普段厳重にアクセスが制限されている場所に行くには許可が必要なのだ。その待ち時間に聞いてみた。


「ん?ああ、簡単なことだよ。ある程度情報がそろったら、後はモモミに任せておくだけでいい。すぐに答えを導きだしてくれるからね、彼女は。」

「あのちびっ子が?そんなにすごいの?見た目あまり賢そうには見えないけれど。」

「確かに彼女は見た目が幼い。ある場所を除いてはね、栄養がそこにすべて集まっているんじゃないんだろうか、それはそれで不思議で魅力が…………オーケー、睨むのはやめようか。確かに賢そうには見えないけれど、彼女には一つ最強の能力があるのさ。」

「最強?なんでもすぐに答えがわかってしまうとか?もう奇跡じゃない。それとも見た目は子供だけれど、頭脳は名探偵とでも言うのかしら。」

「誤解がないように言うけれど、モモミは大人だよ、トキコと同じ年齢なのさ。確かにそうは見えないけれどね。それで彼女の能力というのは、まあ能力というほどでもないけれど、一般人よりはるかに勘が良い、ということかな。」

「え。何よそれ。つまり、あまり深くは考えてないってこと?」


 勘?勘が鋭いからって警察やっていいものなのか?不確定過ぎない?日本警察大丈夫?

「いや、もちろん考える力も持っている。そこら辺の能力は一般の警察と大して違わないが、彼女の場合そこに勘の良さが加わるからね。必然的に優秀になるのさ。」

 さも自慢気に話しているが、一般市民が聞くとすぐに炎上しそうなセリフだ。

「じゃあ今回の場所も、ある程度考えて、あとは勘ってこと?」

「そうなるね。まあ安心していい。きっと正解だよ。」


 なんだか会議中に、「決めた、ここよ!ここに違いないわ!」とか言ってる桃田が容易に想像できてしまう。それってもはや勘というより運がいいのではないの?まあ今更目的地を変更する気にはなれない。

「仕方ない。その勘の良さ、信じてみようじゃない。」

 そうこうしているとアクセス制限が解除された。ついに目的地、地下鉄の管理システムに到着である。


 今の地下鉄はもちろん自動運転である。一応乗車員はいるけれど、大きなトラブルが起きたとき何とかできる能力は持っていないだろう。

 そしてすべての地下鉄車両にはそれぞれ管理システムが搭載されている。運転だけでなく、照明、空調、もろもろが一気に管理されている。つまりこのシステムがやられれば、どうなるかわかったもんじゃない、ということ。

「なんだか騒々しいわね………………。」

 今私達がたどり着いたのは、各車両の管理システムをさらに管理している、地下鉄の駅の管理システムだ。マザーコンピュータのようなものね。ここからすべての車両の状況を把握、さらに何かあった時はナビがすぐに派遣できるようになっている。もちろん警戒は厳重であり、大勢のナビが働いているのだが…………。

「ふむ、なにかあったみたいだね。やはりモモエの判断は正しかったようだ。」

「まだわからないでしょ。どっかの酔っ払いが電車の中で暴れているだけかもしれないじゃない。」

「それはそうだが…………ふむ、君、そこの君!ちょっと聞きたいんだが。」


 ハンサムが手近なナビを捕まえて話を聞き始めた。相手は最初怪訝そうな顔をしていたが(それはそうだ、ここは部外者は簡単には入れない場所である。あんな胡散臭いイケメンがいると誰でも怪しむだろう)、ハンサムが何かを見せるとすぐに話を始めた。あれか、警察手帳か。アレを見せるのはちょっとやってみたいな。でもたいてい見せびらかすのって嫌なやつよね。さすがハンサム。


 しばらくすると会話を終えてハンサムが戻ってきた。

「どうしたんだい?なんだか僕を見るまなざしが厳しくなった気がするんだが。」

「前から軽蔑して見てるわよ。で、一体何があったのよ。」

「ついて来てくれ。見た方が早い。」

 ハンサムがすぐに歩き始めたので、慌ててついていく。らしくもない、焦っているようだ。


 連れていかれたのは、ひと際大きな門があるところだった、何人かのナビが話し合ったり、目の前の門を開けようとしている。あの門はおそらく、各車両の管理システムへとアクセスするためのゲートだろう。見た目の厳重さから考えて。見た目は意味をなさないけれど。

「何が起こってるのよ?あれはアクセスゲートでしょう?」

「ああ。この路線を走っている地下鉄の内の一つのシステムへと通じる扉だよ。そしてどうやら、あの門が開けられないらしい。」


普通は何かにアクセスするためのゲートなどは存在しない。しかし、電車など、外部から簡単にアクセスされると危険なものもある。よってここの地下鉄は、中央管理システムを経由してでしか各々の車両にはアクセスできないようになっているのだ。よってここに大きなゲートがあるのだが。

「開けられないってどういうことよ?ここのナビ達があけられないんじゃ、だれもアクセスなんてできないじゃない。」

「そうだよ、だからみんな慌てているんだ。電車に不具合が起きることはあっても、アクセスを遮断されることは今までなかったらしいしね。」


 ………なるほど。つまりは、ここで事件が起きているのは、ほぼ確定というわけか。

 しばらく様子を見ていると、こちらに気づいたナビが近づいてきた。

「あなた達が警察の方ですね?話は聞いています。いやあ、折角来てもらったのにばたばたしていてすみませんねえ、なにせ非常事態ですので。今までこんなことはなかったんですよ。一体どうなっているのやら。」

「いえいえお気になさらずに。こうなっているから、私達が来たといっても過言ではありません。」

 相手のナビがきょとんとしているが、ハンサムは構わず続ける。


「で、詳しい状況を説明してもらえるかな?」

「はい。現在走行中の車両のうちの一つの管理システムにアクセスできない状況になっています。普段ならこちらからの権限があればすぐにあの門は通れるのですが、どうやら向こうからロックしているみたいで。」

「電車に乗っているナビとは連絡が付かないのかい?」

「ええ、トリプルネームが三人、後大勢のダブルネームが乗っているんですが、誰とも連絡が付きません。電波障害はないようなので、向こうがこちらに応答していないことになりますが。」

 向こうからロックがかけられていて、しかも連絡がない。いよいよ怪しくなっえきた。


「人間の乗車員とは連絡が取れたのかい?。」

「はい。それは大丈夫でした。そこで話を聞いたところ、今のところは問題なく運行しているそうです。それはこちらでも確認できています。」

 なんだ、てっきりもう電車の暴走が始まっていて、手が付けられない状態になっているのかと思ったが、まだそこまで切羽詰まった感じではないらしい。

「なら、さっさと運転を止めればいいじゃない。それで一件落着なんじゃないの?」

「そうしたいのはやまやまなんですが、簡単には止められないんですよ。」

「なんでよ?」

「先ほども申し上げたように、運行には何の問題もないんです。今だって普通にお客様を乗せているくらいですからね。乗車員も特に変わった様子はないといっています。」

「なら何も起きないうちに止めてしまえばいいじゃない。」

「ダメなんだよ、メルト。そう単純な話ではないんだ。まず電車の運行は全く問題がない。ということは、運営側としてはもちろん止めたくないわけだ。もうすぐ帰宅ラッシュが始まってしまう。そんな時間に多くの人が利用する地下鉄を止めることは難しいのさ。」

「そんなこといってる場合じゃないじゃない。死んでからじゃ遅いのよ。」

「そうだ。だが電車を止めるには、しかもこの時間帯に止めるには、それ相応の理由が必要なのさ。管理システムにアクセスできないから止めた、なんていえば、今のテクノロジーに慣れ過ぎた人々は運営側を大いに非難するだろうね。」

「非難?そんなことする?死ぬよりましなんじゃないの?」

「ああ。でもこの時代の人々は、テクノロジーを信頼しすぎている。絶対安心なものであるとね。だからそれの不具合に関しては敏感なのさ。もし連絡できないから止めたといえば、そんな不具合もすぐに直すことができないのかこのご時世に、と非難されるか、そんな不具合が起きるなんて安全管理はどうなっているんだこのご時世に、といわれるかのどちらかだろうね。」


 なんだそれは。まさしく平和ボケってやつなんだろうか。テクノロジーの発達は社会を便利なものにしているが、その一方で、人間の一般常識も変えてしまったようだ。機械は自分たちには害を与えない、便利さだけを与えてくれるものであるという常識。一昔前では考えられなかっただろう。

「現にこの前の自動車暴走事故。あれで自動車メーカーがどれだけ世間から叩かれたか知っているかい?今回はあらゆる会社の車が暴走したから、矛先は分散しているが、それでも自動車メーカーからすれば大打撃だよ。そしてそんな目にだれもあいたくない。だからおいそれと止めることなんてできないんだ。」


 一昔前は誰もが自分の手で車を運転していた。それを誰かにハッキングされる危険性を無視して自動運転装置なんてものをつけたのはほかでもない人間である。そしてそれに不具合が起きれば、誰かを一方的に非難する。身勝手だ。体に不自由がある人ならともかく、普通の人間なら怒るくらいなら自分で運転すればよかろうに。

 いや。危険性を無視しているのではない。やはり彼らはテクノロジーの安全性を妄信しているのだ。絶対に問題など起きるわけがない。そして仮に起きたとしたら、それはテクノロジーではなく、それにかかわる人間が悪いのだと考える。

「やっぱり人間ってのはバカばっかりね。気持ち悪い。」

「まあそういうなよ。我々だってテクノロジーの進歩がなければ生まれなかったのだから。それにね、体面だけを気にしているんじゃない。そうだよね、君?」

「ええ、そうです。言い訳みたいになってしまいますが、ここで無理やり運行をとめるのは、それはそれで危険なのですよ。」


「どういうことよ?」

「向こうは今どうなっているか分かりません。つまり、こちらから無理矢理止めようとすると、それはそれでどうなるかわからないのです。」

「もう犯人が侵入している可能性は高い。そんな時にこちらが何かをすれば、犯人を刺激して、今度こそ暴走を始めるかもしれないってことさ。」

 なるほど。まあ気持ちよくドライブをしているところを誰かに邪魔されて気分がいい奴なんていないでしょうからね。下手にちょっかいを出すのは危険というわけだ。警察ドラマの交渉とかでも良くやってるわね。犯人を刺激しないようにって。

「でもそれじゃあどうするのよ?このままおとなしく待っているの?」

「個人的には何も起こらないのがベストだけれど、あんな予告上を見た後じゃそうもいかないね。警察としては。何とかあの門を開けて、中にいる病原体を駆除したいところだ。」


 そういってハンサムは閉じているゲートに近づいていく。何か考えているようだ。でもまあまさか、ぶっ壊すとかは言わないでしょう。さすがに。

「壊すしかないね、これは。爆弾で。ドカーンと。」

「え、マジ?」

 顔 (だけ)に似あわず物騒なことを口にする。後ろで職員のナビもおびえ始めているぞこのクソハンサム。

「はは、冗談冗談。そんな乱暴なことを僕がすると思うかい?大丈夫、こんなこともあろうかと、秘密兵器を持って来てあるから。」

 そう言ってハンサムは手の中にあるものを実体化する。それは、外見としては明らかに、鍵だった。


「これは我らが電課が総力を上げて開発した鍵開けソフト、通称『なんでも開けちゃう君』さ。さすがに頑なな乙女の心の扉を開けることはできないけれど…………そこ、睨まない。まあこれがあればたいていどんなロックでも解除できてしまうという優れものさ。」

「それって…………かなりブラックじゃない?警察の強制操作を可能にして、プライバシーもクソもなくなる…………」

「細かいことは!気にしたら皺ができてしまうよミスメルト。ここは華麗にスルーしようじゃないか。」


 ハンサムはこれ以上追及されるのは嫌なようで、すぐ門のロックを解除する作業に入った。まあ別にいいのだけれど、あんな鍵があったらどこでも侵入し放題じゃないか?悪用されていないことを願うしかない。

 ハンサムがゲートの何も無いところに鍵を(無理やり)差し込んでから数秒、ピー、という音がして、ゲートのロックが解除された。このゲートのセキュリティは厳重だったはずだが。それに開くときに変なノイズみたいなの入ったけれど。どんな恐ろしい道具何だろうかあの鍵は。

「さあ、これで道は開いた。後は突入して、中にいる奴らを成敗するだけだ。メルト君、準備はできているかい?」

「ええ、待ちくたびれたわよ。」


 そして二人で突入しようとすると、先ほどのナビに呼び止められた。

「なんだい?あまり時間はないのだけれどね。」

「すみません。ですがおそらくあちら側ではなにかが起きているでしょう。警察の方だけには任せられません。ここの警備用のナビも何人か連れていってください。ダブルネームですが、いないよりはましでしょう。」

 まあ数で圧倒できるならそれに越したことはない。タイマンが好きだけれど、相手が何人かはわからないし、己の好き嫌いよりまずは安全の確保が優先だ。

「わかった、連れていこう。ただしここの警備が手薄にならない程度にね、こちらも後からもう一人増援がくる予定だし。」

 これはモモタの相棒、そしてハンサムのパートナーのナビのことだろう。


 そして今度こそ出発しようとすると、また呼び止められた。

「後、私もついていきます。」

「…………君はこの中央管理システムを任されているナビだろう?しかもトリプルネームだ。持ち場を離れるべきではないと思うがね。」

「確かにそうです。…………ですが、行かせてください。この先にいるトリプルネームのナビは、僕の同僚で、親友なんです。」

 親友…………ソルヴィの顔が頭をよぎる。彼の気持ちは痛いほどわかった。


「いいじゃない。行かせてあげれば。戦力は多いほうがいいんでしょう?」

「彼に関してはそうもいかない。彼が任されているのは、ここの管理だ。大勢の人に影響を与えかねない、とても大切な役割なんだよ。そしてその役割を担うために彼は生み出されたといっても過言ではない。そうだろう?」

 ハンサムの声からは先ほどまであった冗談めいた雰囲気は一切なくなっている。非常に冷ややかな声だ。

「…………確かにそうです。でも、そんなことを言っている場合じゃないかもしれないんでしですよ?人間だって、自分に近しい誰かが危険なときは、仕事なんか無視して駆けつけるものでしょう。それと同じなんですよ!」

「だが君は人間ではないはずだが?それとも僕の思い違いかな?」

「いいえ、私はナビですよ。ですが人間と同じように感情を持つ存在として作られたのです。それならば人間と同じように考えるのはもちろんでしょう?今こうしている間にも向こうでは友が消えそうになっているかもしれない。心配なんですよ。同僚として。」

 努めて冷静に話してはいるが、このナビの声からは焦りがにじみ出ている。真面目な性格なのだろう。感情に流されて行動するといったことはないようだ。


「君がここにいない間はどうするんだい?」

「トリプルネームは私一人ではありません。少しの間なら、なんの問題もないんですよ。だから心配はいりません。というか、話している時間の方が無駄でしょう?早く行きましょう。」

 ハンサムを説得するのは時間の無駄と感じたのか、先にゲートに向かってナビは歩き始めた。そしてハンサムの横を通り過ぎようとした、その時…………。


「…………だからダメだって言ってんだろうが。」

 ハンサムはいつ具現化したかわからない拳銃を手に持って、そのナビに突きつけた。

「…………何ですかこれは?いくら警察の方だからって、やっていいことと悪いことがあるのでは?」

「その言葉をそっくりそのまま返そう、今お前は何をしようとしているんだ?与えられた仕事か?いいや違うね。しなければならない仕事を投げ出して、別のことをしようとしている。これはやってはいけないことなんじゃないのかい?」

「話聞いてました?助けなければいけない友がいるんです。人間は頼りにならない。それにここでじっと待つなんてとても無理だ。だから行くんですよ!」


 かなり苛立ってきているのか、駅員ナビは段々と感情をあらわにしていく。だがハンサムは銃を下ろさない。

「聞いていたさ。聞いたうえで止めているんだよ。お前の気持ちはもちろんわかる。お前の主張ももっともだ。だが決定的に間違っていることがある。」

「…………なんです?」

「人間と同じように感情を持つ存在として作られた。確かにそうだ。だがな、それでも、俺たちは、人間じゃねえんだよ。お前さんが自分で言ったように、ナビなんだよ。しかもトリプルネームの。」


 ハンサムの目は段々と険しいものになっていく。相手をとがめるような、憐れむような、時々見せる目だ。もちろん私の嫌いな目だ。

「そしてなぜわざわざ人間に似せたのか?簡単、様々な事態に、臨機応変にその都度最善の策を考えるのに、決められたパターンしかこなせない従来のナビでは役不足だったからだ。だから俺達が作られた。」

「それは、確かにそうですが……。」

 ハンサムももう怒りを露わにしていた。抑える気もないようだ。


「だからよ、俺達は、責任を、使命を背負ってるんだよ。生まれた瞬間から。その使命が俺達の生きている意味だといっても過言じゃない。そうだろう?それなのにお前はその使命を簡単に捨てようとする。使命を果たすために与えられた感情を理由にしてな。」

「……………………。」

 

 正しい。ハンサムの言ってることは痛いぐらいに正しい。だから駅員ナビも反論はできない。

「お前は優秀だ。見ればわかる。使命を果たす力を十分に持っている。だからよ、だからこそよ、その能力を持ちながら責任を果たそうとしないお前に、俺は心底ムカついてるわけだよ。」

 ハンサムは銃を下ろす。そして駅員のナビに近づいていった。

「さっさと自分の寄るべきことをしに行け。いいな?」


 もう駅員ナビは何も言わなかった。そして今度はこちらにハンサムが近づいてくる。

「待たせたね。では行こうか?」

「口調変わってたわよ。本心が現れたということかしら?」

「男には、やらなきゃならない時がある、それだけだよ。」

 さっきのはやらなきゃならない時だったのだろうか。だがこの雰囲気の変わりよう、やはりイケメンというのは危険な生き物なのだろう。イケメン関係ないけれど。


 にしてもこの前の会話の時もそうだったが、この残念イケメンナビは、やたらと自分の使命とやらに敏感なようである。そりゃ目的を持って作られた私達からすれば大事なことには違いないけれど、彼の場合はもっと別の感情を感じる。普段の爽やかさが消し飛んでしまうほどの何かが。

 まあ人のことは、あんまり言えないんだけどね。

 そしてすべての準備が整ったので、ハンサムや警備ナビと一緒に、ゲートに侵入した。















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ