【一話】日常が終わった日
いつもどうりの朝、春休みが終わり二年生に進級した普段から使っている電車に乗って学校に行こうとしていた、
(電車そろそろかな)
その時、私の隣にいた、私と年齢があまり変わらなさそうな子が後ろから押されていた電車のほうに突き飛ばされ、た瞬間に、まるでスロウモーションのようになっていた。体感は一分ほどだったでも実際はほんの数秒、肉が砕けた様な音とともに電車や周りの人たちは女の子がだした血で赤くなっていた、、、私も例外ではない制服の所々が赤くなっていた、目の前で人が死んだことが周りの人、含め信じれなく無言になっていた、そんな状態を消したのが私より小さい男だった
「イエーイ!これで12回目ーー!」
男が言うのとほぼ同時にガラスが割れたような音が聞こえた、きょろきょろと周りを見渡そうとしたときに瞬きをした、すると目の前に合ったったはずの電車が消えていたそれだけでなく女の子が電車に轢かれて辺りに血が付いていたのに今は一滴も血なんて付着していなかった
(なんで?)
そんな疑問が当たり前のように頭から湧き出ていた、よく見ると私の制服についていたはずの返り血も消えていた。まさかと思い隣を向くとさっき電車で轢かれて死んだはずの女の子が何事もなかったかのようにいた
「う、うそ、、、なんで?」
「あの?どうかしたんですか?」
聞かれていた、いや、私が無意識のうちに喋ってしまったのだ
「い、いや、な、何でもないのでき、きにしないでください」
「もしかして私が死んだのしってるんですか?」
ばれていた、、、この子の目が怖い、、、人じゃないみたい私と年齢がほぼ変わらない子を化け物と思い本気で殺されると思った、ただ私の感情とは裏腹に隣の女の子が小さいため息をついた
「はぁ、図星っぽいですね、、、まぁ特に何もしないので安心してください聞きたいことはありますが、今日は用事があるので機会があればまた会いましょう」
淡々と話された、、、この子がため息をしてから怖い目にはならず、人間に戻ったように感じた。
「八神青蘭(やしんせいら)」
急に名前を言われポカンとしてしまった
「私の名前です。あなたは?」
私は我に返りとっさに
「わ、私は一ノ宮七星(いちのみやななせ)」
といったすると青蘭、という人が言ってきた
「そうですか、、、所で七星さんあなたは聖華来楽高校《せいからいらくこうこう》の生徒さんですよね?」
ばれていた今は登校中なのだばれるのは仕方がない、普段は私服もokなのだが、入学式や卒業式や進級初日などの大切な日は制服登校なのだしかし、大切な日ぐらいにしか着ることがないため制服だけで分かる人は少ない
「な、なんで分かったの?」
私が聞くと笑みを浮かべながら
「だって私達」
と言いながらジャンバーのジッパーを外すと見慣れた制服が現れた
「今日からそこの生徒ですから、よろしくお願いします先輩」
っと言った夢なら覚めてくれと思ったさっきの笑みが悪魔が笑ったように思えて体が震えた青蘭と話していると、さっきと同じ時間に電車がきた
「あ!電車来ましたよ」
青蘭が言った私はまだ動揺していたが、登校初日に遅刻はしたくないので素直に乗車した
「ほら、あなたも早く来なさいおいていきますよ楽魔」
「う~い」
後ろくらいから聞こえた声は青蘭を突き落とした奴だった
「な、な」
声が出なかった
「お!あんたが死に戻りに気づいた女か、よろしく~」
っと私にだけ聞こえるぐらい小さい声で言った
「俺の名前とかは電車に入ってからな」
そう言って三人並んで座った私が真ん中で、、、なんで?(泣き) 高校近くの最寄り駅につくまでに色々教えてもらったまず一つが青蘭を突き落としたこの男の名前が四座倉楽魔であること、死んでもお互い生き返ること、寿命が尽きれば輪廻転生するが、必ず日本で二人が会うことなどを教えてもらった、他の事も教えてほしかったけど電車が駅に着いたので別れることになった、一緒に行こう‼と楽魔に言われたが友達と一緒に登校する約束をしているので断った。二人と別れたあと私の数少ない友達の不知火水城と待ち合わせをした水城は私と比べ物にならないぐらい友達が多くみんなに愛されている過去には。
「モデルにならないか?」
と誘われる事があるぐらいかわいい
(水城まだ来ないのか、、、なんかあったのかな?)
不安になってLINEを開いて連絡を取ろうとしたが突然私の目が手で覆われた
「だーれだ?」
聞きなれた声が聞こえた
「遅刻だよ水城」
「えへへ、ごめんなさい寝坊しちゃった許してにゃん」
猫のポーズをした水城なんどこれで許してきたかだが、だが今日の私は違う何てったって今日は人が死んだところを見てしまって精神が少々廃れていたなので私の返事はこれだ‼
「いいよ」
いつも以上に癒されて負けました、、、
「やったー!ほらほら七星ちゃん遅刻する前に早く行こう‼」
水城に引っ張られながら、私の非日常の時間が始まろうとしていた。
この小説を読んでくれてありがとう‼初めて書いたので至らない点もあると思いますが温かい目で見てください、、、前書き書いたほうが良かったと思いますが書き直すの面倒なので